一生に一度の結婚式、ウェディングドレスの次に悩むのはカラードレスでしょう。
ウェディングドレスより、色味や形、デザインの違いが多い分、どれにしようかと悩まれる花嫁さんは多いのです。
「たくさんあり過ぎてわからない!」そんな花嫁さんは、ポイントを押さえながら選んでみましょう!
お色直しを成功させたい!花嫁さん必見のカラードレス選びのコツ
まずは大まかな色や形を決めることから、対象となるドレスを絞っていきましょう。
お色直しの際の入場を想像してみてください。ゲストたちのどんな表情を期待していますか?
「みんなをあっと驚かせる?」それとも「自分らしさを凝縮する?」その目的の違いによっても、選ぶドレスがだいぶ違ってきます。
お色直しに選ばれている人気色はコレ!
それぞれの色味の効果や、印象の違いから好みの色を絞ってみましょう!
会場の雰囲気や時間帯によって、色を選ぶのも一つの方法です。
午前式では明るめに、午後やナイトウェディングではシックな色が人気です。
日本らしく、季節によっても選ぶ色を変えていく方も多く見られます。
春〜夏は淡く爽やかな色、秋〜冬はスモーキーで温かみのある色を選ぶと、馴染みが良くなります。
ピンク系
結婚式の王道と言える、ピンク系のウェディングドレス。
ビビットなピンクより、柔らかい色合いのピンクを選ばれる方が多いようです。
サーモンピンクなどのオレンジがかったピンクは、可愛くなり過ぎず、日本人の肌の色に馴染みやすい色味です。
ローズピンクなど濃いピンクは、ワントーンのデザインを選ぶことで野暮ったくならず、スッキリした印象にすることが可能です。
ブルー系
淡いブルー系は爽やかで清楚な印象に、濃いネイビー系はシックで大人っぽい印象に見せてくれます。
披露宴の時間帯によっても選ばれる色味が違い、特にネイビーは遅い時間帯での披露宴で人気があります。
可愛くなりすぎないポイントは、ビジューやレース使いが大人っぽいデザインを選ぶことです。
パープル系
エレガントでセクシーな色味のパープル系のウェディングドレスは、特に30代の花嫁さんに大人気です!
「可愛くなりすぎるのは、ちょっと…」とお悩みの方は、是非試着してみましょう。
可愛らしいデザインでも、パープルの落ち着いた色味で大人っぽく着ることが出来ます。
日本人の肌色に馴染みやすく、抵抗感なく着ることのできるところも人気の理由です。
パープルは2018のトレンドカラーでもあるので、気に入ったドレスは早めに押さえましょう!
グリーン系
知的でナチュラルな印象のグリーン系は、自然な印象になるのでどんな会場にも似合うのが人気の理由です。
特にガーデンウェディングや、午前の明るい時間帯の披露宴選ばれる方が多くなっています。
寒い季節や遅い時間帯の式では、少し落ち着いたトーンのグリーン系を選ばれると馴染みが良くなります。
グリーン系は肌色に合わない色味を選んでしまうと、顔がくすんで見える原因となりますので、色選びは慎重に行ってください。
イエロー系
元気いっぱいな花嫁さんにぴったりのイエロー系は、ビタミンカラーで会場を盛り上げてくれます。
「普段選ばない色だからこそ!」とゲストを驚かせるために選ばれる花嫁さんも多くいらっしゃいます。
肌馴染みが良く、血色がよく見えるので、肌色に自身のない花嫁さんには嬉しい効果です!
特に温かい時期に結婚式をされる方は、季節のお花との相性も良く、ブーケや装花との一体感も出しやすくなります。
好みだけじゃない!似合うカラードレスのラインの選び方
色が絞れたら、次はドレスのライン選びです。
簡単な選び方としては、ウェディングドレスとのバランスをどう取るかを考えましょう
「せっかくなら色んなドレスが着たい!」と思うのであれば、ウェディングドレスとは違うラインを選ぶと良いでしょう。
全体的にまとまった印象にしたい場合は、ウェディングドレスと同じラインにすると、統一感がでます。
ここではドレスのラインについて、おさらいしましょう。
Aライン
ウエストの位置が高く、アルファベットのAの文字にように裾が広がるデザインです。
切り替えがない分、脚長効果も期待できるラインです。
どんな身長、どんな体型の花嫁さんもバランスよく着ることが出来ます。
プリンセスライン
ウエストから切り替えがあり、ふんわりしたスカートが可愛らしい印象になります。
ボリュームがあるので広い会場でも見劣りせず、華やかさをキープできるのが特徴です。
低身長の花嫁さんに人気があり、その名の通り、お姫様のような結婚式らしい雰囲気を作ることが出来ます。
マーメイドライン
腰下までタイトなデザイン、膝のあたりから広がりのあるシルエットが、まるで人魚のようです。
ボディラインが出て、女性らしい曲線の印象が強いセクシーなデザインです。
高身長でスレンダーな花嫁さんにオススメです。
エンパイアライン
胸下の切り替えで、アンティークでナチュラルな印象のラインです。
他のウェディングドレスのラインに比べて、少々カジュアルな印象になりますが、レースやビジューのデザインや小物次第でゴージャス感を出すこともできます。
ウエストのラインが目立たないので、体系が気になる方やマタニティウェディングでも綺麗にこなせます。
ウェディングドレスで失敗したくない方必見!色味で違和感が出ないために
友人の結婚式で、「あれ?」と違和感を感じたことはありませんか?
「いつもピンクを着ているのに、今日は違和感がある」そのように感じた原因は、ドレスの色味によるものかもしれません。
カラードレスの一番難しいところは、色味を見極めることです。
着たいドレスの大まかな色が決まったら、細かい色味を絞っていきましょう!
パーソナルカラー診断で、自分にぴったりの色を見つけましょう
自分に似合う色がわからない花嫁さんは、まず、パーソナルカラー診断を受けてみてください。
肌や髪、目の色から、確実に似合う色を選んでもらう事が出来ます。
自分に似合う色を身につけることで、血色が良くなるだけでなく、小顔に見えたり、ラインがすっきり見えるようになるなど、たくさんの嬉しい効果も期待できます。
「この色は似合わないから」と諦めている方は、同系色の中でも選ぶ色味によって解決できる可能性があります。諦めずにトライしてください。
サロンで個人的に診断してもらう場合は、1〜2時間で10,000円〜30,000円と価格帯も幅広いので、都合の良いサロンを見つけると良いでしょう。
簡易のものでよければ、インターネット上で自己診断出来るサイトがたくさんあるので、いくつか試してみるのがオススメです。
カラードレスのレンタルは予算的に難しい場合は?
カラードレス1着をレンタルするとなると、平均で23万円かかります。
なるべく低予算でとお考えの場合、お色直しをしない選択をさせる方もいるでしょう。
「それでもお色直しを諦めたくない!」そんな時には、ウェディングドレスをアレンジするのがオススメです。
ウエストにカラーリボンでアクセントをつけたり、コサージュの場所を変えるだけで印象はだいぶ変わります。
また、髪型を変えることも雰囲気がガラッと変わるのでオススメです。
アップスタイルからダウンスタイルに、ティアラから花飾りへと、小物のお色直しをされて、予算を調整してはいかがでしょうか?
似合う色のウェディングドレスで、最高の思い出に♪
お色直しのカラードレスに、自分の好きな色を選びたい方は多いでしょう。
しかし、残念ながら、“好きな色”と“似合う色”は違うのが現実です。
肌の色がくすんで見えたり、カラードレスが浮いて見えたり、そのような失敗は避けたいところです。
そうならないために、カラードレス選びに行く際には、ご主人やお母様と一緒に行かれることをオススメします。
客観的に印象や色味を見てくれるのはもちろん、様々な角度で写真を撮ってもらえると、帰宅後にゆっくり検討する際にとても役立ちます。
新しい門出を一緒に用意することで、1つの思い出作りにもなることでしょう。