赤ちゃんグッズはついつい、あれもこれもと出産準備の段階で買ってしまいがちですよね。
ただ、実際にどんなものが産まれてから必要なのかをきちんと把握しておかないと、いざという時に無くて困ってしまう、ということもありえます。
新生児を抱えてのお買い物は難しいですし、「インターネットで慌てて購入して、後から後悔!」なんてことになったら嫌ですよね。
そこで、シーン別に最低限必要なグッズから、あると便利なものまでリストでまとめてみました。
シーン別に見る必要なものリスト
赤ちゃんが産まれて一週間もすれば、病院から自宅へと戻ることになります。
そうすると、何もかも用意されていた病院とは違って、全て自分で用意しなくてはいけません。
だからといって、なんでもかんでも買うというわけにはいかないですよね。
まずは、これだけはないと困る!という必要最低限のものをリストアップしてみましょう。
肌着・ウェア
- 短肌着(3~5枚)
- コンビ肌着(3~5枚)
- カバーオール(3~5枚)
産まれる時期によって枚数が少し前後しますが、肌着は必須です。
例えば、夏はコンビ肌着1枚でOKですが、冬は肌着にさらに1枚着せてあげる必要があります。
特に短肌着は、カバーオールの下に着せるのに便利です。
コンビ肌着は、足までスナップで留められるので、一枚で着せるのに便利です。
新生児はオムツ替えが頻繁なので、脱ぎ着しやすいというのも重要なポイントかもしれません。
吐き戻しも多い時期ですので、最低3枚はあると安心です。
また、赤ちゃんの洋服は大人のものとは別に洗濯する方がいいので、もし毎日洗濯せず2日に1度などの予定の場合は、枚数も少し多めに買っておくと便利かもしれませんね。
おむつ替えグッズ
- 新生児サイズのオムツ(1パック)
- おしりふき(1個)
オムツは大量に必要!と思いがちですが、実は最初から大量に買い込むのはNGです。
なぜなら、産まれてきた時の体重などによってサイズも異なりますし、メーカーによってかぶれやすい、かぶれにくいなどの違いがあることも。
産院でサンプルをもらうことも多いので、気に入ったものが見つかったらインターネットで多めに注文するという方法をおすすめします。
おしりふきも同じ理由で、肌に合わないメーカーのものもあるかもしれないので、様子を見ながら赤ちゃんに合ったおしりふきを買うようにしてあげてください。
授乳グッズ
- 哺乳瓶(1個)
- 哺乳瓶用乳首(1個)
- 消毒セット
絶対に必要なのは哺乳瓶と乳首の2つですが、消毒セットもあると安心です。
漬け置きタイプや、レンジで消毒できるタイプもあるので、ライフスタイルに合わせて買うといいでしょう。
哺乳瓶に関しては、母乳で育てるつもりだから、と思っていても、最初はなかなか母乳が出ないことも多いので、ミルクを足す必要があるかもしれません。
また、自分が授乳できなかったときに、ミルクをあげてもらう時にも必要なので、1セットは必ず用意した方がいいでしょう。
粉ミルクは、実は産院で使っていた残りを缶ごと持ち帰れたり、サンプルでもらえたりするので、慌てて買っておく必要はありません。
むしろ、赤ちゃんが味の好みで飲まないメーカーのものがあったりするので、産院で飲んでいたのと同じメーカーのものを、飲んでくれることを確認してから家族に買っておいてもらうようにしても、十分間に合いますよ。
ねんねグッズ
- 赤ちゃん用布団(1セット)
ねんねグッズは、ライフスタイルによって大きく異なるかもしれませんが、ベッドにする場合でも、床でお布団を敷いて寝る場合でも、赤ちゃん用のお布団セットは必要になります。
大人用と同じではなく、必ずベビー用として販売されているものを買うことをおすすめします。
なぜなら、窒息したりしないようにマットレスが固くなっていたりと、きちんと事故防止の対策が行われているからです。
寝返りやうまく首を動かせない新生児ですから、必ず赤ちゃん用を使ってあげてください。
最近では、安く一式セットで売っていることも多いので、妊娠中に実際に触ってみながら買うのもいいですね。
お風呂グッズ
- ベビーバス(1個)
- ベビーソープ(1個)
- ガーゼ(10枚入り)
- 赤ちゃん用綿棒(1個)
- 爪切り(1個)
- タオル(大小各2枚)
新生児であっても、毎日沐浴が必要です。
1ヶ月検診を超えれば、一緒に大人とお風呂に入ることもできますが、それまではベビーバスでの沐浴が基本です。
空気で膨らますタイプや、しっかりと形があるものまで色々とありますが、沐浴で使わなくなっても活用することは可能です。
例えば、洗い場で待機してもらうために、お湯を入れていない空のベビーバスに寝かせて待たせる時に便利だったりします。
また、赤ちゃんを洗うのは専用のベビーソープにする方が安心です。
目に染みにくいタイプなどになっていますし、全身に使えるので便利でしょう。
タオルも、赤ちゃん用に用意してあげる方がいいでしょう。洗濯の観点から、2枚あると良いと思います。
また、綿棒や爪切りは、赤ちゃんのケアをする時に必須ですから、出産前の段階で揃えておいても良いですね。
特に、新生児といえども爪はあっという間に伸びてきますし、立派な鼻くそも鼻の中にあったりします。
そして、新生児はまだへその緒が取れきれていない時期なので、消毒する際にも綿棒は必要です。
お出かけグッズ
- ベビーカー
- 抱っこ紐
- チャイルドシート
上記のものは、ライフスタイルに合わせて1つあればまずは十分です。
新生児のうちに外出する機会はほとんどないので、なくてもOKですが、実物をしっかりと見て買いたいものでもあると思いますから、出産前に下見をしておくことは必須です。
幼い赤ちゃんを連れてお店に行くのはとても大変なので、妊娠中に見ておいて、産まれてから家族に買ってきてもらう、というのが一番いい方法です。
例えば、産院から帰る時に車で帰る場合などは、チャイルドシートは必須ですが、タクシーであれば特に何も必要がないので、わざわざ新生児から使えるタイプを買う必要も無いかもしれません。
どのお出かけグッズでも、乳児期だけでなく大きくなっても使えるタイプが便利でしょう。
割と高い買い物なので、今後の使い方なども含めて買うタイミングは決めた方が良いと思います。
必須じゃないけれど、あったら便利なグッズは?
肌着関係
- おくるみ
- スタイ
- ミトン
おくるみは、なかなか寝てくれない赤ちゃんがすっと寝てくれる魔法のグッズです。
くるまれている感覚が安心するのか、ぐずっていた赤ちゃんがあっという間に寝てくることもあるので、用意しておくと便利です。
また、退院するときにタクシーなどで帰る場合に、あるととても安心です。
首がすわっていない赤ちゃんでも抱っこしやすいので、新米パパやおじいちゃんおばあちゃんが抱っこするときにも安心なので、便利ですよ。
スタイは吐き戻しでお洋服が濡れがちな子に、ミトンはお顔を引っかきやすい子におすすめです。
授乳関係
- 授乳クッション
- 哺乳瓶洗浄ブラシ
- 搾乳機
まだまだ授乳の仕方も慣れていない新米ママには、授乳クッションがおすすめです。
母乳の場合はもちろん、ミルクをあげる時にも使えて便利です。
最近では、妊娠中の抱きまくらが授乳クッションになるグッズもあるので、そういったものを活用するといいかもしれないですね。
また、毎日使う哺乳瓶を洗うグッズもあると重宝します。
哺乳瓶用のブラシを買うと、乳首部分の細いくびれにもきちんとスポンジが行き届くので、衛生的でとても安心です。
搾乳機は母乳メインのママにはあると便利なグッズの1つで、もちろんなくても良いのですが、例えば体調不良のときや、子供を預ける時などに役立ちます。
母乳は搾乳した後に冷凍して保存することもできるので、夜間授乳が体調的に難しい場合などでも、家族に母乳をあげてもらえるという便利さもあります。
お風呂・ケア関係
- 保湿剤
赤ちゃんの肌は「モチモチの潤い肌」と思いがちですが、実は、意外と乾燥しやすい敏感肌です。
大人よりも皮膚が薄いくデリケートなお肌には、入浴後に保湿剤を塗ってあげると良いでしょう。
ただし、使う前に腕などでパッチテストをし、アレルギーなどが起こらない事を確認してから使ってあげると安心です。
最初から大容量サイズを用意するのではなく、小さなものを買っておき、パッチテストをしたり使用感を確かめてから、製品を本決めしましょう。
後から買い足しでも全然OK!必要なものから準備を
ここまで、シーン別に必要なものを見てきましたが、インターネットが普及している昨今、後からの買い足しも視野に入れておくといいでしょう。
全部用意しておくという安心感もあると思いますが、いざ赤ちゃんと生活してみたら「こんなはずじゃなかった!」と思うこともたくさんあります。
特に、赤ちゃんの肌着や洋服はかわいいものが多いので、ついつい買いすぎてしまう傾向にあるかもしれませんが、新生児時期の成長はあっという間です。
サイズはもちろん産まれてくる赤ちゃん次第ですし、敏感肌の赤ちゃんであればオーガニックコットンの肌着にしてあげた方がいい場合もあります。
着せやすい、おむつ替えしやすい、というものも実際にやってみて初めてわかる感覚ですから、まずは最低限用意して、後から気に入ったものを買い足す方が経済的かもしれないですね。
時間のあるうちに、必要なものをじっくりと選んでおいて、産まれてからは自分と赤ちゃんに合った、便利なグッズを少しずつ買い足していきましょう。
便利で可愛いグッズを売っているお店は、「【子育て準備】ベビー用品で必要なものは?可愛いグッズはどこで買える?」でも紹介していますので、併せてご覧ください。
ぜひ、楽しい赤ちゃんとの生活を送ってくださいね!