楽しみに思う結婚式も、準備では様々なすれ違いが生じてしまい、喧嘩をする新郎新婦も少なくありません。
気持ちよく当日を迎えるために、スムーズに準備が進められるコツを紹介しています。
結婚式の準備の最中に喧嘩ばかり!喧嘩をしない為のコツと対策法とは?
結婚式は一生に一度の晴れの舞台ですが、意外と喧嘩が多いのが式までの準備期間ではないでしょうか?
今までは、2人で話し合うだけで済んでいたのが、結婚式となると、自分達だけの都合でなく両親や親族の考え方、各家庭の地域性など、様々な事を配慮し考えていかなければいけません。
結婚式の準備期間中、なるべく喧嘩せず楽しく本番を迎える為に、どのような事に気を付けていけばいいのか、喧嘩が起こりやすい原因と解決策について考えていきたいと思います。
結婚式の準備中になぜ喧嘩が起こる?喧嘩の主な原因とは?
1.結婚式の準備を行う時のお互いのスタンスの違い!
結婚式は2人で行うものですが、準備に対する姿勢の違いで、すれ違いが生じて喧嘩が起こる原因となってしまいます。
「自分はそんなにこだわりがないから相手に任せる!」などと一見相手を尊重している様に見えますが、任された側からすると「結婚式に興味がないの?」「二人の結婚式なのにどうでもいいのかな?」などと不信感を募らせることになってしまい、準備が切羽詰まって来た時に、一気に不満が爆発して大喧嘩になる事態を引き起こしかねません。
その為、どちらか一方の負担が極端に大きくならない様に、上手に役割分担を決める事が大切と言えるでしょう。
その他にも、「準備は打合せギリギリまでしない!」や「明らかに適当すぎる」などの取り組み方も、パートナーに大きな不満を抱くきっかけとなるので注意が必要です。
2.約束事を守れない事や常識的部分の欠如
式へのスタンスと重複する部分もありますが、プランナーさんとの打ち合わせまでに、やらなければいけない事項の期限を守らない、または、ギリギリまでやらないでやっつけ仕事の様に終わらせる態度は、お互いを不愉快にさせてしまいます。
体調不良や仕事の都合などでどうしても間に合わない事もあるかと思いますが、出来るにも関わらず初めから期限を守らない態度では、パートナーの信頼を失う事になりかねません。
また、自己都合になり過ぎて、お招きするゲストの事を顧みない非常識な言動をしてしまうと、2人だけの問題だけでなく、時に両家両親を巻き込む喧嘩に発展してしまいます。
3.結婚式にかける、費用やお金の価値観の違い
結婚式で1番デリケートでもある、「式の予算」についてもトラブルは多く発生します。
式場の場所や日時、料理や引き出物と様々な事にお金がかかってきますが、「ゲストの料理や引き出物にお金をかけたい」「式場の場所と日時をこだわりたい」など、お互いのお金のかけ処の違いによっても意見の衝突は避けられません。
また、予算の支払いの割合や、両家両親が費用の援助のあるなしでも喧嘩になってしまう原因となりえます。
4.両家両親の干渉や、意見の違い
結婚式において切り離すことが出来ないのが、両家の両親です。
両家共に、本人達に任せて必要以上に口を出さないスタンスなら特に問題はないのですが、一方または両家共に式に対しての要望や、地域性の違いで意見が衝突してしまう事もあるかと思います。
また、両親が過度に口を出し過ぎる事も、ストレスになり喧嘩をしてしまう原因です。
5.式に対するこだわりが強すぎても喧嘩は起こる!
せっかくの晴れ舞台なので、とことんこだわりたいと思う人も多いかと思います。
しかし、強すぎるこだわりは、時に喧嘩の種となります。
どちらか一方のこだわりが強く、「相手にも同じようにこだわってやって欲しい!」と強要してしまうと精神的にも肉体的にも疲れてしまい、式に対するモチベーションも下げる原因にもなりかねないので注意が必要です。
また、こだわりたいという気持ちが強すぎると、式に対するパートナーとの温度差を感じてしまい、「本当にこの人でいいのか?」などと根本的な部分で喧嘩を引き起こし、最悪の結果になってしまう可能性もあります。
結婚式の準備中喧嘩なんてしたくない!喧嘩回避のコツは?
準備中に喧嘩をしない為に心掛ける事は?
結婚式の準備が本格化する前に、きちんと話し合いをする事が、喧嘩を回避する1番の近道です。
予算の割合、こだわりたい所、準備をする上での決まり事、両家両親に対する対策方法を細かく決めて置く事で大きな喧嘩をすることは避けられます。
例えば、お互いの式に対する譲れない所を確認する事により、どんな式にしたいのか具体的イメージを持つことが可能になり、その為にしなければいけない事が見えてきます。
経済面であれば、予算の細かい内訳の予定額(料理には○円まで、引き出物は○円まで)など予め決めておく事により、予算内で納める様に決めていくのでスムーズに進める事が出来ます。
結婚式は予算よりもオーバーすることがほとんどですので、予算額以外に万が一オーバーしてしまった時に補填する予備の金額も話し合っておくと、経済面でも余裕をもって準備ができます。
お金のことは準備の中でも揉めがちですので、費用の負担について予め話し合う時は、「結婚式費用の分担|新郎新婦・両家両親の負担の割合は?」も参考にしてみてください。
また、両家両親に対しても言われる前に自分達がどうしたいのかの意思を示し、両親の譲れない希望を予め確認し、自分達の希望とすり合わせておく事により、後手に回らず双方の希望を取り入れながら準備を進める事が出来ます。
そして、準備をする上でのスタンスもきちんと約束事(「作業を予め分担ししっかり責任を持つ」、「期日がある場合は、必ず2日前までに終わらせ前日に2人で最終確認を欠かさずする」など)を決めておく事で不満解消につながります。
こうして、話し合いを行いきちんと方針を決めておけば、喧嘩を極力減らすことが可能です。
話し合いの際は喧嘩腰にならない様に気を付け、言葉も丁寧な言い回しを心掛けたり、相手の意見や主張を受け止める姿勢でいる様にすると尚良いと思います。
結婚式までの準備期間はとことん話し合い、楽しく準備を!
結婚式は決める事も多く、決して楽しいばかりではないと思います。
時には、喧嘩してでも話し合わなければいけない事もあると思いますが、些細な喧嘩が積み重なればお互い嫌になってしまうものです。
そうならない為にもお互いの事を思いやり、冷静さを持ってしっかり話し合いながら、楽しく結婚式の準備を進めましょう。