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生理をラクに♪布ナプキンの簡単な作り方・使い方・洗い方を紹介

毎月やってくる生理は、女性にとっては少し憂鬱です。

お腹が痛くて仕事や家事がうまく進められなかったり、ちょっとしたことでイライラしてしまったりと、あまりいいことがないですよね。

そんな毎月の憂鬱さを、手作りの布ナプキンで少し和らげてみませんか?

今回は、布ナプキンの使い方やお手入れ方法だけでなく、簡単な作り方もご紹介します!

布ナプキンは女性の味方!実はとっても使いやすい

布ナプキンは女性の味方!実はとっても使いやすい

布ナプキンと聞くと、なんだかお手入れが面倒そうで手を出せない、という女性も多いですが、実は使ってみると印象が変わります。

特に、市販の使い捨てタイプと違って、自分のライフスタイルに合わせて使う種類を変えることができるのが魅力です。

また、可愛い柄が少し気分を明るくしてくれるのもおすすめポイントの一つですね。

学校では教わらない!布ナプキンのここが利点

布ナプキンについての知識は、意外と女性でも持っていない方が多いです。

なぜなら、興味を持たないと調べないからです。

学校では、生理については教わっても、ナプキンの種類まで詳しく教わることはないですよね。

また、親が使っていなければ自然と使い捨てのナプキンを使うようになるのは当然な流れです。

ただ、布おむつがあるように、布ナプキンも存在していますし、様々な利点がそこにはあります。

例えば、コットン素材のものなど、肌に触れる部分の素材にこだわることができるので、敏感肌の方にはぴったりです。

どうしても24時間つけっぱなしのナプキンは、擦れたり蒸れたりしやすいですよね。

そうすると、肌が赤くなってしまった、かぶれてしまった、という経験をしたことがある女性は多いはずです。

そんな時に、肌に優しい布ナプキンは大活躍します。

また、化学製品とは違って体を冷やさない効果も布にはあるので、冷え対策にも効果があります。

また、布ナプキンは捨てずに毎回洗濯をする必要があるので、普段なら見もせずに捨てていたナプキンを、見るという行為を自然と行います。

そうすることで、日々の体調変化や、ちょっとした異常などにもすぐに気がつけます。

このように、自分の体と向き合えるのが、布ナプキンの利点です。

ただ、血を見るのが苦手な方や、忙しくて毎日のちょっとした洗濯もストレスに感じてしまう人には不向きです。

自分のライフスタイルに合うかどうかは最初によく検討する必要がありますが、様々な利点があるということはぜひお伝えしておきたいです。

布ナプキンは形も様々

布ナプキンには実は様々な形が存在しますから、ライフスタイルに合わせて選べるのも利点の一つです。

例えば、洋服を選ぶように、自分に合ったものを使えます。

また、生理の前半と後半で形を変えたりといったカスタマイズも自由なので、少しでも使い捨てナプキンに不満がある人は一度試してみる価値があるかもしれません。

一番初心者に使いやすいタイプが、「一体型」と呼ばれる布ナプキンです。

これは、羽つきの使い捨てタイプと形も似ていますし、ひし形のものも同じように使えます。

肌に触れる側の布と、外側の布の間に既に吸収体や透湿防水布のようなものが入り込んでいるので、ショーツに留めて使うだけです。

そして、「プレーンタイプ」と呼ばれるものは、肌に触れる側の吸収体(プレーン)とショーツに取り付けるためのホルダーとが分かれているタイプです。

こちらは、交換するときには吸収体部分だけをさっと取り替えるだけです。

四角くなっており、三つ折りにして使うタイプや、羽なしの紙ナプキンのような形のものなど、色々と販売されています。

三つ折りなどで使うタイプは、折り方を変えて2回分として使うことができるので、少しの経血の時期に使うと便利です。

生理のときだけでなく、おりものシートとしても使えるので、いきなり生理で使うのは心配、という方にはおりものシートとしての使用からのスタートをおすすめします。

このように様々な形のものがあるので、自分の経血量などを見ながら変えてみたり、自分で手作りして自分にぴったりな布ナプキンを作ることも可能です。

これが、ライフスタイルに合わせて使えるという利点の大きな特徴です。

布ナプキン初心者はこうやって始めよう!

布ナプキン初心者はこうやって始めよう!

では、実際に使う時にはどのように使えばいいのかをご紹介します。

とにかく初心者で使い始めが怖い、という方には紙ナプキンの上に布ナプキンを乗せて使ってみるのはどうでしょうか。

そういった用途で作られた薄い布ナプキンも販売されています。

これは、万が一のときにも漏れの心配はないですし、肌に触る部分は布なので布ナプキンの良さを体験するのにはぴったりです。

また、先程もお伝えしたようにおりものシートとして使用してみたり、生理後半の経血が少ない時期からスタートするという方法もあります。

使う前にする一工夫が大切

布ナプキンを購入したら、必ず行うべきことがあります。それが「予洗い」です。

これは、衛生面の問題もありますが、オーガニックリネンやコットンには天然由来の油分がたくさん残っているのでそれを落とす必要があります。

一度洗うことでコットンなどに残る油分を取り、水をはじいてしまわないようにすることができます。

予洗いの方法は、洗濯機ですることができます。

30度以下の水で洗剤なしのすすぎ洗いを行うといいでしょう。

脱水も軽くおこない、形を整えて干します。

使っているうちにどんどん油分は落ちていくので、徐々に使いやすさが増していくのも布ナプキンの良さですね。

交換頻度はどのくらいなの?何枚用意すればいい?

では、実際に使う際にはどのくらいの枚数を用意すればいいのか気になりますよね。

経血の量にもよりますが、だいたい昼間は2、3時間おきに交換するくらいで計算するといいでしょう。

生理の後半には量が減ってくるので、使う布ナプキンの種類も変えて、折り返して2回使えるタイプなどを活用すると枚数自体は少なくて済みます。

布ナプキンの種類にもよりますが、内側の肌に触れる部分だけ交換するプレーンタイプであれば、中のプレーンを少し多めに、そして下着にセットするためのホルダー部分は昼用3枚、夜用2枚程度用意すると安心です。

忙しくて頻繁に洗えないような方は、1回の生理期間分の枚数を用意してしまうのも方法の一つですね。

大変そう?!気になる布ナプキンのお手入れ方法!

大変そう?!気になる布ナプキンのお手入れ方法!

最後に、お洗濯の方法についてですが、実はとっても簡単です。

用意するものは、つけ置き用の容器(バケツのようなもの)と、アルカリ性の洗剤(アルカリウォッシュなど)です。

洗剤は血液を落とせるランジェリー用もありますが、ナチュラルクリーニング派の方は重曹や酸素漂白剤でも大丈夫です。

そして、洗い方はとっても簡単で、使い終わった布ナプキンをさっと手洗いしたら、半日から1日程度つけ置きをします。

その後、つけ置きしたナプキンを軽くすすいで洗濯機へ入れて通常の洗濯物と一緒に洗うだけです。

その際には洗濯ネットに入れましょう。

もちろん、手洗いでもOKですが、その場合は脱水は十分に行ってから乾かすようにしてください。

生乾きになってしまうとにおいなどが気になりますので、要注意です。

また、血液は50度から60度くらいのお湯で固まってしまいますので、必ずぬるま湯か水などで洗うようにしてください。

洗剤は、アルカリウォッシュであれば水500mlに対して小さじ1程度溶かして使います。

せっかくお肌に優しい布ナプキンなので、あまり合成洗剤を使わない方がいいですし、血液はなかなか落ちにくいのでアルカリ性のもので洗うといいです。

また、つけ置きの時のにおいが気になる方には、ティーツリーなどのオイルを数滴垂らすのをおすすめします。

ティーツリーは消臭、殺菌効果などがあるのでぴったりなエッセンシャルオイルですね。

布ナプキンを手作りしてみよう!

布ナプキンを手作りしてみよう!

市販でもたくさん可愛い布ナプキンは販売されていますが、実は自分でも簡単に作ることができます。

しかも、ミシンが無くても手縫いで作れるくらいに簡単です。

もし手元に布ナプキンがある方はそのサイズを型紙にして作ってもいいですし、無料の型紙もインターネットで検索するといくつも出てきます。

布は、オーガニックコットンや竹布などが肌触りがよくておすすめです。

特にプレーンタイプは四角く作るだけなのでとても簡単です。

プレーンタイプ(約27cm×29cm)の作り方

型紙を用意して切る(約27cm×29cmの下布と、約21cm×29cmの上布でもOK)

布(下布、上布の2種類)を型紙に合わせて裁断する(まち針などで布に直接型紙を固定すると切りやすいです)

上布の上下(29cmの長い辺2つ)をステッチでかがり、2種類の布を重ねてまち針で仮止めする

下布と一緒に端を一周ステッチでかがって完成

このサイズであれば、四つ折りに畳んで使えます。

好きな肌触りや、柄で作れるのが手作りの醍醐味ですね。

布ナプキンで生理の日を少し明るい気分に!

布ナプキンで生理の日を少し明るい気分に!

女性は何年も付き合うことになる生理ですが、生理痛が重い方や気分が落ち込みやすい方にとっては毎月苦痛な1週間です。

確かに使い捨てナプキンの方がお手入れの手間などもないので便利ですが、布ナプキンにも色々な利点があるということが今回おわかり頂けたのではないでしょうか。

しかも、自分で好きな柄の布ナプキンが作れるというもの魅力ですよね。

少しでも興味を持った方はぜひ一度、試してみてください。