ネイルは女性にとって気軽に楽しめるお洒落の1つです。
しかし、ネイルを繰り返している中で「爪が傷んできているかも」と不安に思った事はありませんか?
今回は、ネイルで爪が傷む原因と美爪を保つためのネイルケアの注意点など調べていきます。
ネイルで爪は痛むのか?その主な原因とは
爪が痛む原因はここにあった!
「ネイルをする=爪が傷む」と思う方も多いですが、実はそうとは限りません。
ネイルをしていて爪が傷んでしまう原因は、ネイルのオフによるものです。
ハードジェルネイルの場合は剥がした後にやすりで削りますが、技術力の高いネイルサロンでオフをしないと、ジェルと自爪の境界がわからずに削りすぎてしまい爪を傷めてしまうケースが多くあります。
ソフトジェルネイルの場合は「アセトン」という薬品を使用してオフしますが、強い薬品のため爪を傷めてしまう原因になります。
また、除光液の成分の中にもアセトンが入っている場合がありますので、自分でマニキュアをオフする際にも注意が必要となります。
こんな症状は要注意!ネイルにまつわる爪のトラブル
1.グリーンネイル
爪の表面が緑色に変色してしまい緑膿菌が発生してしまう状態の事をグリーンネイルと言います。
緑色に変色するのでカビと間違えられる事が多いですが、これはカビではなく細菌(バクテリア)が原因です。
全身に感染症を引き起こすという病気ではありませんが、湿潤した環境において細菌は増殖していくので少しでもジェルネイルが浮いてきたと思ったら、グリーンネイルを予防する為にも早めにネイルのメンテナンスをするように心がける事が大事です。
万が一グリーンネイルになってしまった場合は、きちんとネイルをオフし乾燥させしっかり消毒をし、心配な場合は速やかに専門医を受診しましょう。
2.爪甲剥離
ジェルネイルによるかぶれや無理やりネイルを剥がそうとした事によって出来た外傷などが原因で起きる症状です。
爪甲と爪床の間に角質ができてしまう事により、爪甲が爪床部分から外れてしまっている状態のことを爪甲剝離といいます。
剥離した部分は白く見え専門医のしっかりした診断が必要となる為、治るまではジェルネイルはお休みする必要があります。
3. 爪の縦筋と横溝
爪に縦筋が出来てしまう主な原因は、老化によるものと乾燥が原因です。
爪の乾燥(ドライネイル)は20~40代女性の約8割が自覚するほど身近なトラブルですが、間違ったネイルオフも乾燥を引き起こします。
こまめ保湿を行う事により予防する事は可能ですので、ネイル中や外した後の保湿ケアを行う事が大切です。
また、爪の横溝は、適切ではないプッシュアップ(甘皮を押し上げる事)や頻繁に行なったプレパレーション(イクステンションをつける前の下準備の事)によって生じる事があります。
綺麗な爪をキープしながらネイルをする方法ってあるの?
プッシャーを使うときの角度に注意!
プッシャーとは、甘皮を押し上げる際に使う道具のことです。
金属性のプッシャーで爪をゴシゴシと適当にこすってしまうと、その角度によっては爪を傷つけたり、プッシャーで爪の表面を削ってしまったりする事があります。
爪を綺麗にする為に行うケアで傷をつけてしまっては本末転倒です。
その為、プッシャーは爪とプッシャーが水平に近い角度になるようにし爪を傷つけない様に気を付けましょう。
ニッパーを使用した甘皮の切りすぎは禁物!
爪に甘皮が覆いかぶさっていると爪の中の水分が失われてしまいます。
水分が失われる事によって爪が乾燥してしまい割れやすくなったり、甘皮処理をしないままでいると爪の縦筋が深くなったり爪の表面がデコボコする原因になります。
それを防ぐ為にもケアが必要となりますが、ニッパーを使用する際の注意点があります。
甘皮には本来、爪と皮膚の間から細菌や雑菌が侵入しないようにブロックするという役割があります。
その為、甘皮の下の薄皮を切ったつもりでも誤って甘皮まで切りすぎてしまうと、爪の根元部分から菌類が侵入して爪のトラブルを起こしてしまう可能性や、ささくれの原因になってしまうので切り過ぎに注意が必要です。
ケアをする際は清潔に!
ネイルケアをする前には必ず手を清潔にするのは当り前ですが、プッシャーやニッパーなどのケア道具も皮膚や爪に直接触れるアイテムなので清潔に保つことが大切です。
使用した後は、必ずアルコールを消毒するなどしっかり手入れを行い、衛生面を保ちましょう。
自爪を綺麗に保ちつつ、楽しく指先のお洒落を!
綺麗なネイルを施すだけでも気分は上がり、お洒落を楽しむ事が出来ると思います。
しかし、せっかく綺麗にしたネイルも爪のトラブルを抱えてしまっては楽しめないものです。
自分の爪を綺麗にキープしつつネイルをする為にも、爪の傷む原因を理解しネイルケアの仕方をしっかり学び指先からお洒落をおもいっきり楽しみましょう。