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新生児の外出はいつからOK?成長段階でみる外出レベルと注意点

産院から自宅に戻るとき、もしくは検診などでやむを得ず出かける時など、ふにゃふにゃな新生児を抱えての移動って何かと不安ですよね。

特に、初めてママパパになったばかりならなおさら。

横抱きするのも、抱っこ紐を使うのも初めてで、長時間のお出かけなんて無理!と思う人も多いと思います。

赤ちゃんも産まれてすぐのお出かけはやはり負担が大きいもの。

一般的にも、外出するならまずは1ヶ月検診を終えてからが基本です。

赤ちゃんと外出って不安だらけ…

赤ちゃんと外出って不安だらけ…

新生児の時期とは

そもそも、新生児とはいつまでを指すか知っていますか?

赤ちゃんが生まれてから4週間、つまり0ヶ月のうちの赤ちゃんのことを「新生児」と呼びます。

新生児の頃は、とにかく外の世界で生きていくために必死に成長している時期です。

なぜなら、赤ちゃんはお腹の中でへその緒につながって生きていたのに、急に外に出てからは肺呼吸をすることになり、さらには自分でおっぱいやミルクを飲まなくてはいけないからです。

新米ママも初めてのことだらけですが、赤ちゃんも同じく初めてのことだらけで不安に違いありません。

まずは外の世界に慣れる時期、それが新生児の時期でもあります。

新生児のうちはあまり出かけない方がいい?

そんな0ヶ月のうちの赤ちゃんは、よほどの理由がない限りは出かけない方がいいでしょう。

目の機能もまだ未熟で、明るい太陽の光にも慣れていないですし、体温調整が大人ほどできないのが赤ちゃんです。

夏や冬などの時期は特に要注意。

また、免疫機能が未熟な赤ちゃんは、外のホコリやウィルスなどにもできれば触れさせたくないですよね。

一般的に、赤ちゃんが産まれてから4週間後くらいに、「1ヶ月検診」という病院で行われる検診がありますが、その検診に行く時が初めてのお出かけという場合も多いと思います。

1ヶ月検診では、赤ちゃんの体重や身長などをチェックしたり、お母さんの母体の検診も一緒に行う場合も多いです。

その検診で「そろそろ外気浴から始めてみてくださいね」と言われてやっと、10分程度のお散歩からスタートできるようになります。

よほどの理由がなければ、できるだけお家の中で過ごすようにしてあげるといいでしょう。

検診の場合はどうしたら?

ただし、赤ちゃんの体重の増え方があまり多くなかった場合や、産院の方針によっては、退院してから1週間後に検診があることも。

そんな時には、どうしても赤ちゃんを連れて出かける必要があります。

そんなときには、できるだけ外にいる時間を短くし、そして何よりお母さんの負担にならないように出かけましょう。

例えば、家までタクシーを呼ぶなどの方法があります。

自家用車であれば、どんなに小さな赤ちゃんであってもチャイルドシートに乗せなくてはいけませんが、タクシーであれば抱っこしたままでも乗ることが可能です。

もちろん、タクシー会社によってはチャイルドシートを有料で設置して迎車してくれる場合もありますので、事前に問い合わせするといいでしょう。

タクシーであれば、ドアツードアで病院に行くことができるので、あまり天候に関係なく移動することが可能です。

また、ちょっとした検診であっても、赤ちゃんとのお出かけは荷物が多くなりがちです。

荷物を持って、赤ちゃんも抱っこして・・・という状況でのお出かけはとっても大変ですから、できるだけ負担のかからない方法で向かえるように、可能なら家族の協力などを仰ぐといいでしょう。

新生児の外出はこの時期から!

新生児の外出はこの時期から!

まずは外気浴からスタート

1ヶ月検診で外気浴OKと言われたら、まずはベランダや玄関外に赤ちゃんと出ることからスタートです。

いきなり遠出ができるわけではありません。

まだ外の世界に慣れていない赤ちゃんなので、少しずつ外の空気に慣れさせてあげる必要があります。

まだまだ昼と夜の区別もついていない赤ちゃんですが、太陽の光や自然の風は赤ちゃんの五感を刺激して、発達の手助けとなること間違いなしです。

少しずつ外の空気に慣れたら、10分程度の家の周りの散歩をしてみたり、近くの公園へと足を伸ばしたりしていくといいでしょう。

何より、お母さんの気分転換にもなりますので、少しのお散歩を毎日の日課にするのもいいかもしれないですね。

ただ、天気が悪い時などには無理はせず、気候の良い時期、時間帯を選んで外気浴をするようにしてください。

首がすわったらお出かけもOK?

個人差はありますが、3ヶ月~4ヶ月くらいになると、少しずつ首がすわってきます。

そうすると、抱っこ紐をして出かけることや、ベビーカーに乗せてのお出かけもしやすくなります。

物によっては新生児の時から使える抱っこ紐やベビーカーもありますが、新生児用のパッドが別途必要だったりしがちです。

ただ、首がすわってくると、そういった補助のパッドなどがなくても使えるものも多いですし、何より抱っこしやすいのでお出かけもかなりしやすくなります。

予防接種で出かける機会も多くなる時期ですので、いつもの公園から少し遠出して、スーパーへのお買い物に一緒に行くなどもしやすくなる頃でもあります。

免疫はまだお母さんの免疫をもらっている時期ですが、それでも病気になったら大変です。

あまり人混みの中には行かないようにして、出掛けても30分から1時間程度にしておきましょう。

腰が据わる7カ月前後になれば、外出もかなりラク!

6ヶ月頃を過ぎると母親からの免疫が切れる頃なので、病気しがちになりますが、7ヶ月頃には腰もかなりすわってきます。

そうすると、片手で抱っこするのも楽になりますし、ベビーカーも完全に寝た状態から少し起こした姿勢で座らせることが可能です。

周りの環境にも興味を持ち出す頃なので、お出かけは赤ちゃんにとっても楽しいものになりだします。

ベビーカーや抱っこ紐から除くかわいいお顔が、キョロキョロと首を右へ左へとふる姿はとてもかわいいものです。

この時期になれば、ちょっと電車に乗ったり、ピクニックに出かけたりするのもOKです。

ただ、インフルエンザの時期や風邪が流行している時などには、あまり人混みや公共機関を使わないようにする方がいいかもしれません。

それでも、少し遠くまで出かけられるようになるので、色々と楽しみも増えてきます。

出かける場合の準備は万端に!新生児のお出かけの注意点

出かける場合の準備は万端に!新生児のお出かけの注意点

出かける時に持っていくといいのはこれ

まず、必要なものは「オムツ替えセット」「授乳セット」「お着替え」「その他」です。

オムツ替えセットの準備

オムツは出かける時間にもよりますが、少し多めに持っていると安心です。

おしりふきは、新品だと重いので、普段使っていてあと少しになったタイミングで、お出かけ用に残しておくと重いおしりふきを持ち歩かなくて済むのでおすすめです。

授乳セットの準備

授乳セットは、お湯、哺乳瓶、ミルクなどが必要です。

行く場所によってはお湯などは用意されていることもありますが、水筒に入れて持っているとどこでも作れるので安心ですよ。

お着替えの準備

お着替えは、小さい月齢であればミルクの吐き戻しなども起こりやすい時期ですし、少し大きくなってもオムツ漏れや汗などの心配があります。

少しの外出や近所のお散歩程度なら不要ですが、数時間以上外出する場合は、一着持っていく方がいいでしょう。

その他の準備

新生児にも使える除菌シートや、ぐずったり泣いた時用にお気に入りのおもちゃもあると便利です。

最近では、ベビーカーに取り付けられるおもちゃも多いので、用意しておくといいかもしれません。

また、離乳食を始めた赤ちゃんなら、ベビー用のお菓子も持っていると便利です。

出先ではすぐにどうしても授乳できないこともあります。

そんな時にお菓子をあげると、ご機嫌になることも。

あとは、母子手帳や保険証なども持ち歩くようにしてくださいね。

新生児と出かける際に気をつけることは?

もし電車などの公共機関を使う場合は、混み合う時間帯をできるだけ避けましょう。

赤ちゃんを連れての移動なので、突然泣いてしまったり、途中でオムツが濡れてしまったり、ということも考えられます。

時間の余裕を持っての行動が何より大切です。

また、夏の暑い時間帯はできるだけ避けたり、夕方の寒い時間帯を避けたりと、できるだけ気候のいい時期と時間帯を選びましょう。

体温調整がまだまだ未熟な赤ちゃんなので、脱水症状などになりやすいです。

お出かけが慣れてきた場合でも、できるだけ短い時間で済むように計画を立ててあげてください。

そして、家に戻ったらゆっくり休ませてあげましょう。

外出先だとお昼寝もなかなかできないことも多いですから、とにかく、赤ちゃんの体調第一に考えて行動してくだい。

赤ちゃんとのお出かけは、注意と工夫で楽しく過ごそう

赤ちゃんとのお出かけは、注意と工夫で楽しく過ごそう

これからハイハイや歩くようになれば、もっとお出かけは楽しくなっていきます。

新生児のうちは、まずは外に慣れるところからスタートです。

また、最初の数ヶ月はお母さんの体力もまだまだ戻っていない時期。

あまり無理せず、赤ちゃんとのお出かけを楽しんでくださいね。