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お尻のザラザラ・ぶつぶつの原因と自宅でやりたいホームケア紹介

見ようとしないとなかなか見る事がないお尻ですが、お風呂で体を洗った時にお尻を触ってざらついていたりぶつぶつしてるとショックですよね。

今回はお尻がザラザラ・ブツブツしてしまう原因と簡単に出来る対策について調べていきたいと思います。

どうしてなるの?お尻のザラザラ・ぶつぶつの原因はここにあった!

お尻のぶつぶつは皮膚病!?その正体とは?

お尻のぶつぶつは皮膚病!?その正体とは?

ニキビ

毛穴の入り口が詰まる事によって、毛穴の中に皮脂が詰まった状態で、進行していくとアクネ菌(常在菌)が増殖し炎症を引き起こします。

お尻は他の部位よりも蒸れやすく細菌が繁殖しやすい状態が整っている為、毛穴が炎症を起こしている状態の赤ニキビ、毛穴に膿が溜まってしまった状態の黄ニキビが出来やすい傾向です。

また、蒸れやすい場所なので綺麗に治るまで時間がかかる事もあります。

主な治療法は塗り薬がですが、状態により飲み薬やピーリング治療なども行われます。

アテローム(粉瘤)

半球状に盛り上がったしこりで、発症した場所の皮膚内に袋があり、本来なら排出されるべき角質や皮脂の老廃物が溜まる事によってしこりになります。

初期は、盛り上がりも目立たないため気づきにくいですが、触るとコリコリした感触がします。

細菌が入りこみ感染が起こると、強い痛みと患部が熱を持ちはれ上がってしまいます。

患部が熱を持ち腫れてしまった場合は膿を出す治療などを行います。

根本的な完治治療は切開手術でしこりを取り除く事が必要となります。

しかし、紛瘤は悪性でなく良性のものなので必ずしも手術をしなければいけない訳ではありませんが、袋が残ったままでは何度も再発を繰り返す可能性もあるので専門医に相談する事が重要となります。

おでき

おできとは、毛穴の奥深くで毛包と毛包の周囲に細菌が感染する事で赤く腫れあがった状態です。

治療法は、感染の度合いで塗り薬や飲み薬となりますが、重くなった場合はアテロームと同様に切開し膿をだす必要もあります。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

毛孔性苔癬という皮膚病は、毛穴の内部に角質が詰まってしまい表皮にまで盛り上がる事でぶつぶつと見える角質異常の事です。

毛穴の位置に薄茶色のぶつぶつが現れるのが特徴です。

治療には塗り薬などを用います。

または、ピーリングなどを施しターンオーバー(古い角質が剥がれ新しい健康な肌に生まれ変わる表皮の新陳代謝の事)を高め、赤みを抑える治療を行います。

どうしてお尻はぶつぶつ&ザラザラしちゃうの?原因って何?

どうしてお尻はぶつぶつ&ザラザラしちゃうの?原因って何?

お尻がざらついたり、ぶつぶつしてしまう原因は主に2つあります。

1.摩擦刺激によるもの

サイズがあっていない下着や、ピッタリとしたボトムス・ストッキングによる摩擦刺激に加え、ボディーソープや石鹸などの流し残しなどもお尻の皮膚を刺激します。

また、お尻の皮膚は座る事で常に刺激を受け続けている為、長時間の運転やデスクワークなど日常的に座って作業したりする事が習慣になっている人は摩擦刺激を軽減する対策を考える事も必要かと思います。

この様な摩擦刺激が常に起こっていると、皮膚が刺激から肌を守ろうと防衛反応を起こし角質が厚くなります。

角質が厚くなってしまう事はつまり古い角質が溜まってしまう事となり、肌のターンオーバーの乱れが起こりそれによって毛穴がつまりやすい状態になったり、ニキビが発生しやすくなる事に繋がってしまいます。

2.蒸れによって細菌が増殖

お尻への摩擦刺激と同様に、下着やボトムス・ストッキングの着用によりお尻は非常に蒸れやすい環境にあります。

また、月経時はナプキン使用による蒸れだけでなく、経血は細菌の増殖を手助けする栄養となってしまいます。

その為、細菌が増殖を進める事でニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)やアテローム(紛瘤)の感染やおできを引き起こす原因となります。

綺麗なお尻をキープ!自分でも簡単に出来るぶつぶつ・ざらつきの対策法

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ぶつぶつが出来てしまっても触らない&掻かない

ぶつぶつが気になりついつい触ってしまいがちですが、手や爪などの細菌が付着して余計に悪化させてしまう事もあるので極力触らない様に心掛けましょう。

また、掻くことにより傷ができてしまうと色素沈着の要因となります。

特にお尻は色素沈着がのこりやすい方なので気を付ける必要があります。

蒸れや摩擦刺激を軽減しよう!

締め付けのきつい下着やボトムスを毎日着るのではく、ゆったりした服装に変えるだけでも締め付けによる摩擦刺激や蒸れを軽減する事が出来ます。

月経時も、ナプキンをこまめに変えたりウォシュレットの使用、市販のナプキンでなく布ナプキンやタンポンに変えるなど常に清潔を保ち、蒸れを少しでも抑えると良いと思います。

また、長時間座って作業する場合も摩擦刺激だけでなく血流も悪くなりターンオーバーを乱す事に繋がってしまうので意識的に体勢を変えたり、こまめに休憩を挟むなどの工夫が大切です。

クッションや座布団を使用して、お尻にかかる負担を分散させる事も摩擦刺激が薄れるのでおススメです。

その他、入浴時もごしごしと強く洗い過ぎないように気を付け、石鹸などが残らない様しっかりとすすぎまでしっかりと行います。

ボディーソープや石鹸も洗浄力が強すぎると肌が刺激を受けてしまうので、成分に注意し自分の肌に合ったものを使用しましょう。

乾燥はお肌の大敵!保湿をしっかりしよう!

肌は乾燥するとかゆくなりますが、掻いてしまえば掻き傷を作ったりかき壊して肌を傷つけ、細菌の感染を引きをこす要因となってしまします。

お尻への刺激を完全に防ぐ事は難しいので、保湿ケアをしっかりして肌のバリア機能を高め少しでもお尻への肌ストレスを減らしてあげる事が大切です。

体の内側からもお肌を労わろう!

糖分や油脂を摂り過ぎてしまうと、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりを引きおこしてしまいます。

食物繊維やビタミンが含まれる野菜やナッツ、魚や赤身のお肉に含まれる良質なたんぱく質は肌にも良いとされています。

食事は毎日の事なので、ジャンクフードや甘い物の摂り過ぎに気を付けバランスのいい食生活を習慣にしましょう。

普段は見えないからと油断は大敵!日頃のケアが美尻への一歩

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普段何気なく生活している中で、素肌のお尻を人に見られる事はほぼありませんが、温泉やプールの更衣室では意識せずとも視野に入ってしまう事もあるのではないでしょうか?

そんな時に「もっときちんとケアしておけば!」と後悔しない為にも目に見えにくいお尻も日々のケアを忘れずに行い、美しいお尻を保ちましょう。