美味しさ長続き!お米の正しい保存方法&保存期間を伝授!

美味しさ長続き!お米の正しい保存方法&保存期間を伝授!

みなさんは、元気の源である「お米」をどのように保存していますか。

米びつに入れて少しずつ使ったり、備蓄用に買ってきた袋のまま置きっぱなしにしたりする人が多いのではないでしょうか。

実は、それらの保存方法では、お米の美味しさがどんどん失われてしまうのです。

では、どうすればお米の美味しさを保つことができるのでしょうか。

まずは、お米を間違った方法で保存し続けると、どんなデメリットがあるのかについて確認していきましょう。



そもそもお米の保管方法を間違えるとどうなる?

お米をどのような場所で保管しているかにもよりますが、消費の目安を超えた長期間で保存し続けたり、高温・多湿な場所に置いておくと、お米に以下の様なことが発生する可能性が高くなります。

  • お米自体にツヤや粘りがなくなる
  • 味が落ちる
  • カビが発生したり、変色が起こる
  • お米にヒビ割れが起こる
  • ご飯がべとつくようになる
  • 虫が発生する

このような状態になってしまっては、せっかく買ったお米を美味しく食べることはできません。

しかし、あることに気を付ければ、お米の美味しさを失わずに保管することは可能です。

次は、「お米を美味しく保つ正しい保存方法」の3つのポイントについて紹介します。

ポイントその1:一定の低温を保とう!

ポイントその1:一定の低温を保とう!

お米を美味しく保存するための理想の気温は10~15度と言われています。

温まりやすい電子レンジやトースター付近はもちろん、ましてや直射日光が当たる場所に置くのは厳禁です。

レンジ台に組み込まれたタイプの米びつが、家具としてよく売られていますが、これも電子レンジからの熱の影響を受けやすく、保管場所としては適していません。

では、一定温度を一年中保てる理想の保管場所はどこかというと、それは「冷蔵庫の野菜室」です。

野菜室の温度は約6度で、理想の温度よりは低いですが、低温で一定の温度で保たれているためお米の酸化速度が弱まり、常温保存するよりも2倍も美味しさが持続します。

ポイントその2:湿度は大敵!

ポイントその2:湿度は大敵!

乾燥しているお米にとって、湿度は大敵です。

特に、シンクの下などの水回りに近い収納空間は、湿気が溜まりやすいので避けましょう。

また、先ほど理想の保存場所として野菜室を挙げましたが、野菜室の中にある「冷気吹き出し口」付近に置いてはいけません。

お米が湿気を吸ってしまい、カビが発生する原因になるからです。

買ってきたお米は、冷気吹き出し口から離して野菜室に入れるようにしましょう。

ポイントその3:酸化を防ごう!

ポイントその3:酸化を防ごう!

お米は、空気に触れることで乾燥し、酸化が進んで味が落ちていきます

お米の酸化を防ぐためには、できる限り空気に触れる面積を減らした状態で保管するのがポイントです。

そのため、一般的な米びつやタッパーは、上部がたくさん空気に触れてしまうのでオススメできません。

そこで、保存容器として最もオススメしたいのは「ジッパー」のような密閉できる袋です。

ジッパーにお米を移し替え、空気を抜くようにしながらぴっちりと閉めれば、お米がほとんど空気に触れないため、長期間品質を保つことができます。

また、ジッパーには様々なサイズがあるので、各家庭の事情合わせて一度に炊く量ごとに入れて保存することもでき、一石二鳥です。

他にも、ペットボトルへ開封後のお米を入れて、冷蔵庫で保管するのも有効です。

濡れた状態でお米を入れると、カビが発生する原因になってしまうため、容器はしっかり乾燥させてから使用するようにしてください。

なお、「買ってきた袋のまま開封しなければ大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、市販の米袋には輸送中の破裂防止のために見えない小さな穴がたくさん開いているため、お米の品質は維持できません。

さらに、その穴から周囲の臭いがお米に移ってしまう可能性があります。

特に、芳香剤、洗剤、防虫剤、殺虫剤のように、臭いが強い物をお米の近くに置いておくと、お米が臭いを吸収してしまいます。

お米に移った臭いが健康に影響することはほとんどありませんが、一度移ると除去することができないうえに、美味しさも落ちてしまうので、注意するようにしましょう。

お米の美味しさはいつまで続く?お米の正しい保存期間とは?

お米を30kgの大袋で購入した場合、子どもがまだ小さい4人家族なら消費するのに2ヶ月以上、夫婦2人であれば3か月近くかかります。

お米の品質は2ヶ月も持ちませんし、30kgものお米を野菜室で保管するのも不可能です。

それでは最後に、お米の正しい保存期間と、お米の天敵「コクゾウムシ」について確認しましょう。

お米の保存期間は季節によって変わる!?

お米の保存期間は季節によって変わる!?

お米は、およそ1ヶ月半以内に消費した方が良いと言われています。

しかし、季節によって気温や湿度は変わるため、時期によって食べきる期間の目安は異なります。

例えば、春先は少しずつ暖かい日も増えてくるので、1ヶ月程度で食べきるようにするのがベストです。

梅雨の時期はじめじめしとして湿度が高く、夏場は室温がかなり高温になるので、2~3週間以内に食べきる方が良いでしょう。

また、秋は新米の季節ですし、冬になると室内の温度もそこまで高くならないので、1ヶ月~2ヶ月以内を目安に食べきれば大丈夫です。

お米を最後まで美味しく食べきるためには、季節に応じて購入するお米の量を調節することがポイントとなります。。

保存方法・期間を間違えると現れる!お米の天敵とは!?

保存方法・期間を間違えると現れる!お米の天敵とは!?

保存していたお米の中に、小さな虫が動いているのを見たことがあるでしょうか。

お米の保存方法や期間を間違えると、お米の天敵「コクゾウムシ」が現れます。

コクゾウムシは、お米ににつく代表的な虫です。

一度出会ったら最後、放置していると日ごとに増殖し、除去することが困難になっていきます。

お米に虫がつくのは農薬の少ない美味しいお米の証拠であり、虫自体は無害なのですが、虫の湧いたお米を口にするのはどうしても抵抗があるものです。

このコクゾウムシは、高温多湿が大好物で、湿度が高く、気温が18度をこえるあたりから孵化し始めます。

逆に、気温を15度以下にすれば休眠状態に入り、ほとんど活動することはありません。

よって、お米を正しい保存方法で保存し低温を保つことは、防虫対策にも有効なのです。

お米につく虫は、自宅の中に侵入した虫が卵を産み、孵化することもありますが、中には出荷前の貯蔵の時点で卵がついてしまうこともあります。

「自宅は清潔だから大丈夫!」「今まで虫が出たことはないし…」と思っていても、思わぬところから虫の被害を受ける可能性もありますので、買ったお米は正しく保管しておきましょう。

※買ったお米に万が一卵がついてしまっていても、水に浮く性質があるため、お米を洗っている途中で洗い流されますので、安心して食べられます。