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社会人になってから大学に行くには?学校探しや入学・編入方法まとめ

やむを得ない事情などで大学に行かずに社会人になった人の中には「進学してもっと勉強したかった」と思っている人も多いことでしょう。

社会人になってから大学・大学院で勉強する方も多い時代になり、今からでも決して遅くはありません。

自分に合った大学を探して学ぶために、特に注意したいポイントをご紹介します。

社会人が大学に行くための学校探し・入学方法をご紹介!

社会人が大学に行くための学校探し・入学方法をご紹介!

行きたい大学ややりたいことが見つからなかった、勉強のやりがいが見いだせなかった、金銭的・環境的な事情があったなどで、学生時代に大学には進まず社会人になる道を選んだ人もいるでしょう。

しかし後になってから「大学で学びたいことができた」などで、社会人生活を送りながら大学に行きたいと感じることもあります。

なかには、ストレートで大学には行ったけど、新たに学びたいことができて、改めて大学で学び直したいという人もいるでしょう。

「もう今更、大学なんて遅いかな」と諦めてしまう人も多いでしょうが、きちんと段階や手続きを経れば現役の受験生だけでなく社会人も入学することができるのです。

社会人が大学に入学を考えた際はどのように学校探しをして、どうやったら入学・編入をすればいいのでしょうか。

何を学びたいか、どうなりたいかを明確にする

社会人だけでなく現役の受験生もそうですが、大学探しをするときはまずは「自分は何を学びたいか」「大学で学んた後の最終的な目標」をはっきりとさせる必要があります。

人によっては今の仕事でスキルアップするためであったり、転職に必要な知識を身につけるためであったりと学びの目的は様々でしょう。

特に社会人は貴重な時間を割くことになるので、漠然とではなく、学びたいことをより明確にすることが大事です。

また、大学に通うことで自分がどうなりたいかもはっきりとさせましょう。

在学中に資格を取りたい、スキルアップを認められて今よりも上のポジションに就きたいなど、自分なりの目標が大事です。

学びたいことや最終的な目標が明確になれば、その分野に絞りこんで効率的に大学を探すことができるでしょう。

自分のスタイルに合った大学を探す

大学で学びたいことが明確になったら、それを軸に自分のスタイルに合った大学を探しましょう。

通信制ではなく通学が必要になる大学に通うのであれば、大学の立地はかなり重要になってきます。

家や職場から近い場所にあるか、駅やバス停などからのアクセスがいいかもしっかりと確認しておきましょう。

また、ライフスタイルに合わせて履修方法を選ぶのも大事です。

仕事もしっかりこなして勉強もしたいというのであれば土日や平日夜間に受講できる大学、仕事の繁忙期を避けて短期間で一気に学びたいなら短期履修制度を利用するなどするといいでしょう。

なかには勉強に集中するために、仕事を辞めて大学に入るという人もいるでしょうが、仕事を続けながら大学に通うのであれば、仕事と勉強のバランスを取るのがポイントになります。

学びたいことがある大学の入試を受ける

学びたいことがある大学を見つけたら、お次はその大学に入るための入試を受けることになるでしょう。

社会人が大学に通うためには、ほかの受験生と同様に「大学入試」を受けてそれに合格する必要があります。

社会人の入試には一般入試のほかにも社会人入試というものがあり、仕事で勉強する時間が限られる社会人のために設けられた入試です。

社会人入試は、一般の入試よりも受験科目が減らされており、忙しい社会人でも意欲を持ってチャレンジできるような仕組みになっています。

科目が限定されているので、限られた時間でも効率よく受験勉強をすることができるでしょう。

また、社会人入試は学力試験よりも面接や書類選考がかなり重要なポイントになります。

社会人入試では学びたいという意欲や積極性、人間性などに重点を置いて修学可能かを判断するので「学力試験だけ頑張ればいい」と思わず、しっかりと書類や面接対策もしておきましょう。

社会人になってから大学に行くための注意点

社会人になってから大学に行くための注意点

大学は条件を満たしてちゃんと手続きをすれば、誰でも平等に講義を受けることが可能です。

しかし、社会人と一般の学生では生活環境や置かれている状況が異なるため、社会人ならではの大学に行くための注意点というものがあります。

働きながら大学に通うとしても社会人である以上、生活の基本は仕事なので「仕事をしながら大学に通うためにはどうすべきか」「仕事を疎かにせず勉強に打ち込むためには」などをメインで考えていくことになるでしょう。

大学に通うのが本業である一般の学生と違って社会人が大学に通うとなると考えるべきことや注意点は多いですが、大切なことなのでしっかりと押さえておく必要があります。

職場や家族の理解は得られるか

社会人の本業は仕事であり、生活の基盤でもあります。

職を持っている社会人は、勤務時間中は仕事に集中するのが道理であり、当然のことです。

しかし、ときには勤務時間中にどうしても外せない講義や試験もあるでしょう。

そんなときに大事なのが、大学に通うことへの職場の理解です。

普段から真面目に仕事に取り組み、仕事に意欲的な姿勢を取っていれば上司や周囲の同僚も快く送り出してくれるでしょう。

また、社員のスキルアップに前向きな社風や意向の上司であれば、あらかじめ何故自分は大学に行きたいのかを説明しておばスムーズに通学できます。

しかし、普段の仕事ぶりが不真面目であったりあらかじめの説明が不十分であったりすると、思うように職場の理解が得られないおそれがあります。

仕事と大学を両立するためには職場の理解はとても大事なので、大学に行きたいと思ったら早めに上司に相談しておきましょう。

また、仕事を辞めて大学に入るという人は、家族の理解が必要になります。

独身者であれば両親などのお世話になることもあるでしょうし、既婚者であれば配偶者や子供などに心配をかけないよう配慮するのが大切です。

家族の反対があるまま入学すると勉強に集中できないだけでなく、家族仲が悪くなるので気を付けましょう。

入学後のスケジュールが立てられるか

大学受験を決めたらまずは合格することに必死になるでしょうが「入学後」について考えることもとても大切です。

実際に入学したらどのようなスケジュールで講義を受けるか、ちゃんと仕事と通学のバランスが取れるかなど、入学後は無理なく両立できるかをよく考えましょう。

入学後のスケジュールが立てられてないないと、せっかく入学できても仕事が急がしくてあまり講義を受けられない、大学を優先しすぎて仕事が疎かになるなど、生活に支障をきたすおそれがあります。

社会人として大学に通うのであれば、先々のスケジュールまでしっかりと管理してバランスよく過ごせるようにしましょう。

金銭的な問題は大丈夫か

ご存じのとおり、大学入学から卒業までにはそれなりのお金が必要になります。

入学金や授業料はもちろん、テキスト代や実習参加費など様々な出費がかかるよものです。

仕事しながら大学に通う場合は収入があるので何とかなりそうに思えますが、学費がかさんで生活が苦しくなるのはよくありません。

安心して勉強するためにもあらかじめ学費を貯蓄しておく、安心して学費を借りられる教育ローンを調べておくなど、金銭的な問題をクリアしておくのが大事です。

また、既婚者で自分の家庭を持っている人の場合は、自分の収入は家計に直結してくることがほとんどなので、家族全員でよく話し合う必要があります。

金銭的な心配をせずに気持ちよく勉強できる環境を整えるためにも、事前に家族の納得を得るようにしましょう。

仕事と大学生活を両立させて、充実した人生を送ろう!

仕事と大学生活を両立させて、充実した人生を送ろう!

社会人として働きながら大学に通うのは、時間的・肉体的ともにハードな生活を送ることになるでしょう。

二足のわらじ状態になるので、ときには勉強に打ち込める一般の受験生や大学生が羨ましくなったり、仕事や勉強が億劫になったりする人もいると思います。

しかし、仕事も勉強も一生懸命頑張り、苦しさを乗り越えていけるとより充実した生活を送ることができるでしょう。

社会人になっても何かを学びたいと思う気持ちや実際に何かを学ぶというのは、人として成長できるとても素晴らしいことです。

自分に合った大学を見つけ、自分なりのスタイルを確立させて、充実した社会人・大学通学生活を送りましょう。