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もしもの時の地震対策!自宅でやっておきたい準備まとめ

地震大国日本に暮らす私たち。

「災害時に備えて対策をしておかないと…」と頭の隅ではわかっていても、震度3程度の揺れにはすっかり慣れてしまって危機感が薄れていたり、対策を実施するには少々時間も手間もかかるので、つい日常生活に追われてなかなか自宅で十分な準備ができていなかったりする人も多いのではないでしょうか。

しかし、自分や家族、大切なひとたちの命を守るために、いつか来るもしもの時にも慌てずに行動できるよう、日頃からできる限り備えておく必要があります。

まずは自宅を安全な空間に!

まずは自宅を安全な空間に!

地震発生時でも安心できる家具の配置を考える

ベッドの近くや子ども部屋、避難経路となる出入口や廊下には、もしも家具が倒れても道を塞ぐことのないようになるべく大きな家具を置くことは避けましょう

背の低い家具でも、机の引き出しが飛び出してつまずいてケガをしたり、避難時の妨げになったりする可能性もあるので、設置する方向にも気を付けるとよいでしょう。

家具を固定する

地震発生時に家具や家電製品を固定しておくための対策器具を使用して、転倒・落下・移動防止に努めましょう。

対策器具には壁と家具を固定するL字型金具、天井に固定するポール式器具、床側から固定するストッパー式器具や、棚の中の食器類等が飛び散らないよう防止する留め金等々、様々なものがあります。

インターネット通販やホームセンターなどで簡単に購入できますし、賃貸物件に使える器具もたくさんありますので、家の中にある危ない物は日ごろから安全を確保してください。

安全スペースを確保しておく

周囲に大きな家具や危険となりうるものがないスペースを自宅内に定めておく様にし、緊急地震速報を受けたときにはそこで姿勢を低くして身の安全を図ってください。

できれば非常時用の備蓄品などもその場所に置いておき、スムーズに非難ができるようにしておくとよいでしょう。

非常時に備えてストックを!

非常時に備えてストックを!

水の使用量は一人あたり一日最低3リットル

大規模な地震発生時にはお店が機能しなくなり、食料や生活必需品が簡単に手に入らない可能性が十分にあります。

そんな事態に備えて、水は普段から自宅に備蓄しておくと安心です。

水については、生活用水と飲料水合わせて、一日に必要な水の量は一人あたり最低3リットルといわれていますので、4人家族が三日間過ごすのには「3リットル×4人×3日=36リットル」必要ということになります。

しかし、家族が多ければ多いほど、水の保管はかさばるので、全てをペットボトルの水で確保しておくのは大変です。

そんな時は、飲料水用の量だけはペットボトルで準備しておき、生活用水に使う分は湯船にストックしておく方法もあります。

毎日お風呂に入った後に湯船を洗い、水を溜めておくだけです。

次にお風呂に入る時に溜めておいた水を沸かしたり、洗濯に利用することで、無駄なく使えます。

通常の家庭サイズであれば、約180~200リットルは確保できますので、備蓄としても十分な準備量です。

ローリングストックとは?

普段食べているものを多めに買い置きし、期限が切れる前に食べてまた新たに補充するサイクルのことを「ローリングストック」と言います。

テレビなどでも取り上げられている備蓄方法で、食べ慣れた食品を非常食にすることで災害時の精神安定を図ることが出来ます。

水だけでなく自分や家族の好物(日持ちするもの)、缶ジュースなども用意しておきローリングストックを心掛けましょう。

非常持ち出し袋

食べ物や飲み物の備蓄品の他に、懐中電灯や救急用品、貴重品をあらかじめまとめておいた袋を用意しておきましょう。

カセットコンロや携帯用のトイレなども必要となる場合があるので、準備しておくとより安心です。

生活用の最低限の防災用品だけでなく、歯ブラシ、デオドラントシート、生理用品、ウェットティッシュ、サランラップなど、より快適に過ごすためのグッズが入っていると万が一の際に役立ちます。

※非常持ち出し袋の準備については、「非常用持ち出し袋にはコレが必要!絶対に用意したい中身リスト【決定版】」で詳しく解説しています。

二次災害に注意!

電気のブレーカーを落とす。ガスの元栓を必ず閉める

地震発生時に気を付けなければいけないのは揺れだけではありません。

二次災害として発生した火災によって命を落としてしまう危険性が十分にあります。

東日本大震災では、原因が判明した火災のうちの50%以上が電気関係からの出火でした。

夜中に地震が発生して万が一停電してしまった場合、真っ暗な中でも動けるように家のブレーカーの場所、ガスの元栓の位置は必ず確認しておきましょう。

地震を感知すると自動でブレーカーの落ちる「感震ブレーカー」もあります。

自宅のブレーカーがどの様な形態なのか、今一度確認しておくことも大切です。

おもいやり、たすけあいの気持ち

おもいやり、たすけあいの気持ち

地域防災力を高めておきましょう

非常時にはいつ自分が助ける側、または助けられる側になるかわかりません。

お互いにスムーズにたすけあえるよう、日ごろから地域の方たちとふれあい、円滑なコミュニケーションを図りましょう

地域や自治体で行われている防災訓練等にも積極的に参加するとよいでしょう。

地震はいつも突然!大切な人を守る心が大切

地震はいつも突然!大切な人を守る心が大切

いつ何時起こるかわからない大地震。

実際に起きてしまったとき、後悔することのないように自宅でできることの準備・対策をしておきましょう。

それによって自分と大切なひとたちの命を守ることができると思えば、今すぐにとりかかっても早すぎるということはありません。

あなたが今居る場所で、「いま地震が発生したら」「あれが倒れたら危ないかもしれない」と周囲を見渡して少し想像してみるだけでも、自宅でできる地震対策の第一歩になりますよ。