【プロ執筆】失敗しない!新婚夫婦の新居の選び方|賃貸の選び方や確認ポイントを解説

生活の基盤である住宅選びは、幸せな新婚生活を送るためにも慎重に行わなければなりません。

一人暮らしの経験がある方は多いかもしれませんが、誰かと一緒に住むという経験は少なく、お互いに必要な間取りや家賃をしっかり検討しましょう。

そこで今回は新婚夫婦の新居の選び方や内覧時の確認ポイントをご紹介します。

お部屋探しの前に決めておきたい「お金」の事

お部屋探しの前に決めておきたい「お金」の事

引っ越し料金など初期費用がどれだけ出せるか決めておこう!

賃貸するにあたって家賃や引っ越し費用以外に必ず初期費用として、だいたい家賃の4倍ほどのまとまったお金が必要です。

そのため事前に夫婦間で、月々の家賃額だけでなく初期費用がどれだけ出せられるかを決めておくことが重要でしょう。

地域によっても変わりますが、初期費用として必要なお金は下記のような名目があります。

敷金(家賃1ヶ月分程度)

大家さんに入居前にあらかじめ払う保証金のことです。

退去時の部屋の原状回復費用や、家賃が払えない場合には敷金から支払いをします。

礼金(家賃1ヶ月分程度)

大家さんにお礼の意味で支払うお金のことです。

敷金のように、退去後戻ってくることはありません。

仲介手数料(家賃0.5~1ヶ月分)

家主と借主を仲介した不動産会社に支払う手数料のことです

全国共通で、家賃の0.5~1か月が相場となっていますが、一部には仲介手数料無料の物件もあります。

前家賃(家賃1か月分)

賃貸を契約した際、先に翌月分の家賃を前払いする必要があります。

月の途中で入居する場合は、入居月の日割り家賃と翌月分の家賃を先に支払うのが一般的です。

火災保険料(2年分、2万程度)

借りている家が火災などで被害を受けた場合、建物と家財道具を補償してもらえる保険です。

契約内容によっては、火災以外にも落雷や爆発、風・雪災などにも適用されます。

賃貸物件に入居する際は、ほぼ必ず火災保険への加入が必要です。

保証料(家賃・会社による)

保証人をつけずに賃貸物件を借りる場合、保証会社を利用し、保証料を払うケースがあります。

※詳しくは「【プロ執筆】保証人なしでも賃貸は借りられる?保証の必要性と契約時の注意点」をご覧ください。

新居選びはココを見る!お部屋探しのポイント

新居選びはココを見る!お部屋探しのポイント

夫婦間の生活スタイルを考慮して、お互いが何を一番優先させたいことかをよく話し合うことが大切です。

立地は通勤やライフプランを考えて

まず一番重要なことは、お互いの通勤時間がどれくらいかかるかを考えて場所を選ぶことです。

通勤は毎日行うもので、朝の電車のラッシュなど思ったよりストレスがかかるため、円満な夫婦生活を過ごすためには、一方だけに負担がかからないよう調整しなければいけません。

目的地までの所要時間はもちろん、乗り換えの有無や朝晩の駅の混雑状況も調べ、生活の様子を想像してみましょう。

また、今後お子さんを持ちたいと考えているご夫婦は、保育園や学校、公園、病院、スーパーなどの有無と距離も把握しておくと便利です。

間取りは2DK以上を選ぶべし!

新婚におすすめの間取りは2DK以上で、くつろげる場所と寝る部屋を分けることをおすすめします。

1LDKになるとそれぞれのプライベートのスペースが確保しづらくなり、一人になりたいときや趣味に没頭したいときでも一人になれず、ストレスを感じる原因になります。

また共働きの場合、帰宅時間が異なったりするとお互いの睡眠時間が妨害され、健康に支障をきたす恐れもあるからです。

部屋数が多ければもし子育てが必要になった場合も、柔軟に対応することが可能です。

内覧をする時のポイントとは?

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<h3>部屋の状態を確認</h3>
<p>まず部屋・建物の状態を確認するには、下記のような点についてチェックしましょう。</p>
<h4>エレベーターなどの共用部分の清潔さ</h4>
<p>ここをチェックすることで、<span class=管理会社の管理レベルや入居者のモラルの程度が把握でき、本当に安心して住めるかどうかを判断することができます。

特に汚れやニオイがつきやすいゴミ収集場所は、必ず確認しておきましょう。

壁の厚さ

日々の生活の中で、隣や上の入居者の生活音が聞こえるような環境で暮らしたくないですよね。

自宅で過ごす方が増える平日の夕方~夜や、休日に内覧し、チェックするといいかもしれません。

特にファミリータイプのマンションやアパートでは、子供の声や足音なども確認しておくと安心です。

日当たり

写真で日当たりが良さそうでも、最近は加工を施すこともできるので、「実際は1時間程度しか日が差し込まない」といったこともあるかもしれません。

日当たりは実際行ってみないと確認できない部分なので、「午前」「午後」「夕方」の3回はしっかりと確認しましょう。

ただし、日当たりが良すぎると「家具や壁紙、畳が日焼けしやすい」「夏の冷房温度を低くする必要がある」というデメリットもある事を、理解しておきましょう。

家電や家具がはいるかどうか

「引っ越しが決まったのに、冷蔵庫や洗濯機が入らない」といった失敗は意外と多くの人が遭遇しています。

自分の持っている家電や家具、これから購入する家財道具が入るかどうか、その場で実際に測って、設置できるか確認しましょう。

設置したい場所のスペースだけでなく、搬入経路となる玄関や部屋のドアなども、メジャーでサイズを確認してください。

住みやすさに周辺環境は大切!

部屋の状態だけでなく、周辺環境も必ず確認をしておきましょう。

スーパーやコンビニ、病院が近くにあるか

家の近くにどのような商業施設があるか確認し、生活の利便性を確かめる必要があります。

生活において、必要なモノがすぐ手に入るスーパーやコンビニが家の周辺にあると嬉しいですし、子育て世代は近くに病院や保育園・幼稚園、交番があると安心できます。

騒音の有無

周辺に工場がある場合は、稼働している平日の昼間、公園があるときは子どもが遊ぶ休日の昼間や若者が集まる夜中など、周辺状況に合わせて確認するようにしましょう。

また、再開発地区などでマンションなどの建設が盛んな場合、今は騒音がなくても、今後建物の建設や道路工事が行われ、騒音が発生する可能性もあります。

治安が良いか

街並みや外灯が多いか、近くに交番・警察署があるかどうかなど、安全面は必ず確認したいポイントです。

特に、夜は周辺を実際に歩き、人通りや車の有無、道路の明るさなどを見てみましょう。

また、インターネットで情報が配信されている全国読売防犯協力会の「犯罪情報マップ」や、警察の提供する「交通事故発生マップ」、国土交通省の「ハザードマップ」も活用すると、より詳しく治安を調べる事が可能です。

捺印前に確認を!契約内容のチェックポイント

捺印前に確認を!契約内容のチェックポイント

契約書・重要事項説明書の特約に注意

審査が終わって契約するまで気を抜かないように、契約書や重要事項説明書の特約には十分に注意しましょう。

聞きなれない不動産用語ばかりで、読むのが面倒といった方もいるかもしれませんが、特約には借主に不利な条件がついている場合が多く、のちのちトラブルになることも少なくありません。

例えば、退去時の借主の原状回復を、通常国土交通省のガイドラインに定められている原則以上に求める特約を書いてことがあり、その場合、家主負担となる普通に生活して生じる消耗や老朽の原状回復も、借主に請求されるケースがあります。

また、賃貸契約を更新する場合の更新料・更新手数料や、室内での禁止事項、設備故障時の費用負担なども確認しておきましょう。

また、賃貸はいずれ退去することになりますので、退去時の通知期限や、契約期間中に退去した場合の違約金・事務手数料の有無なども、借りる時点で確認することが重要です。

幸せな新婚生活を送るために、お部屋探しはしっかりと!

幸せな新婚生活を送るために、お部屋探しはしっかりと!

幸せな新婚生活を送るために部屋探しはとても重要でお互いよく話し合い、一方が我慢するということがないようにしましょう。

お互いの要望や価値観が違うため、部屋探しに難航している方も多いかと思いますが、まずは不動産会社に相談することをおすすめします。

大手の不動産会社はたくさんの物件を取り扱っているため、二人の要望にあった物件が見つかるかもしれません。

また、完璧な物件が必ずあるとは限りませんので、お部屋探しの際に理想の条件と併せて譲歩できる部分も考えておくと、スムーズに準備が行えます。

itoo/不動産会社勤務

宅地建物取引士、建設業経理士1級。
賃貸住宅から物件売買まで、多くの人の生活に寄り添ってきた経験を持つ。
重要書類の作成や費用のとりまとめ、ローン提案なども行い、経済面の相談も得意。