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藤井聡太さんで注目の「将棋」が子供の脳に良い理由とは?いつから始めるのがおすすめ?

将棋は頭脳のスポーツとも呼ばれ、子どもの脳の発達を促し、論理的思考を高めるなど様々な良い効果が期待されています。

子どもの趣味や習い事の1つとして検討しているご両親のために、将棋の効果や始める時期などをお伝えします。

将棋を始めるならいつから?子供にとってのメリットとは?

将棋と言えば、年配の方々の楽しみと思われがちですが、最近では将棋が脳に与える効果について関心を高めています。

連勝記録で、一躍時の人となった藤井聡太四段は、5歳から将棋を初め、14歳2か月で、史上最年少でプロ入りを果たしました。

この報道に影響され、ぜひ自分の子供にも将棋をやらせたいと思った人も少なくないと思います。

しかし、始めるタイミングや、将棋にどんな効果があるのか、将棋をすることにより、子供脳に良い影響はあるのかと、悩むものですよね。

今回は、将棋が脳に良い理由と、始めるのにおすすめのタイミングについて見ていきたいと思います。

将棋が子供に良い理由!

ここでは、将棋が子供に与える効果について見ていきたいと思います。

将棋をすることで得られる効果は、大まかに分けて6つあります。

子供の集中力アップ

子供の集中力アップ

将棋は常に先の一手を考えながら指します。

加えて、相手が「次はどんな手を指すのか」、「狙いはなんだろう?」と、相手の立場になって考えます。

その際、プロの対局でない場合は持ち時間が短いことが多く、短時間で次の自分の手を考えなければなりません。

限られた自分の持ち時間で最善の手を見つける必要があるため、繰り返し将棋を行うなかで長い集中力が身に着きやすくなるのです。

また、自分の形成が悪い時や不利な時には、負け試合にならないように好機を待つ忍耐力も同時に磨かれるため、我慢強い精神を作るのにも役立つと考えられます。

相手の立場になって考える力が育つ

相手の立場になって考える力が育つ

集中力と関連していますが、将棋は対人戦になるので、自分の事だけを考えていても勝てません。

「次にどう打ってくるだろう?」、「どこに打たれたら相手は困るだろう?」、と対戦相手側の気持ちになって考えてこそ、自分の有利になる一手が打てるようになります。

相手の気持ちになって考える力が身に着くと、子どもにとって重要となる思いやりの気持ちや協調性を育むことにも繋がるでしょう。

このように、精神面の成長が促されるだけでなく、膨大な数の指し手の中から相手の一手を推測する将棋では、演算能力の向上も期待できるとされています。

実際に、プロの棋士たちに行われたアンケートでも、「将棋を始めるようになってから算数(数学)の成績が上がった」「暗算が速くなった」との意見が多いようなので、計算力にも良い効果をもたらすと考えて良いでしょう。

判断力の向上

判断力の向上

将棋には、数多くの戦術があり、その場その場で、最善の手を考える必要があります。

自分がいま、有利な状況か、それとも不利な状況なのかによっても、次の手が変わっていきます。

将棋を指している間は、常に状況を判断しながら次の手を考えるため、意識をしなくても判断力が養われているのです。

現在の状況からリスクや利益を見極める判断力は、学生時代はもちろん、社会に出てからも大いに役立つ能力です。

その力が無意識のうちに育っていくことを考えると、将棋をするメリットは大いにあると言えます。

脳を鍛えられる

脳を鍛えられる

将棋は右脳・左脳・前頭葉をバランスよく、使って行う頭脳の競技です。

右脳(視覚的分野)で戦略を目で見て覚え、「こう来たらこう返すのだ」と左脳(論理的分野)で考え、さらに新しい手はないかと前頭葉(創造的分野)を使って考えます

将棋は、この作業をゲーム感覚で行うので、楽しみながら脳を鍛えることが出来ます。

また、プロの棋士たちは、盤面の状況を見ただけで、大脳皮質にある楔前部(けつぜんぶ)と、尾状核(びじょうかく)が活発化すると言われています。

この部分が働くことによって、頭の中にある複数の情報をフル回転でまとめ、最も有効な一手を導くことが可能となり、直観思考が身につくとされているのです。

深くまで思考を掘り下げられる直観思考は、将棋を指す時間が長いほど育っていくと考えられています。

このように、脳を鍛えることもできるうえに、将棋を指す楽しみも味わえるため、子どもはもちろん、年配の方の認知症やボケ予防にも将棋は有効なのです。

日本の伝統文化に親しみを持つ

日本の伝統文化に親しみを持つ

将棋に限らず、昔からある遊びに触れることで、世代や性別などを超えて、色々な方々と触れ合う機会が増えると思います。

世代に垣根がないからこそ、子供が年配の方々の昔話に触れることもできます。

それによって、昔から語り継がれる日本の伝統文化の歴史などにも興味を持つきっかけにもなります。

礼儀作法を学べる

礼儀作法を学べる

将棋には3礼という言葉があります。

対局前に「お願いします」、手がないと悟った時に「負けました」、対局後に「ありがとうございました」というのが将棋のマナーです。

その他にも、席を外す時や足を崩す時も「失礼します」、と常に相手に敬意を表した振る舞いをします。

将棋を習い事として始めれば、年上の人との対局もあるため、目上の人を敬い、作法や言葉遣いに気を付ける環境にも身を置くことになります。

挨拶やマナーを守ることの大切さを知るきっかけにもなるため、幼少の頃から将棋を習わせるのは、礼儀作法を身に着けるという意味でもおすすめできます。

将棋を始めるなら何歳から?

将棋を始めると得られる効果を見てきましたが、ここでは子供が将棋をいつから始めたらいいのかをお伝えします。

将棋を始めるのに、早いすぎるも遅すぎるもありませんが、一般的には5歳前後が良いと言われています。

では、なぜ5歳前後が良いのか、その理由について考えていきましょう。

将棋の習い始めに5歳前後が適齢と言われる理由とは?

時間に融通が利く

時間に融通が利く

子供が小学校に入学してからだと、学校の勉強や宿題、クラブ活動もあり、また学外では習い事などを始める人も増えてきます。

そうすると、ゆっくりと将棋と向き合う時間の確保が難しくなってしまいます。

本格的に将棋を学ぶとなれば、ある程度考える力や聞き分ける力が必要になりますので、小学校入学前から将棋のイロハを学び始めると、入学後も続けやすくなります。

色々な事に興味を持つ年ごろ

色々な事に興味を持つ年ごろ

5歳前後の頃は、とにかく色々な事が気になる時期です。

大人の真似をしてみたり、どんなことでも「やってみたい!」、と何事にも意欲的に取り組めるので、楽しんで将棋と触れ合うことが出来ます。

いつから将棋を始めるかは、親の希望だけでなく子供の興味が大切ですから、意欲的に取り組める時期に始めると良いでしょう。

だんだんと落ち着いて来る時期

だんだんと落ち着いて来る時期

イヤイヤ期の2歳が過ぎ、やんちゃな3・4歳が過ぎ、やっと落ち着きを見せ始めるのが5歳かと思います。

きちんとこちらの話に耳を傾けて、より一層コミュニケーションが取りやすくなります。

子供は将棋の先生や先輩の話をきちんと聞いて学ぶことができますし、親の視点では将棋を始めた子供との対話もしやすくなります。

誤飲の危険性が減る

誤飲の危険性が減る

将棋の駒は小さく、なんでも口にいれてしまう時期に始めると、誤って飲み込んでしまう可能性もあります。

物分かりが良くなるこの時期は、将棋の駒を食べてはいけないと理解するので、誤飲の可能性がぐっと少なくなります。

※小さな頃から将棋に親しませたいという場合は、「どうぶつしょうぎ」や「わんにゃん将棋」など駒の大きなものを選び、安全性に配慮するようにしましょう。

親子で楽しめる

親子で楽しめる

文字や数字に興味を持ちはじめ、簡単なルールなどもきちんと理解できるようになります。

将棋をやったことのない親御さんも、子供と一緒に始めることによって、一緒に成長することができます。

年齢が上がっていくに連れ、親と居るよりも友達と居る方が楽しくなっていく子が多いものですが、「お父さん・お母さんと一緒がいい!」というこの時期に親子で楽しめれば、長く子供とのコミュニケーションが取れるので、子供だけでなく親にとっても嬉しい時間を過ごせます。

将棋を楽しみながら、子供の可能性を広げよう!

将棋は親子でコミュニケーションが取れるだけでなく、楽しみながら集中力や脳を鍛えることができます。

始めるタイミングとしては5歳前後が1番良い時期かと思いますが、それ以降でも遅すぎる事はありません。

子供から大人まで楽しめる将棋、この機会に初めてみてはいかがでしょうか。

吸収力の高い幼児期は、将棋以外にも幼児教育を行う事で、脳の発達や学力アップに役立ちます。

詳しくは、「幼児の通信教育は効果アリ?子供に先行投資をすべき理由とおすすめ教材を紹介」をご覧ください。