※本サイトにはプロモーションが含まれています。

【プロ執筆】住宅購入で後悔!?よくある失敗例から学ぶ成功のコツ

家を買うということは、人生で一番大きなの買い物と言っても過言ではありません。

しかし住宅を購入した人の中には、失敗してしまった!と後悔の声が後を絶たないのです。

今回は、これから住宅購入を考えている方が人生で一番のお買い物で後悔しないよう、住宅購入の際のよくある事例や、失敗例を先輩たちから学んでいきましょう。

大きな失敗の代名詞!予算に関するトラブル

大きな失敗の代名詞!予算に関するトラブル

月々の住宅ローンの返済が厳しい!

住宅を購入する際ほとんどの人は住宅ローンを利用しますが、種類がたくさんあり複雑でなので全て不動産の営業マンに任せる方がいますが、危険なので絶対にやめておきましょう。

担当の営業の方は、自分の成績があるため「頭金なしでも借りられる」「人気の立地だから他の方にすぐ契約される」など急かし契約をさせる場合があります。

近年では頭金なしで借りられる住宅ローンは多いですが、そのぶん金利が高くなり、毎月の支払が多くなる事があるのです。

そのため勢いで契約するのではなく、自分の人生設計プランをしっかり立てて、30年先も支払えるように考え住宅ローンを組みましょう。

土地・建物代金以外の諸費用を考えていなかった!

住宅を購入する際には土地や建物の代金だけでなく、契約時の印紙税・仲介手数料・不動産取得税・登録免許税など、物件契約前~入居までに様々な費用かかります。

購入する物件の種類入居までに必要な費用
新築物件物件価格の5~7%
中古物件物件価格の7~10%

これを考慮せずに予算4,000万円の物件を検討していても、新築の場合は諸費用として200~280万円(5~7%)ほどかかってしまい、「物件の追加のオプションがつけられなかった!」「予算がオーバーしてしまった」といった問題が生じてしまいます。

マンションや戸建て、中古や新築によって金額に差がありますので、事前に不動産の営業マンにこういった諸費用が、どの程度かかるのか聞いておくことが大切です。

意外と多い立地での失敗

意外と多い立地での失敗

時間によって周りの環境が全く違う!

物件を購入しようと思ってオープンハウスや土地を見学するときは、土日休みのお昼頃が多いと思います。

しかし、平日と休日、朝と夜で周りの環境は大きく違ってくるのです。

例えば、「物件がアクセスの良い便利な大きな駅であれば、平日の朝は通勤ラッシュの為、その駅の踏切が開かずの踏切だった」「見学の際は休日で、近くの工場の騒音が気にならなかったが、稼働は平日のため平日に騒音に悩まされた」といったような、朝晩の環境相違による失敗例があります。

こうならないためにも休日のお昼だけでなく、平日の朝や夕方、夜など様々な時間帯で物件を見学することをおすすめします。

前の物件が空地だったら注意!

見学する際、周りの土地が大きな「空地」「駐車場」だったら要注意です。

将来建物が建つ可能性が高く、大きな土地の場合はマンションが建設されるということもあります。

マンションが建ってしまえば、現在日の当たりの良い場所だとしても、将来日の当たらない物件となってしまう可能性があります。

そのため必ず仲介の営業マンには、どのような建物が建つ予定かを予め確認しておくようにしましょう。

住んで発覚!住みづらい間取りでの失敗

住んで発覚!住みづらい間取りでの失敗

大切なのは収納の広さや量ではなく、生活シーンを考慮すること

注文住宅は一世帯ごとのオーダーメイドで自分の理想のマイホームを叶えることができますが、完成品を見て購入する建売住宅とは違い、出来上がるまで分らず実際住んでみて初めて不便に気づくといった失敗が起こりがちです。

たとえば収納は、広ければ、たくさんあれば良いというものではありません。

「大型収納を2つ作ったが小物をしまう所がなく、部屋に出しっぱなし」、「収納が大きすぎて、奥の物が取りづらい」など、実際生活する中で、物を出す・使う・しまうシーンをしっかり考えることが大切です。

人生で最大の買い物を失敗させないために

人生で最大の買い物を失敗させないために

住宅購入は人生でよく行うものではありません。

そのため誰もが不慣れで、分かる人に任せきりにしたいと思う気持ちはあると思いますが、数少ない貴重な経験だからこそ、自分でしっかり考えて失敗しないよう計画的に購入したいものです。

将来の住宅ローン返済の計画性だけでなく、家族構成やどのような暮らしがしたいか、自分一人だけでなく、家族とよく相談して決めることが失敗しない一つの解決策です。

itoo/不動産会社勤務

宅地建物取引士、建設業経理士1級。
賃貸住宅から物件売買まで、多くの人の生活に寄り添ってきた経験を持つ。
重要書類の作成や費用のとりまとめ、ローン提案なども行い、経済面の相談も得意。