粉ミルクの水はこだわるべき？水道水とミネラルウォーターは何が違う？

赤ちゃんに飲ませるミルクを作る時、普通の水道水とミネラルウォーターではどちらを使った方が良いのでしょうか。

水道水とミネラルウォーターの違いを知らない人も多いかと思うので、まずはそれぞれの違いをチェックしてみましょう。

そもそも水道水とミネラルウォーターの違いは？

日本の水道水は安全性が高く、日常的に飲むことができるので、普段はミネラルウォーターではなく水道水を飲んでいる人も少なくないと思います。

水道水もミネラルウォーターも、見た目は全く同じですが、一体何が違うのでしょうか。

水に含まれている成分は同じ

水道水には、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が含まれていますが、ミネラルウォーターにも同様の成分が含まれています。

成分は同じですが、商品によっては水道水よりもミネラルウォーターの方が含まれているカルシウムの量が多い場合があります。

水は、カルシウムやマグネシウムの量によって水の硬さが異なり、硬度が1～100mg/Lのミネラル成分が少ない物を『軟水』、100mg/L以上の硬度を持つミネラル成分が多い水を『硬水』と言います。

軟水は口当たりが柔らかくて飲みやすいのに対して、硬水はのどごしが硬いので、しっかりとした飲みごたえがあります。

日本人は軟水に慣れているため、硬水を飲みにくく感じたり、人によってはお腹を下してしまうこともあります。

硬水と軟水では含まれるミネラル成分量の差はハッキリとしていますが、軟水のミネラルウォーターと水道水ではそこまで大きな成分量の差はないと言っていいでしょう。

水の味が違う

水道水は、塩素で消毒されているのでカルキ臭や独特な味がする、といった特徴があります。

安全に水道水を飲む為に消毒は必要なことですが、薬品による殺菌消毒によって匂いや味が本来の水とは異なる物になってしまうことが多いです。

一方でミネラルウォーターには消毒の為の塩素などが含まれていないので、味についてはミネラルウォーターの方が美味しいと感じる人も多いです。

中でも、匂いや味に敏感でカルキ臭が気になる方は、水道水ではなくミネラルウォーターを愛用している傾向にあります。

しかし、氷やペットに与える水など、水を長時間そのままにしておく場合にはカルキが含まれている水道水の方が良いと言われています。

そのため、日頃の料理や離乳食・粉ミルクにはミネラルウォーター、ペットの水や氷を作る時には水道水を使う、といったように水を使い分けている人もいます。

粉ミルクに使って良い水はどんなもの？

水と一言に言っても、水道水、ミネラルウォーター、浄水器を使った水など様々です。

赤ちゃんのミルクを作るのに、安心して利用できる水にはどんなものがあるのでしょうか。

こんな水には注意が必要！

浄水器を使用した水

浄水器は、水道水に含んでいる塩素などを取り除き、純粋な水に近い状態にしてくれます。

そのため、粉ミルクを使う時に利用しても問題はありませんが、塩素が除かれた水は雑菌が繁殖しやすくなるので汲み置きをしたり、汲み置きの水でミルクを作るのは適していません。

赤ちゃんの口に入れる物に使う時は、浄水器を通した水でも一度沸騰させて、煮沸消毒してから使うようにしましょう。

スーパー等の無料水

スーパー等に設置されている専用の容器で持ち帰れる水は、水道水をろ過した物、アルカリイオン水等、どのような水なのかが明確に分かっていれば使用しても良いでしょう。

更に重要なのが軟水か硬水かで、軟水ならミルクに使っても問題はありませんが、硬水の場合は、ミルクや離乳食への利用は避けるようにして下さい。

水の内容について明記されていない物は、万が一のことがあるといけないので赤ちゃんに利用するのは控えることをおすすめします。

硬水

日本人は水道水の水が軟水ということもあり、硬水を飲む機会がそれ程ありません。

市販のミネラルウォーターも日本の物はほとんど軟水ですが、海外のミネラルウォーターは硬水の方が多く、日本人でも硬水を好んで飲む人はいます。

しかし、赤ちゃんの食事に使う時は、硬水は避けた方が良いでしょう。

軟水のミネラルウォーターや水道水と比べて、軟水はミネラルの量が多く、粉ミルクを作る際に用いると、体ができあがっていな赤ちゃんにとってはミネラルの過剰摂取となってしまいます。

大人でも硬水が合わないとお腹を壊す人もおり、赤ちゃんも同様にお腹が緩くなったり、具合が悪くなる可能性が高いです。

そのため、ミネラルウォーターを使う場合は硬水ではなく軟水を選ぶようにして下さい。

粉ミルクに使う水は“軟水”

赤ちゃんは内臓機能がまだ未熟なので、水に含まれるミネラル成分を排泄するのが難しく、ミネラルの量が多いと内臓に負担がかかってしまうので注意が必要です。

そのため、赤ちゃんのミルクに利用するのは軟水が適しています。

水道水にもミネラルウォーターにもミネラル成分は含まれますが、硬水でなければ問題ないので安心して利用してください。

特に日本の軟水のミネラルウォーターは、あまりミネラル濃度が高くないうえにカルキ臭がしないので、赤ちゃんのミルクに使うのに適していると言えます。

海外のミネラルウォーターは硬水の物がほとんどのため、粉ミルクに利用には向いていないので、日本の物を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんのミルクに安心して使えるミネラルウォーター3つ！

赤ちゃんのミルクや離乳食を作る際には、軟水のミネラルウォーターがおすすめですが、一々スーパーで購入するには手間がかかります。

そんな時におすすめなのが、ミネラルウォーターサーバーです。

サーバーをレンタルして、自宅に設置するだけで好きな時にミネラルウォーターを使えるので非常に便利です。

お水は宅配で届くので、重い思いをして自分で運ぶ必要もありません。

ミネラルウォーターなら赤ちゃんからお年寄りまで安全に飲むことができる他、ペットボトルで箱買いをするよりコストを安く抑えられることもあり、現在ミネラルウォーターサーバーの需要は高まっています。

サーバーや水の種類が豊富な“プレミアムウォーター”

プレミアムウォーターは、自分のライフスタイルに合わせてサーバーとお水の種類を選ぶことが可能です。

サーバーは、定番モデルをスリムにした『スリムサーバーIII』、インテリアとしても楽しめるamadanaとのコラボサーバーである『amadanaウォーターサーバー』、『amadanaスタンダードサーバー』、スタイリッシュなデザインが魅了的な『cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー』の4種からデザインを選ぶことができます。

どのサーバーにもチャイルドロックが搭載されているので、小さな子どもがいる家庭でも安心して設置しておけます。

また、サーバーだけでなく、自分好みのお水を選べるのもプレミアムウォーターならではのサービスです。

4大ミネラルが理想的なバランスで含まれている富士山が生み出した高品質天然水の『富士吉田』や、美味しさの成分である溶存酸素が豊富に含まれ“水の里”として知られる『南阿蘇』の天然水の2種類が用意されています。

どの種類の水でも、地表の大気に触れない安全な地下水脈から元水を汲み上げ、丁寧に除菌された後、無菌のクリーンルームにてペットボトルにボトリングされているので、赤ちゃんや子どもに飲ませる場合も安心です。

Webからの新規のお申し込みで、もれなく全員にQUOカード2,000円分がプレゼントされるので、この機会にチェックしてみましょう。

利用料金

安全性に絶対的な信頼のある“クリクラ”

クリクラは、国際的な食品安全の認証規格である『FSSC22000』を取得している安心安全のウォーターサーバーで、7年連続お客様満足度No.1を獲得しています。

国の基準で認められた安全な水を、更に浄化システムでろ過するうえに、毎月放射能検査を実施しています。

製造ラインも、空ボトルの洗浄・殺菌・臭気除去から水の密封まで、人の手を加えずに行っているので、衛生的に保たれています。

徹底した安全性が追求されているので、日常的な料理にはもちろん、赤ちゃんのミルクや離乳食に使うのも適しています。

また、『あんしんサポートパック』によって、ウォーターサーバーの定期メンテナンスや故障時の対応をして貰えるので安心して使うことができます。

クリクラを初めて利用する方は、通常2,500円のところ、初回限定でクリクラボトル2本（24L）が無料で貰えます。

サーバーレンタル料・宅配料もかからないので、1ヶ月目は完全無料でウォーターサーバーを利用することができる他、今なら必ず5,000円分のAmazonギフト券がもらえるのでかなりお得と言えるでしょう。

現在他のウォーターサーバーを利用している方も、乗り換えの特典としてクリクラボトル2本とVISAギフトカード5,000円がもらえるキャンペーンが開催されているので要チェックです。

利用料金

水の美味しさの評価も高い“うるのん”

うるのんは、「富士の天然水さらり」を用いた天然水サーバーで、業界最高水準での品質管理を行っています。

使用する水は富士山のふもとの地下水を原水とし、再新設備を整えた工場で1つずつ人の目を通して丁寧にパッケージングされています。

第三者機関にて放射性物質検査も定期的に行われているので、子どもからお年寄りまで安心して口にすることができます。

うるのんはモンドセレクションで金賞を受賞した他、iTQi国際優秀味覚コンテスト優秀味覚賞（3ツ星）も受賞しています。

ウォーターサーバーは3つのカラーから好きな物を選べる他、安全性に配慮したチャイルドロック機能がついています。

更にうるのんでは、ウォーターボトルに付いてくるボトルキャップシールを集めることで賞品を貰えたり、WAONカードにポイントが貯まるなどの特典があります。

また、24時間365日無料の健康医療相談サービスも利用できるので、非常に便利です。

今なら新規の方限定で、3,796円分の12Lボトルが初回に2本無料で貰えるサービスも実施中なので大変お得に利用できます。

また、他社からの乗り換えで違約金が発生する方には最大1万6,500円のキャッシュバック、違約金がかからない場合でも無料ボトル2本のプレゼントをしているので、乗り換えを検討中の方はこの機会にチェックしてみましょう。

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知っておくと便利！水道水とミネラルウォーターの使い分け

水道水の利用がオススメの場面

ミネラルウォーターはたしかに味や匂いなどの面では水道水よりも優れていますが、水道水にもちゃんとした使用ポイントがあります。

中には、ミネラルウォーターよりもむしろ水道水の利用の方が適した場面もあるので、把握しておきましょう。

氷を作る時

ミネラルウォーターで氷を作った方が美味しい水が作れるように思えますが、実は氷にミネラルウォーターを使うのはNGです。

ミネラルウォーターには、水道水に入っているカルキが含まれていないため、味は良いものの腐りやすくなるので注意しましょう。

ミネラルウォーターで作った氷自体は凍っているので菌の繁殖が防げますが、製氷機や給水タンクに菌が発生しやすくなるので、氷を作る際は水道水を利用するのが懸命です。

もしミネラルウォーターで氷を作っているなら、カビ菌が繁殖している可能性があるので、製氷機を一度掃除してから水道水で氷を作り直すことをオススメします。

ペットの飲み水を作る時

大切なペットには美味しいお水を飲んでほしいという想いから、自宅ではミネラルウォーターを与えている方もいるでしょう。

また、水道水が安全なものか分からず、ミネラルウォーターを飲ませている方もいるかと思います。

結論からいうと、ペットに水道水を飲ませても問題はなく、むしろミネラルウォーターを与えると含まれているカルシウムやミネラルが健康を害してしまう恐れがあるので注意が必要です。

もしペットにミネラルウォーターを与えるなら、ミネラル分の少ない軟水を選ぶようにしましょう。

また、長時間放置した場合、ミネラルウォーターは水道水よりも菌が繁殖しやすいため、小まめに取り換えるなどの配慮が必要になります。

うがいをする時

風邪の予防などに効果的なうがいですが、うがいをする際にわざわざミネラルウォーターを使う必要はありません。

うがいによって風邪が予防できるのは、ウイルスにかかりやすくするプロアテーゼを水によって洗い流すことができるのに加えて、水道水に含まれる塩素の効果ではないかと研究されています。

また、うがい薬として馴染み深い「ポピドンヨード（茶色い液体）」でうがいをするよりも、水道水でうがいをした方が風邪を防ぐ効果があるとも言われているのです。

そのため、普段からうがいをする時にはポピドンヨードやミネラルウォーターをわざわざ使わなくても、水道水で十分と言えるでしょう。

ミネラルウォーターの利用がオススメの場面

ミネラルウォーターなんてわざわざ購入しなくても、水道水で十分！と考える方もいるかと思いますが、普段使っている水道水をミネラルウォーターに変えるだけで良い効果が生まれる場合もあります。

ミネラルウォーターやサーバーの購入に迷っている方は、今一度ミネラルウォーターの用途を確認してみましょう。

料理を作る時

水道水を使って調理をしても問題はありませんが、やはり味にこだわりたいと言う人はミネラルウォーターを使って普段から調理をしている人が多いです。

ミネラルウォーターには軟水と硬水がありますが、お水の種類によってお料理の完成形も異なるため、使い分けをしてみるのもアリでしょう。

硬水はお米を焚く時に適しており、ふっくらと仕上がりやすい他、野菜を煮る時に使えば水が浸透しやすいため柔らかく煮ることができるのです。

他にも、出汁をとる際に使うことで、素材の繊細な旨みを引き出すことができるなどの強みもあります。

また、硬水はチャーハンやパエリアといったパラパラしたお米が持ち味のメニューを作る際や、アルデンテのパスタを作る際の利用にオススメです。

飲み物を作る時

コーヒーは水の影響が味に出やすいため、美味しさにこだわるなら水道水よりも軟水のミネラルウォーターを使うのがオススメです。

軟水のミネラルウォーターを使うことで、苦みや渋みのないまろやかさが生まれ、口当たりの良いコーヒーになるのです。

また、前述した通り赤ちゃんのミルクを作る際もミネラルウォーターはオススメです。

ただし、硬水だと赤ちゃんの内臓に負担をかけてしまう他、煮沸してもミネラル分は残るので、赤ちゃんのミルクに使うのは必ず軟水ということを覚えておきましょう。

洗顔に使う

ミネラルウォーターというと、料理や飲み物に使って口にするイメージが強いかと思います。

しかし、美容意識の高い人はミネラルウォーターを洗顔に使用することも多いのです。

日本の水道水にはカルキが含まれていますが、お肌が弱い人の場合、カルキによってお肌のバリアが破壊され、肌荒れやかさつきを起こす可能性があるため、注意が必要なのです。

ミネラルウォーターを汲んで、全ての洗顔をミネラルウォーターでするのも良いですが、普通に洗顔は水道水で行い、仕上げにミネラルウォーターを使用するだけでも十分効果が得られるでしょう。

肌に付着したカルキを洗い落せればいいので、ミネラルウォーターをコットンに含ませて拭いたり、霧吹きでかけるのもオススメです。

災害時の備蓄品として保管

近年地震や台風などの災害が増えていますが、災害時に食料や水はなくてはならないアイテムです。

特に水は飲料水としても必要なうえに、体を拭いたり、汚れた物を洗ったりと様々な面で必要になります。

万が一の時に備えて、ある程度の量のお水を自宅に備蓄しておくことが非常に重要なのです。

ペットボトルの水を買って保管しておくのもアリですが、普段から使用しながら備蓄もしておきたいという方は、ウォーターサーバーが心強い味方になってくれるでしょう。

赤ちゃんのミルクに軟水のミネラルウォーターはぴったり

硬水を赤ちゃんのミルクに使うのはNGですが、軟水のミネラルウォーターはミネラル濃度も低く、赤ちゃんのミルク作りに適しています。

ミネラルウォーターは離乳食を作る際にも使えるので、赤ちゃんのいる家庭なら常備されているのが望ましいですが、わざわざ買い足しにいくのは大変でしょう。

もし、ミネラルウォーターの調達法を検討中なら、ウォーターサーバーを置いていつでも自由にお水が使えるようにしておくのも有効です。

ミネラルウォーターは赤ちゃんが口にするものを作る時以外にも、普段の料理や災害時の備蓄水としても役に立つため、設置しておいても損はないでしょう。

近頃のサービスでは、以前よりも安価な値段でサーバーやお水を利用できるようになっているので、この機会にチェックしておくのがオススメです。