夫婦喧嘩が子供に影響!?生育環境と性格の関係とは

夫婦喧嘩が子供に影響!?生育環境と性格の関係とは

夫婦とは言え、喧嘩する事はどこの家庭でもある事です。

子供の前では、極力喧嘩しない様に心掛けていても、つい感情的になってしまい怒鳴り合って喧嘩してしまう事もあると思います。

では、夫婦喧嘩を目の当たりにしてしまった子供には、何か影響はあるのでしょうか?

夫婦喧嘩が子供の性格にもたらす影響について見ていきます。



子供の心と体の成長にもダメージ!?夫婦喧嘩がもたらす影響とは

心にダメージ!精神的疾患にまで陥ってしまう

心にダメージ!精神的疾患にまで陥ってしまう

大きな声で怒鳴られたり、言い争う姿は見るのは、人に恐怖心と緊張感を与えます。

子供にとって1番安らぐ場所であるべき家庭で、両親が言い争っている姿を見る事は、大人が考える以上に緊張感や恐怖心を煽り、かなりのストレスとなり、上手にストレスを発散する事も出来ず心の中に蓄積されてしまいます。

夫婦にとっては些細な喧嘩であっても、子供からすれば両親の強張った顔や緊迫した空気、普段とは違う口調に恐怖を感じ、精神的に抑圧された状態が心のトラウマになり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を引き起こす引き金になってしまいます。

また、夫婦喧嘩を目の当たりにしてしまった子供はアダルト・チルドレン(家庭環境に問題があったり、両親から虐待を受け、心に傷を負ったまま大人になり、いつまでも心の傷が癒えない状態)に陥りやすい傾向にあります。

体の成長にも大きく影響していた!

体の成長にも大きく影響していた!

大人でも、悩みを抱えて居たり、不安になると夜に眠れなくなってしまう事などありますよね。

子供も、不安やストレスなどを抱えていると、十分に睡眠をとることが出来なくなってしまいます。

睡眠とは、ただ体を休め疲れを取るだけでなく、成長ホルモンの分泌を促す大切な時間です。

それが、両親の喧嘩している姿を見る事により、緊張感や不安で睡眠不足に陥り、結果として、子供の成長に重要である、成長ホルモンの妨げに繋がってしまいます。

成長ホルモンの分泌不良が子供に与える影響

  • 成長期の時期の子供では、身長が十分に伸びなくなってしまう
  • 疲れが取れにくく、無気力な状態になり、情緒が不安定になる
  • 抵抗力や免疫力が落ちる事により、病気をしやすくなる
  • 脂肪が蓄積し、太りやすい体質になる

子供の恋愛や結婚観念にまで悪影響をもたらす

子供の恋愛や結婚観念にまで悪影響をもたらす

子供は親の背を見て学ぶ様に、両親の喧嘩している姿を見ていると、「結婚=喧嘩」とマイナスなイメージが子供の中でついてしまい、恋愛や結婚に否定的になってしまいます。

子供のうちから、結婚=悪とイメージを持ってしまうと、大人に成長した時に結婚に希望を持てない様になってしまう事と、いざ結婚しても自分の両親の様に、夫婦関係が不安定な、喧嘩の多い家庭になる傾向もあるようです。

自己否定をしてしまう!?自己肯定感が育たない

自己否定をしてしまう!?自己肯定感が育たない

自己肯定感とは、「自分はここに居ていい」「自分は価値ある存在だ」と思える状態の事を言います。

自己肯定感を育てる為には、自分は愛されている、自分は必要とされている存在だと、心から思える環境が必要です。

しかし、両親の喧嘩の理由がまだ理解できない子供は、「自分のせいで両親は喧嘩しているのでは?」などと考えてしまう事があります。

子供にとって絶対的な存在の両親が、自分のせいで喧嘩をしていると思う事は、「自分がいなければ両親は喧嘩しない」と自分の存在価値を否定し、夫婦の喧嘩の理由が自分にあると思う事で、心に深く傷を負ってしまいます

1度自分はいらない存在なのではと思ってしまうと、どうしても否定的になってしまい、上手に自分を表現出来なかったり、周りの目を気にしたり、最悪の場合、自分の存在が苦しくなり自傷行為に走ってしまう可能性もあります。

力で解決しようと乱暴になってしまう

力で解決しようと乱暴になってしまう

毎日の様に両親の喧嘩を見ていると、暴力や暴言が日常になってしまい、いけない事だという意識が低くなっていきます。

友達と意見が衝突した時など、本来だったらゆっくりと冷静に話して解決するべき時も、乱暴な言葉でまくし立てたり、喧嘩になったら暴力には暴力で返すといった、攻撃的な性格になってしまいます。

子供の前で喧嘩してしまった時、すぐにするべき事とは?

子供は大人が思う以上に、不穏な空気を察しているものです。

万が一、子供の前で夫婦喧嘩をしてしまったら、必ずすぐに子供のケアをしてあげましょう。

フォローのポイントとして、必ず喧嘩の原因は子供にはないことを伝えます。

「○○ちゃんが悪いから喧嘩をしてしまった訳じゃない」とはっきりと伝えないと、子供は自分に非があるのかもしれないと不安な気持ちをずっとため込んでしまいます。

ある程度、事情が理解できる年齢ならば、喧嘩の原因をしっかり説明できる範囲で伝えてあげる事も、子供が安心できるポイントになります。

その他に、大声で怒鳴り合ってしまった場合は、怖がらせてしまった事をまず謝罪しましょう。

その後、しっかりと抱きしめて安心させた後に、子供が落ち着くのを待ってからきちんと喧嘩してしまった事の説明をするのがポイントです。

夫婦喧嘩は冷静に!子供がいる時は絶対に喧嘩は持ち込まない

夫婦とは言え、男性と女性では根本的に考え方に違いもあり、夫婦の信頼関係を築くうえでも争うことが絶対にいけないとは言えません。

しかし、子供にとって大好きな両親が揉めている姿は、とても悲しい事だと思います。

ついカッとなって喧嘩になりそうな時は、1回深呼吸して、子供が寝静まったのを確認してから話し合いの場を設けるなど、極力子供の前で喧嘩をしない努力をしましょう。

そして、何度喧嘩をしてもきちんと話し合い、お互いを尊敬しあえる夫婦関係を築いていけると良いと思います。