※本サイトにはプロモーションが含まれています。

コンビニで使える!?お家で眠っているビール券の賢い使い方

贈答用として人気のビール券ですが、全国酒販協同組合連合会が行った実態調査によると、全国の家庭で使われないままになっているビール券は、推定679億円分(2004年調べ)に上るそうです。

それは、ビール券が身近なコンビニで使えることや意外な使い道があることが知られていないからかもしれません。

そこで今回は、家計の損を減らすビール券の賢い使用法を紹介したいと思います。

ビール券とはどんなもの?使用期限に要注意!

ビール券とはどんなもの?使用期限に要注意!

ビール券は、正式名称を「ビール共通券」といい、「全国酒販協同組合連合会(以下、全酒協)」が発行している商品券のことです。

商品券には太字で「ビール共通券」とはっきり書かれており、イラストや英語でもビールが表現されているため、「ビールしか買えない」と思われがちですが、実際はほとんどの店舗でビール以外の商品も購入できるようです。

「ビール共通券」と「ビールギフト券」の違いは?

現在販売されているビール共通券(以下、ビール券)は、すべて全酒協が発行している商品券ですが、以前はアサヒやキリンといった大手ビールメーカーからも「ビールギフト券(以下、ギフト券)」という商品券が発行されていました。

しかし、大型スーパーやコンビニ等で以前よりも手軽にお酒が買えるようになったことや、ギフト券でビール以外の商品も買うことができるなど使い方がわかりにくかったことから、アサヒビールやキリンビールは2004年、サッポロビールも2009年には「ビールギフト券」の発行を廃止してしまいました。

ただし、2018年現在、メーカーのビールギフト券はもう発行されていませんが、当時発行されていた「使用期限が書かれていないビール券」については、現在も使用可能です。

ビール券はいくらで買える?小売価格と額面価格の違いとは

全酒協により現在発売されているビール券は、以下の2種類になります。

ビールの量希望小売価格額面価格
瓶ビール633ml2本券850円A-21-0784(784円)
缶ビール350ml2缶券539円K-7-0494(494円)

上記の表にある通り、ビール券は実は購入価格よりも使用価格の方が小さくなる金券です。

例えば、850円で購入した瓶ビール2本券を使うと、784円分のお酒(または商品)を購入することができます。

ビール券は、百貨店で購入できる商品券のように額面価格が大きく書かれていないのでわかりにくいですが、左隅の小さい数列の右端3桁が額面価格です。

A-21-0784なら、784円分のお酒が購入できます。

ちなみに、比較的古い方が額面価格は安くなる傾向がありますが、ビール券の発行年度によって額面価格は異なるので注意しましょう。

ビール券でお釣りが出るかどうかは店舗によります!

額面価格より安いビールを購入した場合に「おつりが出るかどうか」ですが、全酒協によると「お釣りについては各店舗に任せる」となっています。

784円分のビール券で784円未満のビールを買ったとしても、店舗によってはお釣りが出ない場合もあるので注意が必要です。

確実に損をしないようにするためには、ビール券の額面金額よりも高いお酒や商品を購入し、差額分を追加で払うようにしましょう。

有効期限が切れたビール券は無効です!

2004年以前のビール券や大手メーカーが発行していたビールギフト券には、有効期限がないものが多かったですが、メーカーのビールギフト券が相次いで廃止された2005年以降、ビール券には有効期限が設けられるようになりました。

現在ご家庭で眠っているビール券が「いつ頃いただいたものか」をよく思い出してみましょう。

2005年以降であれば有効期限があるため、有効期限が迫っているか終了している場合があります。

有効期限が記載されていないビール券や有効期限内のビール券は現在でも使用可能ですが、有効期限が終了しているビール券については残念ながら利用することはできません。

ビール券の賢い使い道を紹介!

ビール券の賢い使い道を紹介!

全酒協が2004年に行ったビール券の利用実態調査では、57.2%もの人々がビール券はコンビニでも使うことができることを知らないことが判明しました。

では、どんな店で何を購入することができるのでしょう、ビール券で購入できるものや意外な使い道を紹介します。

ビール券が使えるお店は?

「ビール券」というと酒屋で利用するイメージがあるかもしれませんが、実は全国の様々な店舗で使うことができます。

例えば、イオンや西友などの大手スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、お酒を扱っている店であれば使用可能です。

ビール券はビール限定ではなかった!

これもあまり知られていませんが、店舗によってはビール券を焼酎やチューハイ等のビール以外のお酒や商品にも使用することができます。

そのルールは店舗によって異なりますが、例えばスーパーではカゴの中にお酒が入っていれば利用可になったり、ビールの他にジュースやおつまみも一緒に購入できたり、お酒を買わなくても商品を購入できる店舗もあるようです。

ただし、「電子マネーのチャージ」や「税金などの支払い」など、各店舗で「現金でしか購入できない」と決められているものにはビール券は使用できません。

ビール券でホテルの宿泊ができる!?

意外なビール券の使い道としては、ビジネスホテルで全国展開をしている「東横INNの宿泊代」があります。

東横INNでは、宿泊代にビール券などの金券を利用できるサービスを展開中です。

家庭で眠るビール券を使うにはちょうどよい機会ですが、実際に使用する際は以下の条件に気を付けましょう。

  • 使用できるビール券は未使用のものに限る
  • 折れ曲がったり破損したりしているビール券は使用不可
  • ビール券の有効期限が「宿泊当日より1年1ヶ月以上先」であること

※詳しい条件や利用方法は、東横INN金券キャンペーンで確認してください。

金券ショップでも換金できます!

ビール券をお店等で使うのが手間な人には、金券ショップで換金してしまうという方法もあります。

有効期限内あるいは有効期限のないビール券であれば、金券ショップで換金可能です。

発行日の新しいものほど額面金額に近い価格で買い取ってもらえます。

ただし、有効期限の近いものは額面金額よりも安くなってしまうため換金はオススメできません。

また、当然ですが、有効期限が切れているビール券は買い取り不可です。

今すぐ手持ちのビール券の「有効期限」を確認し、早めに利用しよう!

今すぐ手持ちのビール券の「有効期限」を確認し、早めに利用しよう!

家庭で眠っているビール券を使うためには、有効期限内であることが大前提です。

未使用のビール券に心当たりがある方は、使い道を考える前にまずは有効期限を確認しましょう。

有効期限内のビール券であれば、財布へ入れておけば翌日のスーパーの買い出しからでも使用することができます。

せっかくいただいたビール券が期限切れになってはもったいないので、早めに使いきることをオススメします。