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義理の家族と旅行に行く時の場所の決め方・過ごし方

結婚したり子どもが生まれると、義理の家族と旅行に行く機会も出てくることでしょう。

お嫁さん、旦那さんとして義理の家族と良い関係を築くために、旅行で心がけたいポイントをお伝えします。

義理の家族と旅行に行く時の行先はどうやって決める?

楽しい新婚生活の中でも、家族付き合いで悩む機会があるとすれば、それは義理の家族の「誕生日」や「父の日・母の日」、「敬老の日」などの記念日の扱いではないでしょうか。

自分の両親なら趣味嗜好や今必要としている物がわかりやすいのでプレゼントも用意しやすいですが、義理の家族となると話は別です。

しかも、自分の子どもが結婚するような年代であればたいてい欲しい物は自分で手に入れてしまっているので、プレゼントは「物」よりも「美味しい食べ物」や「家族みんなで過ごす旅行」が喜ばれるかもしれません。

というわけで、今回は実際に義理の家族と旅行することになった場合の場所の決め方のポイントを5つ紹介します。

その1:義理の家族がまだ行ったことがない場所を優先しよう!

義理の家族がまだ行ったことがない場所を優先しよう!

家族旅行であれば、近距離も含めると年に1回ほど行くのが一般的ですが、「義理の家族との旅行」となると、そう頻繁に行けるものではありません。

お互いのスケジュールの都合もありますし、人数が多い分、旅行費用が増えることも負担になるからです。

あまりない機会だからこそ、旅行を決める時には「義理の家族がまだ行った事がない場所」を優先してあげましょう。

特に、日頃お世話になっている感謝の気持ち旅行をプレゼントすることで伝えたい場合は、必ず義理の家族の希望を聞きましょう。

その2:義理の家族が食べたい物を美味しく食べられる場所にしよう!

義理の家族が食べたい物を美味しく食べられる場所にしよう!

旅行の醍醐味といえばやはり「ご当地の美味しい料理を食べる事」ですよね。

せっかく遠くまで足を運んでも、食事が口に合わなかったら残念でたまりません。

義理の家族が食べたい物が美味しい肉か魚か、あるいはお野菜なのかはわかりませんが、まずは「食べたい食材や料理を足掛かりに旅行先を決める」のも一つの方法です。

ただし、シニア世代はこれまで色々な名産品を食べたことがあるので、どうしても舌が肥えています。

そんなシニア世代に満足してもらうためには、事前に「義理の家族の好みの食べ物が新鮮に美味しくいただける店」をしっかりリサーチしておく必要があるでしょう。

その3:義理の家族が楽しみたい事を優先しよう!

義理の家族が楽しみたい事を優先しよう!

せっかくの旅行なので、義理の家族が楽しみたい事を中心に旅行先を決めてあげると喜ばれます。

特にシニア世代は、「リフレッシュしたい」とか「非日常を味わいたい」という気持ちよりも、「美しい物に触れて感動したい」という気持ちや精神的な豊かさを求めて旅行するようです。

例えば、温泉好きのご家族であれば有名な温泉宿のある場所、絵画が好きであればお気に入りの画家の絵が展示してある美術館があり、好きな山のスケッチができるような場所、ショッピングを楽しみたければリゾート観光地というように、候補を絞ることができます。

旅行先を決める際には、義理のご家族の趣味嗜好をリサーチしておくと失敗がないでしょう。

その4:お互いの家族が大切にしたい事を押さえておこう!

お互いの家族が大切にしたい事を押さえておこう!

義理の家族との旅行は、お互いなかなか気を遣うものです。

上記3つのポイントに挙げたことを実行するだけでも、自分たちの家族が譲歩する部分が多くあるでしょう。

しかし、それとは矛盾しますが、せっかくの旅行なので自分たちの家族も楽しまなければもったいない事です。

義理の家族の希望も優先しつつ、自分たちの家族が行きたかった場所や食べたかった物、遊びのスポットなども部分的に盛り込むようにしましょう。

例えば、孫世代の子どもがいる場合は、温泉巡りだけで終わってしまうとつまらないだろうし、逆にシニア世代がいるのに朝から晩まで遊園地オンリーだと疲れ果ててしまうかもしれません。

お互いの家族の希望を少しずつ盛り込んで、両方の家族が楽しい思い出を作れる旅行先を選びましょう。

また、「基本的には一緒に行動するが、一部分は別行動にする」などスケジュールを調整し、お互いに無理なく楽しめる工夫も良いでしょう。

特にお嫁さんは、義理の家族と終始一緒にいると気疲れしてしまい、旅行がなかなか楽しめないという事はよくあるものです。

家族だけで過ごす時間をもったり、孫と祖父母だけの時間を作るなどして、一息つける時間があると気持ちも楽になります。

その5:孫を中心に場所を決めるのも一つの方法

孫を中心に場所を決めるのも一つの方法

先ほど少し触れましたが、義理の家族との旅行をする際に孫世代がいる場合は、孫の希望を中心に場所を決めるのも一つの方法です。

シニア世代である義理の両親とっては、旅行の楽しみの半分は「孫との触れ合い」です。

三世代旅行というのは、普段はなかなか会えない孫と長時間一緒に過ごすことができる嬉しい機会です。そのため、「孫が楽しんでくれるならそれでよい」という考えで、旅行先にディズニーリゾートを選ぶ祖父母世代もいるようです。

他にも、孫が飛行機好きであれば飛行機に乗って行く長距離旅行、アンパンマン列車に乗りたいなら四国旅行、トーマスに乗りたいなら大井川鉄道など、交通手段からプランを練ることもできます。

旅先での過ごし方に関する注意点を5つ紹介!

これまで旅先を決める時のポイントについて述べてきましたが、次は「旅先での過ごし方」に注目します。

義理の家族との旅行は大人数になるので、移動手段や観光の中身などにも注意が必要です。

また、旅行の費用についても事前にある程度決めておかないと、旅行が終わってから気まずいことになる場合もあるので、その点についても注意しましょう。

注意点1:義理の家族の体調、体力に合わせたプランを決めよう!

義理の家族の体調、体力に合わせたプランを決めよう!

義理の家族の年齢にもよりますが、高齢の方がいる場合は長時間同じ姿勢で移動するような事態は避けなければなりません

同じ姿勢をしていると足腰に負担がかかるので、あまり移動に時間はかけずに、新幹線や飛行機などを上手に利用すると良いでしょう。

例えば車移動の場合は、車内で足が伸ばせないのでこまめにサービスエリアで休憩を取ったり、ヨーロッパ行などの長時間の飛行機では、時々トイレや景色を見るよう促して立ち歩いたりなどのケアが必要になります。

また、車椅子を利用する方などがいれば、バリアフリーを意識したプランを練らなくてはなりません。

赤ちゃんがいる場合も同様に、ベビーカーを持っていけるのか、なくても貸し出しができるのか、ベビーカーで歩き回れるような施設なのか、授乳施設はあるのかなど、一緒に行く家族の特徴に合わせた下調べが必要です。

注意点2:義理の家族の好みに合わせたプランを考えよう!

義理の家族の好みに合わせたプランを考えよう!

旅行先での過ごし方を決める際、誘われた側は「旅行に誘ってもらった手前、遠慮してしまってプランに口は出ししにくい」と考えているかもしれないので、事前に誘った側からプランの内容について意見を聞く機会を持ちましょう。

反対に誘われた側であっても、事前に旅行先のプランについて確認するようにしましょう。

好みがはっきりしない場合は、「田舎派か、街派か」という観点でプランを考えてみるのも一つの方法です。

とにかくのんびりしたい「田舎派」であれば、自然の中をゆったり散策したり、温泉にのんびり入ったりがメインです。

観光を楽しみたい「街派」であれば、街中の観光スポットを巡ったり、ショッピングを楽しんだりがメインになります。

ただし、義理のご家族の体調や体力に合わせることを忘れないようにしましょう。

観光スポット巡りをするにしても、メンバー全員が見て回りたい場所すべて詰め込んでしまうと、移動時間も長くなるしホテルでゆっくりする時間が減るので疲れてしまいます。

注意点3:それぞれの家族が食べたい物を食べられる機会を持とう!

それぞれの家族が食べたい物を食べられる機会を持とう!

旅行先を決める際に義理の家族が食べたい物を中心に決めた場合は、もちろんその食べ物を美味しく食べられる店を調べて予約しておく必要があります。

ただし、旅行中は何度か食事をする機会があるので、義理の家族の希望だけでなく自分の家族が食べたい物も食べられる機会を持つようにしましょう。

特に三世代旅行で子どもが小さい場合は、大人の好みのメニューは食べにくいので、お子様向けメニューがあるか、ベビーカーで入店できるのかなどに注意しましょう。

よくある疑問を解決!ココはどうやって決めれば良い?

よくある疑問を解決!ココはどうやって決めれば良い?

義理の家族との部屋割はどうすればいい?

旅行先での過ごし方の重要なポイントとして、「部屋割」があります。

両家の家族が全員同じ部屋というのは少し部屋が狭苦しく感じてしまうし、お互い気も遣うので、基本的には世帯ごとに分かれた方が良いでしょう。

しかし、孫も含めた三世代旅行であれば、祖父母と孫(小学生)で一部屋、父母と子(乳幼児)で一部屋という部屋割にしたことで、祖父母にとってとてもいい思い出になったというパターンもあります。

部屋を完全に家族ごとに分けてしまったとしても、当日の夕食は義理の家族の部屋で一緒に食べて、寝る前までは同じ部屋で団欒をして過ごすなどフォローがあればより気持ちよく過ごせるでしょう。

いずれにせよ、部屋割について事前に義理の家族の希望を少しでも耳にしておけば、当日気まずい思いをする心配はありません。

義理の家族との費用の分担はどうすればいい?

最後に、一番気になる旅行の費用について書き留めておきます。

旅行先というのは、どうしてもお金を払う場面が続くものです。

お互いの家族が気持ち良く旅行を終えられるためには、費用の分担についてはある程度事前に決めておくのが安心でしょう。

そうしないと、「義理の家族へのプレゼント旅行のつもりだったのに、お金を出してもらってばかりで申し訳なかった」、あるいは「誘ってきたのは義理の家族の方なのに、フタを開ければ一円も出してくれなかった」というように、お互いの家族の気持ちがすれ違うトラブルに繋がります。

そうならないため、「今回は私たちから誘ったから旅行費用は全て出しますよ」とか、あるいは「ホテル代は出すから夕食だけは出してもらえますか」というように、大まかでもいいので事前に費用の分担についてお互いの気持ちをすり合わせておきましょう。

せっかくの義理の家族との旅行ですから、わだかまりの残らないように楽しく過ごしたいですね。