結婚生活の中で避けては通れない夫婦喧嘩。
「仲直りしたいけれど、なかなか謝れない」「喧嘩の後どうしたらよいか分からない」という方に、仲直りのきっかけを掴むコツを教えます。
夫婦喧嘩した後の仲直りのタイミングときっかけは?
どんなに良好な夫婦関係でも、ほんの些細な事や、物事の価値観や考え方などの違いなどから、喧嘩に発展してしまう事はあると思います。
そして、お互いが納得できないまま、喧嘩を次の日以降も引きずってしまうと、今度は仲直りや話し合うタイミングを逃して、家の中に気まずい雰囲気が流れて居心地が悪い経験をした人も多いのではないでしょうか。
今回は、夫婦喧嘩をしてしまった時の、仲直りのきっかけやタイミングについて調べていきます。
そもそも夫婦喧嘩の主な原因ってどんな事?
夫婦喧嘩に良くあるパターンは大まかに分けて4つあった!
夫婦喧嘩には、家庭内で様々な原因があると思いますが、どこの家庭でも起こり得る喧嘩の原因は大まかに分けて4パターンあります。
夫婦喧嘩の原因1.言葉のかけ方、物言いについて
お互いに気を許しているせいか、言葉がきつくなってしまったり、自分にそんなつもりはなくても、相手を下に見る言い方をして相手をイライラさせてしまった事はありませんか?
同じ様な意味合いでも、伝え方によっては喧嘩になってしまいます。
また、言い争いをしていると興奮状態になり、言葉使いも荒くなって言わなくてもいい事まで言ってしまい、些細な喧嘩がいつの間にか大喧嘩に発展して仕舞う可能性もあります。
夫婦喧嘩の原因2.生活習慣や態度について
専業主婦の家庭では、家事をするのは奥さんがメインになるかと思いますが、あからさまにやって当たり前という態度をされてしまうと、奥さんもイライラして不満が溜まってしまいます。
また、共働きの夫婦でも役割を分担しているにも関わらず、相手がなかなかやってくれないとしわ寄せがきたり、思った通りになっていないと、結果言い争いになってしまいます。
その他にも、脱いだものをそのままにする、食べ終わっても片さない、物を色々な所に置きっぱなしにしてなくしてしまうなど、普段の生活習慣の違いでも喧嘩が起きる原因となります。
夫婦喧嘩の原因3.子供の教育方針や考え方について
育って来た環境が違うので、子供に関する考え方も違って当然です。
しつけの仕方や食事のルール、習い事、子供の教育に関する方針など、考えることはいっぱいあります。
しかし、「自分はこうだったからこうしたい!」と自分の考えを一方的に押し付けるだけでは、当然意見の衝突は避けられません。
また、子供に対する温度差も相手に不満を抱く要因となります。
夫婦喧嘩の原因4.コミュニケーション不足について
仕事の帰りが遅くなる時や、飲み会で終電を逃してしまった時の無断外泊など、連絡を怠る事により、相手を不安にさせ、イライラさせる原因になります。
また、お互いに仕事をしていると、仕事に対してのストレスや愚痴もあると思います。
しかし、お互いに余裕がなく、一番親身になって欲しいパートナーに話を聞いてもらうことが出来ないと、さらにストレスが溜まる結果になりかねません。
夫婦喧嘩をしてしまった時はどうすればいい?
仲直りのタイミングはいつ?
喧嘩をした直後はお互いに感情的になっていて、すぐに冷静になるのは難しいと思います。
だけれど、ズルズルと喧嘩したままの状態でいるのも、余計にこじれてしまい、気まずくなってしまうので、なるべく早く話し合いや仲直りしたいのが本音でしょう。
やはり仲直りをするためには、お互い落ち着きを取り戻し、冷静に話せる時が1番の仲直りのタイミングです。
喧嘩の後は相手の顔を見たり話をしてしまうと、どうしてもイライラとした気持ちを引きずりがちになってしまいますので、少し距離を置いたり、休日なら出かけるなどして、お互いに冷静になれる時間を持ってから仲直りをするのも大切です。
場合によっては、直接仲直りを促すのではなく、メールや手書きの手紙などで書いて仲直りのタイミングを作るのもいいと思います。
仲直りや話し合いをする為のきっかけはどうすればいい?
喧嘩の後は、気まずくて話しかけるだけでも勇気がいりますが、そんな時の為に、夫婦喧嘩後の仲直りをするきっかけの作り方を見ていきます。
仲直りのきっかけ1.あらかじめ仲直りの方法を決めておく
結婚したらすぐに、喧嘩して仕舞った後の仲直りのきっかけを決めて置く事も1つの手です。
例えば、「喧嘩後の次の日の夜に欠かさず話し合いをする」、「喧嘩後はお互いに手紙を書く」など簡単なルールを決めて置く事により、喧嘩が長引く事はありません。
特に、どうしても天邪鬼になってしまい、自分から謝るのが苦手という方は、方法が決まっていると喧嘩後でも素直に謝りやすくなります。
仲直りのきっかけ2.喧嘩しても挨拶は必ずする
喧嘩した時の後は話しかけづらいと思いますが、ここで挨拶もせず無視した状態になってしまうと、長期化してしまうので、いつも通り挨拶をしましょう。
イライラとした気持ちになっていると、笑顔で挨拶というのは難しいかもしれませんが、「おはよう」「いってらっしゃい」「いただきます」「ご馳走様でした」「おかえりなさい」「おやすみ」の6つだけはお互いに心がけたいものです。
もし、自分に反省の気持ちがあったり、冷静になれているのであれば、いつも通りのトーンで挨拶できるよう心がけましょう。
仲直りのきっかけ3.さりげなく隣に座る
面と向かってではなく、心理的に仲間意識を最も感じやすい隣に座る事で、話すきっかけが自然と産まれます。
もし、反省しきれていない、許し切れていないという場合には、無言でも構いません。
喧嘩をした後、わざと相手のパーソナルスペースに入ることで「謝りたい」「喧嘩をしたくない」という意思を伝えることができる様になります。
また、お子さんがいる家庭では、お父さんとお母さんが喧嘩をした後に隣に座っていると、察して自分も加わろうとするため、子どもを介して自然な雰囲気に持っていけることもあります。
仲直りのきっかけ4.直接ではなく文章で伝える
喧嘩後に直接話しかけられなくても、メールやLINE、手紙などで文章にする事により、仲直りしたい意思をはっきりと伝える事が出来ます。
口下手でなかなか伝えられない、自分は悪くないけど仲直りはしたいという時には、文章に気持ちを乗せて渡すと早い解決に繋がります。
また、喧嘩の最中は怒りの気持ちで「何に怒っているのか分からない」「言いたいことがまとまらない」「話が脱線してしまう」とうこともありますが、文章は書く際に自分の気持ちを整理することもできるのでオススメです。
相手に文章で伝えるときは、怒りに任せて筆を執るのではなく、冷静に落ち着いて書くことがポイントです。
仲直りのきっかけ5.プレゼントや相手の好きなものを用意する
相手が喜びそうなものを買ってプレゼントしたり、相手の好物を食卓に並べたりすると、お互いが謝りやすくなります。
プレゼントは豪華な物でなく、コンビニやスーパーで売っているものでも構いません。
例えば、相手がケーキが好きな場合はケーキ、お酒が好きな場合はお酒などでOKです。
ただし、痴話喧嘩ではなくかなり重要な内容で喧嘩をした場合は、物を渡すと「物で解決しようとしている」とさらに怒らせるリスクもあります。
逆効果にならない様に、ちょっとした普段の喧嘩で使いたいきっかけです。
夫婦喧嘩は円満夫婦になる為の足掛かりに!
夫婦喧嘩と聞くと、マイナスなイメージかと思いますが、お互いの本音が聞けるチャンスでもあると思います。
しかし、ダラダラと相手に不満を言うだけでは仲直りは出来ません。
喧嘩を長引かせる事無く仲直りする為には、お互いがきちんと歩み寄り、2人でのルールをしっかり決め、喧嘩してもきちんと話し合い解決が出来る、円満な夫婦を目指しましょう!