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ニベアやオロナインを使ったいちご鼻の治し方は本当に効果ある?

化粧をする時、鼻に黒いぽつぽつがあるのを見るととても気になりますよね。

毛穴に詰まった皮脂や角栓が酸化して黒くなったのがこのぽつぽつの正体で、それがいわゆるいちご鼻と呼ばれています。

このいちご鼻に悩まされている人はとても多く、その対処法についてインターネットで検索するとたくさんの方法が出てきます。

その中でも話題になったのは、保湿クリームとして定番のニベアや、傷薬として万能で常備薬としてもお家によくあるオロナインでパックをするというものです。

しかし、この方法はたしかに角栓は取れるのですが、お肌にはよくないので実はいちご鼻の治し方としてはおすすめできません。

その理由について詳しくみてみましょう。

ニベアやオロナインを使ったいちご鼻ケアはNG!?

ニベアパックは複数の油脂成分を過剰にとりすぎてしまう

ニベアパックは複数の油脂成分を過剰にとりすぎてしまう

ニベアはコスパのよい保湿クリームとして大変人気で、全身のスキンケアに使っている人も多いロングセラー商品です。

いちご鼻の治し方として、このニベアを美容パックに使うという方法が話題となりました。

手順としては、鼻全体にニベアを塗り、上からラップで蓋をしてお風呂などで発汗作用を促しながら10分程放置し、ニベアを拭き取って洗顔をするというものです。

このやり方をトライしてみた人は「毛穴の黒ずみがきれいになった」という人と、「そうでもなかった」「ニキビができて逆に肌が荒れた」など効果に差が出ているようです。

ニベアの主成分はホホバ油、ミネラルオイル、ワセリンといった油性の成分であり、それらが肌に油膜をつくって肌を保護する働きをするので、肌の乾燥対策に効果があります。

いちご鼻に効果が見られた人は、この油分が角栓を柔らかくしたので、その後の洗顔で角栓が落ちやすくなったのだと思われます。

しかし、角栓を柔らかくするにはオリーブ油などの肌になじみやすいオイルだけで十分であり、ニベアが持つ複数の油性成分を長時間高濃度で肌に浸透させるのは、油分が過剰すぎてニキビや吹き出物の原因になったり、毛穴に詰まって逆にいちご鼻の原因になったりする可能性があります。

オロナインを過剰に塗ると肌を痛める

オロナインを過剰に塗ると肌を痛める

オロナインは傷薬の常備軟膏薬として家庭でよく使用されており、その安心感もあってかオロナインで鼻パックをすると角栓がごっそり取れていちご鼻に効くというのが大変話題になりました。

手順としては、オロナインを鼻に塗り10分置いてぬるま湯で洗い流し、その後市販の毛穴パックをして剥がし、最後に毛穴を引き締めるために冷やすというものです。

動画などでも見たことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、この治し方を参考にし、実際に多くの人が角栓がとれたことを実感しているようです。

その理由はオロナインの成分に入っているオリーブ油によるもので、このオリーブ油は皮脂と成分が近いので角栓になじみやすく、その後の毛穴パックでの角栓が取れやすくなったと考えられます。

しかし、ご存知の通りオロナインの基本的な使用方法は、切り傷や擦り傷、ニキビやあかぎれなどへの皮膚の治療薬です。

オロナインの主な働きは殺菌作用であり、適量を患部に伸ばして細菌感染の予防や殺菌のために使います。

殺菌作用のある有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液は過剰に塗り過ぎると発疹や蕁麻疹等の過敏症が起きることが判明していますので、パックのように長時間高濃度で使用するのは誤った使用方法です。

ちなみにこれはご存知の方も多いと思いますが、毛穴パックは角栓はとれるのでいちご鼻が治った様に感じますが、同時に肌の角質もはがしてしまい、肌を傷つけてしまう恐れが大きいので、こちらもおすすめできません。

ニベアやオロナインを使わない、いちご鼻の治し方は?

ニベアやオロナインを使わない、いちご鼻の治し方は?

オイルと綿棒でマッサージをしながら角栓ケア

毛穴パックや爪の先でこすったりして強引に角栓をとろうとすると、毛穴を広げてしまったり、肌を傷つけたりするので避けましょう。

気になるいちご鼻には、オイルを肌になじませ角栓を柔らかくして綿棒でマッサージをする治し方が簡単でおすすめです。

使うオイルは皮脂に近い成分であるオリーブ油やココナッツオイル、ホホバオイルなど肌なじみが良いものを使うようにしましょう。

新いちご鼻の治し方!オイル角栓ケアの方法

まずは、ハンドタオルを濡らして絞ったものを、電子レンジ500Wで1分ほど加熱して蒸しタオルを作り、鼻にあてて毛穴を開きます。

それから綿棒にオイルをしみこませて、やさしく転がすように小鼻や鼻の頭をマッサージします。

この時オイルを鼻に直接つけてもかまいません。

そうするとオイルと角栓がなじんできてぽろぽろと角栓がとれはじめますが、なかなか取れない角栓に対しては綿棒2本で押し出すようにしてみてください。

綿棒でマッサージをする時は決して強くこすらないように気を付けましょう。

この治し方ならニベアやオロナインを使わずに、肌にやさしく角栓ケアができますので、是非試してみてくださいね。