産後で初めての長距離移動は何かと気を使いますし、初めての事だと何が必要でどんな事に気を付ければ良いか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
今回は、帰省時の赤ちゃんの持ち物や注意点などについて、紹介していきます。
赤ちゃんが初めての帰省!移動時や季節毎に心掛けておくべき事は?
赤ちゃん連れでの帰省って何に気を付ければいい?
帰省をする際は、移動手段や距離や季節や月齢により気を付ける事も様々ありますが、1番大切なのは赤ちゃんの体調の変化です。
慣れない移動や初めての場所だと、敏感に反応を起こす赤ちゃんもいますので、常にしっかり様子を観察しましょう。
また、帰省先での赤ちゃんグッズやお部屋の状況の確認も、事前にきちんと話し合っておく事も必要です。
自分達で持参するものやあらかじめ用意しておいてもらう物など、慣れない場所だからこそ慌てずお世話をする為にもしっかり準備を整えておきます。
赤ちゃんの過ごすお部屋の準備(掃除をしっかりする・口に入れてしまう小物はしまう)など自分達の要望や使わせてもらう部屋の状態などを聞いて、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしておく事も大切です。
移動別・暑い時・寒い時の気を付けたい事や注意点!
新幹線・特急列車
座席は、泣き出したらすぐにデッキに出れる様に入り口付近を取るとベストです。
また、新幹線などには多目的室(お身体の不自由な方が優先的)が設置されており、授乳などで利用する事が出来るので、あらかじめ場所や利用できるのかを問い合わせておくかネットで確認しておくと、いざと言う時に冷静に対処出来ます。
ただし、多目的室は必ず利用できるとは限らないので、授乳ケープやミルクセットは必ず持参するなど注意しましょう。
飛行機
電車と違い、泣き出してしまったら避難するのが難しいのが飛行機です。
特に、着離陸時は気圧の変化で泣き出す事が多いのでそのタイミングで授乳をしたり、ミルクをあげたりするなどの工夫が必要となります。
また、お昼寝の時間にフライト時間を合わせて帰省するのも、自分達も安心できるだけでなく周囲の方の配慮にもなります。
その他、赤ちゃん連れでのフライトである事をチケットの購入をする際にあらかじめ伝えておくと、チャイルドシートの貸し出し準備などを行ってくれますので、必ずこどもの年齢を伝えましょう。
乳幼児同伴であることを乗務員の方が把握できると、機内で配慮してくれることもあります。
なお、乳幼児の搭乗制限・航空券の要否については、各航空会社で規定が異なりますので、予め確認してから予約しましょう。
自家用車
移動手段の中では1番自由が効くのが、車での帰省です。
長距離などの移動時は寝ているからと連続して走るのでなく、慣れない長距離移動で疲れを感じている事もあったり気分転換の為に、子供が寝ていてもこまめに休憩を挟む様にしましょう。
また、赤ちゃんは体温調節が難しい時期なので、車内の温度には常に気を配る事が大事です。
その他、高速道路を利用する場合は好きな時に止まる事が難しいので、早めにおむつ替えをするなど先を見越しての行動を心掛けます。
春先や夏などの暑い時期の帰省
気温が上がり、赤ちゃんも暑さで機嫌が悪くなる事を想定してお気に入りのおもちゃなどは必ず持参しましょう。
また、暑い時期は脱水にも注意が必要です。
こまめな授乳や水分補給、おむつの濡れ具合や唇の乾燥、体温の変化など体調管理にはいつも以上に目を配ります。
秋や冬などの寒い時期の帰省
寒くなり感染症が流行する時期ですので、移動時の人混みが多い場所への寄り道などは極力避ける方がいいと思います。
かつ、防寒対策は抜かりなく行いましょう。
帰省時に必要な赤ちゃんの荷物って何を用意すればいいの!?
帰省時の荷物は多くて大変!軽減対策は?
帰省時の荷物は、赤ちゃんの物だけでもかなり多くなります。
冬場になれば、洋服の枚数や生地の厚みで余計に荷物が増えるものです。
その為、上記でも触れましたが必ず帰省前に話し合い持って行くものと、用意して貰う物を必ず確認しましょう。
また、宿泊の日数が長い場合や持参したい荷物が多い場合は、あらかじめ宅配などで送ってしまうのも1つのアイディアです。
その他にも、圧縮袋に洋服を入れて小さくまとめるのも荷物の軽減に繋がります。
帰省時の赤ちゃんの荷物確認リスト!
用意するもの | 必要性・注意点 |
---|---|
ベビー服 | 泊まりなら、宿泊日数+予備を準備、帰省先で洗濯が可能なら宿泊日数分位。 日帰り時も、緊急用に1~2着ほど用意をして鞄へ。 |
肌着・靴下 | ベビー服と同じ枚数だけ必要。 |
帽子 | 夏場は日差し対策、冬場は防寒として必須。 |
おくるみ | 冬場に帰省する場合は、防寒として欠かさずに用意。 |
食器 | 使い慣れた物がいい場合は、帰省先に用意がない場合は持参。 マグや哺乳瓶なども忘れずに。 |
離乳食 | 移動時間にもよりますが、冷凍したものを持参するか市販品を購入していく。 帰省先で用意または台所が使える場合は、現地で食材だけを調達。 粉ミルクやその他の飲料も、普段使用しているものが見つからない時の為に持参すると安心。 |
水筒(お湯) | 移動時のミルクを作る際のお湯、夜間など何度も沸かさずに済むように、前準備として寝る前にあると便利。 |
おむつ | 多めに持参するか、こだわりのメーカーが決まって居なければ荷物軽減の為に現地調達も可。 移動時のカバンには2~3枚は常備しましょう。 |
おむつ替えシート | 移動時のおむつ替えの時などに、敷物として使用。 薄手のブランケットや毛布、タオルケット、レジャーシートで代用する人も。 |
おしりふき | 移動時のカバンにおむつとセットで準備。 |
おもちゃ | ぐずった時用に、お気に入りのおもちゃを持参。 公共交通機関で移動時は、音が出ないまたは音が小さい物を用意。 |
布団 | あらかじめ用意しておいてもらうなど、要相談。 布団でなく長座布団にシーツを巻くなどで代用しても便利。 ただし、準備がベッドの場合は安全性を確認のこと。 |
おねしょシーツ | 布団は持参できなくとも、おねしょシーツだけでも持って行くと、夜間の脇からの漏れなどで布団を汚さないので安心。 |
ベビーバス・バスチェアー | こちらも持ち運びは難しいので要検討。 ビニールタイプやソフトバケツで代用している人は、しぼめて持参もあり。 |
母子手帳・保険証 | 帰省先で体調を崩す事もあるので、必ず持参が必要。 お薬手帳がある場合は、入れ忘れない様に注意。 |
授乳ケープ | 移動時の授乳や、帰省先でもあると見られる心配がないので必需品。 |
ビニール袋 | 移動時のおむつ処理や帰省先で、おむつの匂いが気になる場合に持参していると気兼ねがない。 少し高価だが、特に夏場は防臭効果の高いビニール袋を使用すると、移動中や相手に迷惑をかけない。 |
バスタオル | 入浴時の他に夏場なら掛布団代わりにも。 実家への帰省であれば、借りて荷物を軽減するのも良い。 |
ベビーカー・抱っこ紐 | 移動の際や、抱っこで寝かしつける時などに便利。 帰省時の過ごし方や外出予定などを聞いておくと、選びやすい。 |
初めての帰省が嫌な思い出にならない為にもきちんとした前準備を!
産後初めてだと色々なことに不慣れで、そんな中の帰省だと神経を使うと思います。
少しでも負担を減らし、日頃の育児の気分転換や初のお披露目をいい思い出にする為にも出来得る限りの前準備と早めの行動を心掛け、赤ちゃんとの家族帰省を楽しく明るい思い出になるようにしましょう。