スマホやタブレットがあればどこでも気軽に読むことのできる電子書籍。
気になってはいても、「どこで買えば良いのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
電子書籍の利用方法やメリット、おすすめの電子書籍ストアについてまとめたので、検討中の方は参考にしてみて下さい。
利用者は増加する一方の“電子書籍”
電子書籍は、パソコンやスマホ、タブレットの画面で読むことが可能な書籍です。
電子書籍を読むには専用の『電子書籍リーダー』が必要と考えている人もいますが、既に所持しているPCやスマホ、タブレットからでも閲覧は可能です。
手軽に購入・閲覧できることから、性別年齢問わずに利用者は増え続けています。
電子書籍はどうやって購入するの?
電子書籍は、ネットの書店的存在の『ストア』で購入できます。
ストアのHPにアクセスして、購入した本の閲覧をすることも可能ですが、ほとんどのストアはアプリを提供しているため、ストアのアプリをインストールしておけばいつでも手軽に電子書籍を開くことが可能です。
ストアを運営している会社は様々で、利用するストアによっては本や漫画が通常より安く購入できたり、ポイントが貰えるなどの特典がつきます。
また、中には、そのストアでしか読めない限定のコミックを配信をしている所もあります。
電子書籍を購入した際の決済方法は?
ストアから電子書籍を購入したら、主にクレジットカードやキャリア決済によって代金を支払います。
キャリア決済なら携帯の利用料金に合算して決済が行えるので、クレジットカードを持っていない人でも問題ありません。
また、WebMoney(ウェブマネー)や楽天ペイ、PayPal、BitCashなど、電子マネーでの決済方法もある他、ストアで購入したポイントを使って書籍を購入する場合もあります。
利用できる決済方法は電子書籍ストアによって異なるので、スムーズに決済できるか不安な方は登録前に決済方法について確認しておくと安心です。
電子書籍を使うメリット4つ!
電子書籍の人気が高まるのには理由があります。
紙の本の方が慣れ親しんでいる人は多いですが、電子書籍だからこそのメリットも多く存在します。
1:本の保管場所に困らない
紙の本を購入した場合は必ず置き場所が必要になります。
本を頻繁に購入する方の中には、本棚やデスク周りなどが本で溢れ返っている人も多いのではないでしょうか。
中には本の置き場所に困り、渋々本を古本屋に売る人もいます。
紙の本はどうしてもかさばるので保管するスペースを作る必要がありますが、電子書籍なら全てデータとして端末に保存されているので、置き場所に困ることがありません。
量が増えたからといって、本を処分する必要もないので好きなだけ本を購入することができます。
2:購入した本をまとめて持ち歩ける
空いている時間で本を読み進めたいと思っても、紙の本だと荷物になるので精々1~2冊程度を持ち運ぶのが限界です。
しかし、電子書籍なら購入した本は全て端末の中に入っているので、本棚を丸ごと持ち歩いているのと同じ状態になります。
電子書籍をダウンロードしたスマホやタブレットさえあれば、気分に合わせて好きな本を選んで読めるので、読書もはかどります。
ビジネス書や仕事に必要な実用書なども、端末1つで全てチェックできるので、電子書籍はビジネスの効率化にも一役買っています。
3:本屋に足を運ぶ必要がない
新刊や漫画の続巻を購入する際、「読みたいけど本屋に行くのは面倒」と感じたことがある人は少なくないと思います。
紙の本の場合、書店まで直接行ってお目当ての物を購入するか、ネットで注文する必要がありますが、電子書籍は読みたいと思ったその時に、すぐに購入することが可能です。
商品が置いていなかったり、売り切れということもなく、人気な作品からマニアックな物まで簡単に入手することができます。
また、電子書籍には試し読みが可能な作品が豊富にあるので、自分が気に入りそうな本を見つけやすいのもポイントです。
気に入ったらその場ですぐ購入して読み始めることができるので、本や漫画に触れる機会も多くなります。
4:紙の本より安く購入できる
書店に並んでいる本は、『再販価格維持制度』に守られているのでどこの本屋を利用しても同じ値段でしか購入することはできません。
一方で、電子書籍はそのような制度に縛られないうえに印刷代も浮くので、通常より安く購入できることが多いです。
また、電子書籍のサイトによっては50%オフのキャンペーンが開催されたり、ポイントの還元、割引クーポンの配布などがあるので、お得に本を入手することができます。
中には無料で読める作品を提供している所もあるので、料金をかけずに本や漫画を手に入れることも可能です。
割引キャンペーンなどは頻繁に開催されているので、紙の本よりも電子書籍の方がお得に本を楽しめることは間違いないです。
電子書籍にデメリットはある?
本の貸し借りができない
電子書籍は実物があるわけでは無いので、自分の購入した本を他人に貸すことができません。
紙の本なら気軽に自分の気に入った本を貸すことができますが、電子書籍の場合は端末で読むので勧めたい作品だけを貸すことはできません。
現在の電子書籍には、データを貸し借りできる機能は無いので電子書籍で購入した作品は貸し借りができないということを踏まえて購入しましょう。
また、当然ながら読み終わったからと言って古本屋に売ることもできません。
この2点は、実物のない電子書籍ならではのデメリットと言えるでしょう。
電池や容量に配慮する必要がある
電子書籍を読むには端末が必要になり、その端末の電池が切れた場合は当然書籍を読むことはできません。
紙の本なら何度も好きな時に読み返すことができますが、電子書籍は端末のバッテリーに配慮して読む必要があるので、旅先や移動中に電子書籍を楽しむ際には注意が必要です。
また、端末に書籍をダウンロードすることでネットワークが繋がっていない所でも閲覧が可能になりますが、大量の書籍をダウンロードすると端末内の容量を大きく消費する可能性もあります。
読み終えた本は端末からは削除し、クラウドで保管をするなどの工夫をすると良いでしょう。
電子書籍だと目が疲れやすいというのは本当?
電子書籍を利用するにあたって、目の疲れを気にする方も多いかと思います。
読書をする方法として、電子書籍が合うかどうかは個人差がありますが、電子書籍を利用する人の多くは、それほど目や視力への負担を感じてはいないようです。
漫画や小説を読むにはスマホの画面は小さすぎると感じる方は、電子書籍用に少し画面の大きいタブレットを購入するのもおすすめです。
また、ブルーライトが気になる方は、ブルーライトカットの眼鏡を着用して電子書籍を楽しむのも良いでしょう。
長時間目を使うと疲れるのは、電子書籍でだけでなく紙の本でも言えることなので、休憩を挟みながら読み進めることで、目への負担を軽減するようにこころがけましょう。
電子書籍の購入におすすめのストア4選!
DMM.com電子書籍
DMM.comでは、文芸やラノベ、ビジネス・実用書に加えて様々なコミックを読むことが可能です。
試し読みも豊富な他、無料で入手できる作品も多いので、気になる作品を実際に読んで続きを購入するか検討できます。
また、男性向け・女性向け問わずに成人向け作品の品揃えは国内最大級と言われています。
DMMでしか読めない、独占配信コミックが多いのも特徴です。
レビューを1つ投稿するごとに10pt(10円相当)が貰えるキャンペーンが毎月開催され、最大500ptが無料で貰えるのもDMMならではの魅力です。
初回購入の方に限り、全ての電子書籍が50%OFFで購入できるキャンペーンも開催されているので、お得に書籍を楽しむことができます。
eBookJapan
eBookJapanはコミックの品揃えが豊富なストアで、漫画だけでも60万冊以上のラインナップを誇ります。
キャンペーンも様々な種類の物が用意され、「最大ポイント50倍」や「1巻無料&50%OFF」「購入価格の50%相当戻って来る」など、常に何かしらのお得なキャンペーンが開催されているのが特徴です。
無料で読めるコミックも常に2,000冊以上取り揃えられているので、課金をしなくても十分楽しむことができるでしょう。
また、くじを引いた人の中から抽選で対象の電子コミック全巻がプレゼントされる「全巻マンガくじ」が誰でも毎日1回引けるなど、嬉しい特典も盛りだくさんです。
ひかりTVブック
ひかりTVブックはNTTぷららが運営する電子書籍サイトで、約21万冊の書籍を楽しむことができます。
ひかりTVブックで書籍を購入した場合は1%分のポイントが貯まる仕組みになっており、1pt=1円として書籍の購入やひかりTVのオプションビデオ購入・電話サービスの料金などに利用できます。
また、毎月自動的に書籍の購入に必要なポイントが付与される『月額ポイントプラン』も提供中です。
550円~5,500円までのコースが用意されており、最大で通常ポイントに1,200円分のボーナスポイントが加算されます。
現在は、初めての利用者限定で何冊買ってもコミックが半額になる50%OFFクーポンを配布中なので要チェックです。
ブックパス
ブックパスは60万冊以上の書籍が読めるau公式の電子書籍ストアで、auユーザーの方はもちろん、それ以外の方でも利用することができます。
一般的な電子書籍のサイトでは、1冊ずつ書籍を購入するのが通常ですが、ブックパスでは月額562円を払うことで対象の書籍が読み放題になります。
300誌以上と幅広い雑誌が読み放題に含まれており、最新号も読むことができるので、特に雑誌を頻繁に購入する人には非常におすすめです。
一部の書籍は読み放題プランには含まれていませんが、月額料金だけで3,000冊以上の本を楽しむことができる他、初回30日間は無料で利用することが可能となっています。
読み放題対象外の作品も、無料で購入できるものや半額キャンペーンなども開催されているので通常よりお得に購入できるでしょう。
電子書籍のストア選びに迷ったらココをチェック!
1.電子書籍がお得に購入できるか
大手の電子書籍サイトでは「初めての利用で全品50%OFF」や、「ポイント20倍」「対象タイトル12冊無料」など、通常よりかなりお得に電子書籍を楽しめる特典がたくさん提供されています。
書籍を購入する際に利用できる割引クーポンを定期的に配布している所もあれば、常に数千冊の書籍を無料で提供している所もあるので、ほとんどお金をかけずに毎日漫画や本を楽しむことも可能です。
利用するストア選びに迷ったら、魅力的なキャンペーンや購入特典はないか、サイトに目を通してみることをオススメします。
2.ラインナップの充実度
電子書籍のストアは色々とありますが、どこも同じ商品を取り扱っているわけではありません。
基本的に有名な出版社から販売されている書籍や、話題作は取り揃えられていることが多いものの、得意としている商品はストアによって異なるのが通常です。
コミックの配信に力を入れている所もあれば、雑誌を中心に提供している所もあるので、自分の読みたい書籍を提供しているかチェックしてみましょう。
また、コミックや小説と一言でいっても、少女、少年、レディース、BL、成人向けなど様々なジャンルに分かれるので、ストアに登録する前にどんな作品が読めるのか確認しておくと安心です。
3.運営している企業が安定しているかどうか
電子書籍の利用者の増加に伴って、今は多くの企業が電子書籍の配信サービスを提供しています。
しかし、電子書籍を配信している運営会社の経営が上手くいかなくなった場合、サービスが終了して購入した書籍を読めなくなる恐れがあるため、ストアを運営している企業を把握することは重要です。
業績などが安定していない企業が提供するサービスを使うと、購入した書籍が全て無駄になってしまうこともあり得るので注意しましょう。
万が一のことが起きた場合も考えて、運営が安定している大手が提供するサービスを利用するのがオススメです。
どのストアが良いのか分からないという方は、上記の「電子書籍の購入におすすめのストア4選!」では、DMMやYahoo!、NTTぷらら、auなど、大企業が提供しているストアが紹介されているので参考にしてください。
4.購入した書籍が何のデバイスで読めるのか
近年では、電子書籍は手持ちのスマホやPCから閲覧できるサイトの方が多くなっているため、閲覧専用の端末・電子書籍リーダーがなくても問題なく書籍を読むことができます。
また、アプリをダウンロードして読むのかブラウザで読むのかも、ストアによって異なります。
電車やバスなどの移動時間はスマホを使い、帰宅したらPCやタブレットで閲覧したい、という方も多いかと思うので、書籍の閲覧に利用する媒体が切り替えられるのかも事前に確認しておくと良いでしょう。
5.自分に合ったプランを提供しているか
漫画や小説、雑誌を読む際にも、「一度だけ読めれば満足なので読み返さない」という人もいれば「気に入った作品も何度でも読みたい」という人もいるでしょう。
ストアによって電子書籍の提供方法は様々で、1冊ずつ利用者が読みたい商品を選んで購入するタイプや、月額料金を払って対象の書籍が読み放題になるプランなどもあります。
また、購入するのではなく料金を払ってレンタルするサービスを提供している所もあるため、自分が楽しみやすいスタイルのプランを提供しているストアを選ぶと良いでしょう。
電子書籍を使いこなしてお得に本やマンガを楽しもう♪
書店で漫画や小説、雑誌などを購入する場合、定価より安値で購入することはできませんが、電子書籍なら様々な書籍を割引価格で購入することが可能です。
通常よりお得に読むことができるので、気になる作品に手を出しやすい他、無料で配信されている作品の量もかなり多いので、空いた時間の暇つぶしにピッタリです。
「初回30日間月額無料」や「初めての利用で全品50%OFF」といったように、初めて利用する方を優遇する特典を提供しているストアも多いため、電子書籍が気になっているけどまだ使ったことがないという方は、この機会に是非利用してみてください。