せっかく新居に引っ越すなら、部屋を自分好みにインテリアコーディネートしたいものですよね。
どんな部分に注意すれば、素敵なコーディネートができるのか、ポイントをいくつかご紹介します。
自分なりに工夫をして、素敵なインテリアコーディネートをしてみましょう。
新居のインテリアコーディネートを考えるときにするべきことは?
引っ越しすることが決まると「どんな雰囲気の部屋にしようか」「あの家具も置きたいな」など、新居のインテリアへの夢や希望が膨らむことでしょう。
せっかく新居に移るのですから、出来るだけオシャレで素敵なコーディネートをしたいと思うものです。
ですが、ただ漠然と好きなものや、オシャレそうなものを思いつきで詰め込むだけでは、いいコーディネートはできません。
インテリアコーディネートをしたいと思ったときは、どのようなことを事前に考えておけばいいのでしょうか。
「どのように過ごしたいか」を考える
子供がいるご家庭であれば「温かい雰囲気にして、子供とにぎやかに過ごしたい」、夫婦2人で暮らしている人なら「夫婦でのんびりとリラックスして過ごしたい」など、それぞれの家族ごとに理想の家での過ごし方というものがあるでしょう。
インテリアコーディネートを考えるときは、「家での過ごし方」を明確にして、コーディネートのテーマを決めることがとても重要です。
理想の過ごし方を明確にするためには、1人で過ごす家なのか、それとも家族で過ごす家なのかにもよりますが、自分は家にどんなものを求めているかをよく考えてみると全体像が見えてきます。
暮らしたい部屋のイメージを膨らませる
どのように過ごしたいかが明確になったら、次は「どのような部屋に住みたいか」ということを具体的にイメージを膨らませるステップに進みましょう。
イメージを膨らませるためには、様々なインテリアや実際にコーディネートされたものを見ることがとても大切です。
そのためには、インテリアの雑誌やショップのカタログを見るのもいいですし、インスタグラムなどのSNSで投稿されているインテリアコーディネートや、Google画像検索を参考にするのもいいでしょう。
また、たくさんの雑誌や写真などを見ることでイメージを膨らませるほかにも「こういうものもあるんだ」という新発見が出来て、自分の中の選択肢が広がります。
選択肢を多く持っていると、さらに良いイメージを膨らませることができるので、新居でオシャレにしたいと思ったら、インテリアの雑誌や写真はよく確認しておきましょう。
予算を考えることもとても大事!
新居に引っ越しとなると、引っ越し費用はもちろん、新居の敷金礼金などかなりのお金がかかるものです。
これらの削ることができない費用を踏まえると、インテリアにかけられるお金がかなりシビアになってしまうことがよくあります。
その現実に反し、理想の部屋作りをしたいと考えると「あの家具を新調したい」「このインテリアを買い足したい」などお金がかかる方向に考えが行きがちですが、予算に見合った家具やインテリアの購入をするようにしましょう。
できるだけ予算を抑えたいのであれば、新居に置く家具やインテリアは高級なブランドものではなく、ニトリやIKEAなどの比較的リーズナブルなお店で購入するのがおすすめです。
買い足したいものが多いのであればあるほど、欲しいものと予算を上手くやりくりすることが大切になります。
また、部屋のテイストに合っているようであれば、リユースショップで購入するものいいでしょう。
程よく使用感があって味のあるものが安価で買えることもありますし、憧れの高級家具ブランドのものが信じられないような値段で売られていることもあります。
新居のインテリアコーディネートのコツをご紹介!
理想の新居での過ごし方や暮らしたい部屋のイメージがつくようになったら、お次はインテイリアコーディネートのコツを押さえていくようにしましょう。
自分の膨らませたイメージを、よりオシャレに、より素敵にコーディネートするためにの方法があるのなら知っておきたいものですよね。
ここでは、インテリアコーディネートのコツをご紹介します!
コーディネートに使うカラーは3色まで!
インテリアコーディネートは家具も大切ですが、それ以上に「カラー」はとても重要です。
たくさんのコーディネートの際にたくさんのカラーを使うと、カラフルにはなりますが部屋の統一感が無くなって、オシャレな感じではなくなってしまいますので、コーディネートで使うカラーは3色までにするのが1つのコツになります。
新居の天井や壁などのベースカラーを基本とし、そこからインテリアや家具などのメインカラー、クッションや雑貨などのアクセントカラーを決定しましょう。
メインカラーは部屋の主役となるカラーなので、しっかりとよく考える必要があります。
アクセントカラーはメインカラーを引き立てるものなので、メインカラーが決まってから考えてみましょう。
そしてこれらのカラー配分は、ベースカラー7割、メインカラー2割~3割、アクセントカラー1割~2割で設定するととてもバランスがよく見えます。
また、アクセントカラーを選ぶときは、敢えてメインカラーとの反対色を選ぶのがおすすめです。
青の反対色であればオレンジ、赤の反対色であれば緑というように、カラーの特徴が全く異なるものをアクセントカラーにすると、インテリアコーディネートのいい差し色をなってくれることでしょう。
パッと目を引く「フォーカルポイント」を作る!
インテリアはファッションと同様に、何か1つ目を引くポイントを加えることがとても大切です。
統一感のあるコーディネートをしても、それはただまとまっているように見えるだけなので「ワンポイント」を加える必要があります。
このような部屋のワンポイントを「フォーカルポイント」と呼び、パッと見た時に思わず目が行く場所のことを言います。
そのフォーカルポイントに存在感のある大きな絵や写真、観葉植物、印象的なインテリアを置くことで、ポイントに人目を集中させて、それ以外の空間を広く見せられたり、部屋に奥行きを出せるというメリットもあるのです。
限られたスペースを広く見せることができるのは、賃貸住まいの人にとっては嬉しいポイントでしょう。
ちなみに、フォーカルポイントは小さいものを集中させて置くよりも、大きなものを1点だけドーンと置くのがおすすめです。
1点だけのほうが存在感を増すので、より人の意識をフォーカルポイントに集中させることができるでしょう。
こだわるポイントをしっかりと決める!
自分のお気に入りのインテリアコーディネートをするのであれば、どこか1箇所でもいいいので「こだわりのポイント」「特にお気に入りのもの」を置くようにしましょう。
そうすることで部屋に愛着が湧くようになり、早く帰りたくなるようなインテリアコーディネートをすることができます。
こだわりのポイントは、思い出のソファーやお気に入りの雑貨をまとめたコーナーなど、どんなものでも構いません。
そのこだわりポイントをオシャレにレイアウトして、とっておきのインテリアコーディネートをしましょう。
インテリアコーディネートをして“帰りたくなる新居”に
インテリアコーディネートと聞くと「センスがないとできない」「素人には難しいもの」と考える人も多いことでしょうが、事前に考える内容やコーディネートのコツさえ押さえておけば、誰でも自分好みのコーディネートをすることができます。
自宅が自分好みにコーディネートされていると、早く帰ってその空間を楽しみたいと感じますし、気持ちがリラックスしてゆったりと過ごせるので「明日からも頑張ろう」という気持ちになれることでしょう。
「家は暮らせたらいい」という人もいますが、家は生活の拠点であり、家族が交わる場所です。
1日を気持ちよく過ごし、家族が笑顔で団らんするためにも、素敵なインテリアコーディネートをしましょう!