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木のまな板愛用者が続出中!おすすめ木材やお手入れ方法は?

料理をする時に必ず必要になるまな板。

一括りに「まな板」と言っても、プラスチック、木製、ゴム製など様々な素材があり、それぞれに良さがあると思います。

その中でも、昔ながらの木製のまな板は、木の種類などによって特色も変わってきます。

今回は、昔ながらの「木製まな板」の良さ、おすすめの木材やお手入れ方法について調べていきたいと思います。

長く使うならやっぱり木製まな板!その良さとは?

長く使うならやっぱり木製まな板!その良さとは?

まな板は料理をするうえで欠かせないアイテムで、色々な材質のものが販売されていますが、木製のまな板はやはり人気が高めです。

木製のまな板のいい所と言えば、他の素材のまな板と比べると適度な柔らかさがある為、包丁が当たった時のまな板の減りが少なく、使用時に滑りにくいので安定感がある所です。

また、木製まな板は包丁での傷もつきにくく、適度な柔らかさのおかげで包丁も刃こぼれしにくいので、包丁も長持ちさせる事が出来ます。

その他にも、食材を調理する前にまな板を水で濡らす事でまな板の表面に膜を作る事により、食材の匂い移りや色移りを防ぐという嬉しい効果もあるのです。

木製のまな板が長持ちする理由は?

プラスチックなどが使われているまな板は、木製のものに比べて傷みやすい他、表面に傷が付いてしまっても、メンテナンスのしようがありません。

しかし、木製のまな板は黒ずみができても削ることが可能な他、オリーブオイルを塗って乾燥を防ぐなど、自身でケアをすることが可能です。

商品や材質にもよりますが、プラスチックのまな板の平均寿命が2年ほどのところ、木製のまな板なら6年ほど使用することができます。

また、使い方やお手入れ次第ではさらに寿命を延ばすことも可能なのです。

木製のまな板のお手入れは大変!?上手なお手入れ方法と注意点は?

木製のまな板のお手入れは大変!?上手なお手入れ方法と注意点は?

お手入れの基本はたわしで水洗いと乾燥が大事!

使用後のまな板を水で濡らしたら、木目に沿ってたわしでしっかりと丁寧に洗います。
この時の注意点として、最初からお湯で流すとタンパク質成分が固まってしまい、汚れが落ちにくくなってしまうので必ず水を使用してこすり洗いをするようにしましょう。

洗った後は手で触り、汚れや洗剤、臭い残りがないかをきちんと確認します。
この時、油分などが残っている場合は、少量の洗剤をたわしにつけてゴシゴシと洗います。
また、においの強い食材や肉や魚介類を切った場合は、洗剤で洗った後、お酢をたっぷり塗ってしばらく放置しておくのがオススメです。

洗剤が残らない様にお湯を使い、しっかり洗い流していきます。
梅雨の時期や肉や魚介類などを切った後は、仕上げに熱湯を回しかけておくと除菌になり、清潔さを保つことができます。

流し終えたら、しっかりと布巾で水気を拭き、立てた状態で乾かします。
この時、直射日光を当ててしまうと、まな板が割れたり、反ってしまう原因になるので、必ず風通しのいい日陰で乾かす事が大事です。

木製のまな板で気を付けなければいけない事は?

自然素材である木のまな板では、薬品に対する耐性がないので漂白剤を使用してしまうと、黒ずみや変色を起こしてしまう可能性があるので使用は厳禁です。

食器用中性洗剤や重曹の使用なら問題ありませんが、重曹の場合は変色することもあるので、長時間の使用は控えて素早く水で洗い流すようにしましょう。

また、木製のまな板は急激な温度変化と乾燥に弱い為、食器乾燥機にかけたり、直射日光を浴びると割れや反りに繋がるため、乾燥させる場所や方法、保管の場所には十分気を付けてください。

木の種類によって木製のまな板の特徴に違いはあるの?

自然素材である木のまな板では、薬品に対する耐性がないので漂白剤を使用してしまうと、黒ずみや変色を起こしてしまう可能性があるので使用は厳禁です。

また、木製のまな板は急激な温度変化と乾燥に弱い為、食器乾燥機にかけたり、直射日光を浴びると割れや反りに繋がるので、乾燥させる場所や方法、保管の場所には十分気を付けましょう。

木製のまな板の様々な木の特徴に違いはあるの?

木製のまな板の様々な木の特徴に違いはあるの?

ヒノキ(檜・桧)

比較的に値段も安く、初めて木製のまな板を試すにはおすすめの種類で、包丁当りもよく、抗菌効果を持つヒノキチオールという成分を含んでいることから、防虫効果や抗菌効果も期待できるのがポイントです。

また、消臭効果も持っているため、臭いが付きやすい食材を調理する際にも便利でしょう。

ただし、国産の檜にはあまりヒノキチオールが含まれていないため、より高い効果を望むなら、他の種類の木製まな板もチェックしておきましょう。

さらに、産地により価格が変わり、ブランドのヒノキを使用したまな板は高価なものとなっているのでその点も注意です。

ひば(青森ヒバ)

伐採可能な青森ヒバ材は、国有林管理下の樹齢200年以上と希少な木材の為、値段がお高くなってしまうものの、包丁当りがよく、黒ずみにくいという特徴を持っています。

また、ヒノキチオール成分を多く含み抗菌効果が優れていて、香りがよいのも魅力でしょう。

このヒノキチオールのおかげで、軽く洗って室内で乾燥させるだけで済むので、お手入れが簡単なまな板を希望する人にはピッタリです。

耐水性や消臭性能もあるので、手軽に綺麗に保管できるまな板として愛用している人もいます。

いちょう(銀杏)

いちょうのまな板は、柔らかく弾力性に富み、他の素材と一緒で包丁当りもよいです。

また、油分が多く含まれているので、撥水性が良いのもメリットの1つで、愛用している料理人も少なくありません。

しかし、ヒノキやヒバのように、抗菌成分は含まれていないため、使用後は綺麗に洗い、しっかりと乾燥させないとカビが発生してしまいます。

また、銀杏の油分がまな板の表面に浮いてきてしまうこともあり、綺麗な状態を保つにはお手入れが必要なのが難点でしょう。

価格も少し高めなので、しっかりとお手入れする自信がある人の購入がオススメです。

桐は、木製まな板の中でも群を抜いて軽く、切り終えた食材を鍋などに移す時には非常に便利です。

また、包丁当りが優しいため、刃が欠けにくい他、まな板に付いた傷が目立ちにくいというメリットもあります。

比較的お手頃の価格で手に入れる事が可能なので、気になる方は1つ購入してみても良いでしょう。

ただし、軽くて使いやすい反面、軽すぎて木製のまな板の中では安定感に欠けるというデメリットもあるので気を付けてください。

カヤ(榧)

カヤは将棋や囲碁の盤にも使われる高級な木材のため、あまり出回っていないものの、プロの料理人からは好まれています。

堅すぎず柔らかすぎずな弾力性が特徴で、包丁・まな板共に傷みにくく、耐久性に優れているのが特徴です。

残念ながら抗菌作用などはないものの、水はけが良く乾きやすいので優秀な木材と言えます。

また、傷んでしまった場所を削れば何年も使い続けることができるのもカヤならではの魅力と言えるでしょう。

ただし、市場に出回っている数も少なく高級なので、気軽に手が出せるまな板とは言いにくいです。

オリーブ

オリーブの一番の特徴は、木目のマーブル模様が美しく、テーブルの雰囲気を華やかにしてくれる所です。

ただし、性能が他のまな板に比べて優れているわけではなく、食材を切るのに使うには硬すぎる他、まな板も欠けやすく耐久性も低めとなっています。

調理に使うよりは、ハムやチーズなどを並べたり、ちょっとした食べ物をテーブルのうえで切り分ける際に使用するのがオススメです。

利便性重視で使いたい人には不便ですが、テーブルを飾るアクセントや、軽くまな板として使う程度なら問題ないでしょう。

加工方法によってまな板の耐久性が違う!?

加工方法によってまな板の耐久性が違う!?

一枚板と合板は何が違うの?

一枚板と合板のまな板では耐久性が異なり、一枚板はその名の通り一枚の木材で作られているため、水分の吸収や乾燥がスムーズに行えるのが特徴です。

その一方で、合板は複数の木材をつなぎ合わせた物のため、使用しているうちに割れてしまう場合があります。

合板の方が一枚板よりも安価に購入できますが、耐久性が高いとは言えません。

長期間同じまな板を使い続けたいなら合板よりも一枚板の購入をオススメします。

柾目と板目の違いは?

丸太の年輪を上から見て、垂直にカットしたものを柾目、水平にカットしたものを板目と言います。

柾目の方が板目よりも反りにくく、木目が綺麗な平行線になっているため、見た目は美しいですが、硬度があるため刃あたりが強めなのが特徴です。

一方で板目なら刃あたりは優しいものの、反ってしまう可能性が高いのが不便な点でしょう。

柾目の方が板目よりもお値段は高めなので、コストを抑えたいなら板目の購入がオススメです。

毎日使うものだから長く使える様に丁寧なお手入れを!

毎日使うものだから長く使える様に丁寧なお手入れを!

きちんと手入れをしてあげれば、長く使用する事の出来る木製まな板。

同じ木製のまな板でも、木の素材が違うだけで特性も変わっていきます。

また、今は可愛いデザインの物や自立式のスタンドタイプなど、様々な木製まな板が販売されています。

毎日の様に使うまな板だからこそ、自分で使いやすいと思えるものを長く愛用しましょう。