結婚したら考えたい生命保険!種類や違いをやさしく解説!

結婚したら考えたい生命保険!種類や違いをやさしく解説!

結婚して新しい世帯を作る事で、今まで加入していた生命保険を見直す方がほとんどです。

今回は、分かりづらい生命保険の種類や内容を、1つずつ分かりやすく説明します。



どうして生命保険が必要なの?

結婚すると家族・友人といった周囲の人間にすすめられ、あまり考えることなく生命保険に入っているケースが多いようです。

これから数十年単位で保険料を支払うものなので、しっかり検討して生命保険に加入していきたいものですが、なんだか難しそうなイメージがあるというのが本音だと思います。

そもそも生命保険とは、万が一の事態に備えて加入するものです。

現実的には若いうちに死んでしまう可能性は低いですが、それでも病気やけが、事故などはいつ起こるか分かりません。

「もしも自分の身に不幸なことが起きたときに、家族は生活していけるのか?」「治療費や入院費などの金額が多いのはどうするのか?」といったことを考え、将来の経済的な備えをするために生命保険があります。

健康保険や高額療養費制度など、日本の社会保障は充実しているため、一定の保障は受けられますが、残念ながらそれだけでは充分とは言えません。

そういったときに、経済面のフォローとして、加入している生命保険の保障が役に立つ訳です。

一見難しそうに思える生命保険ですが、このコラムでは種類や違いについてできるだけ分かりやすく解説しますので、最後までご覧になり、自分と結婚した家族に合った保険を選んでくださいね。

生命保険の種類と違いを分かりやすく説明!

生命保険の種類と違いを分かりやすく説明!

どんな目的で加入する生命保険があるの?

まず、生命保険には大きく分けて4つの目的があります。

1つ目は、人が亡くなった時に備える保険です。

自分が死亡した時、大きな金額がもらえるように備えておくことで、結婚相手や子どものその後の生活、葬儀費用などの負担を軽減します。

2つ目は、病気や怪我に備える保険です。

入院や手術、通院、先進医療による治療などが必要になると、まとまったお金が必要になるため、その時の経済的な備えとして加入します。

3つ目は、貯蓄用の保険です。

保険料を払うことでお金を積み立て、老後の生活費や子どもの教育費などを準備しておく事が出来ます。

4つ目は、介護に備える保険です。

万が一、自分に介護が必要になった時、一時金や年金を受け取れるようにする保険です。

主契約の主な内容・種類

テレビCMなどで「終身保険が~」「~のがん保険です」といったの言葉を聞いたことがあると思いますが、このような種類は上記の中の細かい分類のことです。

どういった保険がどの様な内容で加入できるのか、簡単に見てみましょう。

目的1.死亡に備える保険

種類 概要
終身保険 保険料の支払い期間にかかわらず、一生の間に死亡保険金が受け取れる(生涯保障)
定期保険 保険の保障期間内であれば、死亡保険金が受け取れる
収入保障保険 死亡してから予め設定した期間までの間、年金が受け取れる
養老保険 保険期間の間に死亡した場合は死亡保険金が、生存している場合は満期保険金が受け取れる(死亡の備えとしても、貯蓄としても使用できる)

※「終身保険」や「定期保険」という言葉は、死亡に備える保険を指すほか、生涯保障をする保険商品・保障期間が限定されている保険商品を指す時にも使われています。

目的2.病気・怪我に備える保険

種類 概要
医療保険 入院、手術、通院時に、給付金が受け取れる
がん保険 がんによって入院・手術・通院をした時に、給付金が受け取れる(死亡した場合は、死亡保険金が受け取れる)
特定(三大)疾病保障保険 がん・急性心筋梗塞・脳卒中になった時に、死亡時と同額の保険金が受け取れる(死亡した場合は、死亡保険金として受け取れる)
傷害保険 怪我によって入院・手術・通院をした時に、給付金が受け取れる

目的3.貯蓄のための保険

種類 概要
個人年金保険 老後に年金だけで足りない支出のために、積み立てをする
学資保険 子どもの学費用として積み立てをする
こども保険 子どもの進学に合わせたタイミングで祝い金がもらえ、医療保障もついている
貯蓄保険 満期まで生存している場合に、満期保険金が受け取れる
変額保険 資産運用を行い、その実績に応じて保険金や解約返戻金の金額が変わる

目的4.介護に備える保険

種類 概要
介護保険 介護状態となった際に、一時金や年金が受け取れる

死亡に備える保険を種類別に見てみよう

生涯に渡って保障が続く!終身保険

生涯に渡って保障が続く!終身保険

終身保険は、生涯に渡って死亡時の保障が継続する仕組みです。

保険料を一定期間で払い終えるタイプと、少額ずつ生涯払い続けるタイプとがあります。

自分が亡くなったときに必ず保険料を受け取れるという安心がメリットですが、保障期間が長いため、定期保険より月々の保険料が高くなってしまうという点がデメリットです。

貯蓄ができるタイプもある

「貯蓄型」や「積立型」などと呼ばれる終身保険もあり、通常の保険料よりは少し高くなりますが将来への貯金・積立てができるタイプもあります。

これは、加入している終身保険の保険料を支払い終えた後に限りますが、解約した時に解約返戻金として決められた金額がもらえるという仕組みです。

万が一、保険が不要になった、見直しで解約をするという場合でも、損がありません。

ただし、保険料を支払い終える前に解約してしまうと、解約返戻金が減額されてしまう点は、定期保険と同じです。

小さな保険料で大きな保障!定期保険

小さな保険料で大きな保障!定期保険

死亡に備える保険の中でも、積極的に検討していきたいのが定期保険です。

終身保険に比べて少ない保険料で保障内容が充実しているという点が、最も魅力的に感じられるところでしょう。

基本的には、保険料が一定のタイプが主流ですが、徐々に保険料が減る「逓減定期保険」や徐々に増える「逓増定期保険」もあるため、加入するライフステージによって検討するのが良いでしょう。

期間後に死亡したらどうするか検討を

ただし、終身保険と違って保障期間が定められており、保障期間以降は死亡保険金を受け取れなくなるというデメリットがあります。

満期を迎えた時も満期保険金などは無いのが一般的ですので、期間終了後に死亡に備えた保険をどの様にカバーするのかは考えておかなければなりません。

死亡後の安定した収入に!収入保障保険

死亡後の安定した収入に!収入保障保険

収入保障保険は、定期保険と同じように保障期間が定められており、安めの保険料で大きな保障を得ることができます。

定期保険と異なるのは、保険金が一括で支払われるのではなく、契約に定められた満期が来るまで、毎月の給付金として分割で支払われる形であることです。

死亡した後に給付が始まり、満期まで受け取れる仕組みのため、「まとまった死亡保険金は別の保険で加入しておき、死亡後に小さな金額を収入保障保険でコツコツと家族に残す」という加入の仕方が多い様です。

この保障は死亡した時期によって給付金の受取り回数が変わり、年を重ねるほどに保障で得られるお金が減っていくことも押さえておくべきポイントとなります。

死亡保障と貯蓄の2つ役割!養老保険

死亡保障と貯蓄の2つ役割!養老保険

予め保険期間が定められており、期間内に亡くなった場合には死亡保険金、生きて満期を迎えられたときには満期保険金が受け取れる仕組みです。

定期保険の様に、期間内に死亡しなければメリットがないという商品ではないので、死亡時の備えと貯蓄とを併せて行えるという良い面があります。

死亡保険金と満期保険金は同額のケースが多いですが、保険の種類によっては違うこともあるため、加入時にはそれぞれの保険金をしっかり確認をしましょう。

病気・怪我に備える保険を種類別に見てみよう

どの段階でも加入しておきたい!医療保険

どの段階でも加入しておきたい!医療保険

生命保険への加入を検討する際、1つは必ず入っておきたいのが医療保険です。

病気や怪我で入院をした、手術を受けた、通院したという場合に、給付金が受け取れます。

また、商品によってはその後の通院に対しても保障がある物もあり、例えば骨折をして通院治療を受けるなどの場合にも経済的に安心できます。

この給付金は、病気や怪我の種類、入院・通院日数、手術内容によって変動するものが多く、商品によっては「3日以上の入院でないと支払われない」「日帰り手術は対象外」といった場合もあります。

保険期間は、一定の期間が定められている定期タイプと、一生涯保障してくれる終身タイプとがあります。

死亡保険金が受け取れる商品もありますが、死亡に備えることがメインの保険よりは金額が少なくなることがほとんどです。

先進医療や女性の病気への対応をチェック!

医療保険加入の時に確認しておきたいのが、先進医療や女性特有の病気への支払いです。

先進医療とは、厚生労働大臣が定めた治療方法・治療技術のことで、従来の治療に比べてより効果的であったり、安全性が高く患者さんの負担が少ないなどのメリットがあります。

その分、治療費が高額になるため、医療保険でのカバーがあると安心です。

医療保険の基本内容ではなく、特約として別料金で任意に付帯できるものが多い傾向にあります。

また、加入者が女性の場合は、女性特有の病気(子宮や卵巣の病気やがん、妊娠・出産に伴うもの)に対する支払いがなされるのかも確認しましょう。

女性特有の病気に対して保障が手厚くなっていると、該当した場合に給付金の金額が高くなるというメリットがありますが、その分保険料は高くなります。

日本の死因第1位に備える!がん保険

日本の死因第1位に備える!がん保険

がんは日本における死因の第1位であり、多くの人が罹患しているため、生命保険で備える人が増えています。

患者数の多い病気は、他の生命保険では保障対象外となったり、給付金が減額されるという事もあるので、必要性を感じる方は加入をしましょう。

また、がんに特化した生命保険なので、治療や入院が長くなりやすいという特徴もしっかりとカバーされている面は安心感があります。

がん保険では、下記の様な場面で経済的なサポートを受けられます。

  • 診断を受けた場合にもらえる「診断給付金」
  • がん治療のために入院した場合にもらえる「入院給付金」
  • がん治療のために手術した場合にもらえる「手術給付金」
  • がんによって死亡した場合にもらえる「がん死亡保険金」

※がん治療のために通院した場合に、給付金がもらえる商品もあります。

※がん以外で死亡した時にもらえる「死亡保険金」がついている商品もありますが、死亡に備える保険よりは少額になります。

日本の死因上位3つに備える!特定疾病保障保険

日本の死因上位3つに備える!特定疾病保障保険

がんだけでなく急性心筋梗塞と脳卒中を含め、日本の死因上位3位までをカバーしている保険です。

この特定疾病保障保険は、3つの病気のいずれかになった時点で、保険金が受け取れるようになっています。

1度保険金受け取るとこの契約は消滅するため、利用できるのは1回限りです。

保険期間は、一定の期間が定められている定期タイプと、一生涯保障してくれる終身タイプとがあります。

もし、保険金を受け取らずに死亡した場合は死亡保険金がもらえますが、定期タイプで満期になっても満期保険金はもらえません。

怪我のリスクが多い方へ!傷害保険

怪我のリスクが多い方へ!傷害保険

傷害保険は、怪我を対象に入院をしたり、手術を受けた場合、通院した場合に給付金がもらえる保険です。

また、事故や怪我によって死亡した場合には、死亡保険金が受け取れます。

スポーツをしている、頻繁に車を運転する、仕事柄ケガをする可能性が高いといった方にオススメできる商品です。

医療保険に比べると保険料がかなり安く、年齢による保険料の差もあまり大きくありませんが、職業によって保険料が変わる事があります。

単品の保険として加入する方もいますが、クレジットカードに付帯されている場合や、医療保険の特約として加入できる事もあるので、必要性は総合的に判断しましょう。

貯蓄のための保険を種類別に見てみよう

公的年金だけでは心配な時に!個人年金保険

公的年金だけでは心配な時に!個人年金保険

老後にもらえる公的年金が年々減額されていることは、ニュースなどでも報道されている所です。

個人年金保険は自分が定年後になった時、もらえるお金が公的年金だけでは心配という場合に備えておく保険になります。

個人年金には3つのタイプがあり、受け取り期間や遺族年金の有無などで分けられます。

終身年金

加入者(受取人)が生存している間、一生涯年金が受け取れるタイプです。

長生きする人にはメリットが大きいですが、早く亡くなると元本割れしてしまうのがデメリットです。

ただし、保証期間付き終身年金を選ぶと、保証期間の間であればもし加入者が死亡してしまっても、遺族が年金を受け取れます。

有期年金

予め設定した受け取り期間の間、加入者が生存していれば年金が受け取れる定期タイプです。

受け取りが一定期間なので、長生きするかどうかは関係ありませんが、早く亡くなると元本割れしてしまいます。

こちらも保証期間付き有期年金を選べば、保証期間の間であればもし加入者が死亡してしまっても、遺族が年金を受け取れます。

確定年金

個人年金の中で最も人気があり、加入者の生死に関わらず、予め設定した受け取り期間の間は年金が受け取れるタイプです。

受け取り期間に生存していれば本人に、死亡していれば遺族に支払われることになります。

最初から期間中であれば年金を受け取れることが確定しているため、不要な心配がありません。

子どもの学費を確保!学資保険

子どもの学費を確保!学資保険

こどもの学費・教育費を目的として、積み立てを行う保険です。

満期になると満期保険金が受け取れるタイプと、保険期間中に分割してもらえるタイプとがあります。

産まれた子どもが今後どのような進路を選ぶのか(受験して私立へ行くのか、大学か専門学校かなど)は、誰にも分かりません。

どの段階でどの様な選択を希望しても、経済的に支援してあげられる様にと考えて加入をすることが多い様です。

また、満期保険金は受取年齢を選べることから、受験させることを念頭に、満期保険金をそのタイミングに受け取れるよう設定する家庭も多くあります。

学資保険は積み立てが主な目的ですが、子どもの死亡保険や医療保険を兼ねている商品がほとんどです。

成長に合わせてお祝いがもらえる!こども保険

成長に合わせてお祝いがもらえる!こども保険

学資保険とは異なり、子どもの成長(入学・進学のタイミング)に合わせて、祝い金が支払われます。

また、学資保険とは逆に、子どもの死亡保険・医療保険を主な目的に、教育費の備えもできる保険を「こども保険」と呼ぶこともあります。

この場合は学資保険に比べて、死亡保険金や医療給付金の金額が大きくなる代わりに、教育費としての貯えは少なくなります。

今は、学資保険の医療保障や死亡保障が充実したものが多いため、「学資保険」と「こども保険」がほぼ同義語として使われている事がほとんどです。

そのため、選択する時には名前ではなく、保障内容や受け取れる金額を比較して、内容を吟味しましょう。

近い将来へ備えたい方へ!貯蓄保険

近い将来へ備えたい方へ!貯蓄保険

財形貯蓄などとも呼ばれ、保険金の用途を定めずに、経済的な貯えを行う保険です。

養老保険と比較されることが多いですが、最も大きな違いは「保険期間」と「死亡保険金」です。

養老保険の保険期間が10年前後なのに比べ、貯蓄保険の保険期間は3年~7年と比較的短く設定されることが多く、近い未来に備えたいという方に向いています。

また、養老保険は死亡時に満期保険金と同額かそれ以上の死亡保険金が受け取れますが、貯蓄保険は養老保険よりも少額になることほとんどです。

災害保障がついている商品が多く、災害、不慮の事故、特定感染症など特定の形で死亡した時には、災害死亡保険が受け取れます。

保険金の増額も狙える!変額保険

保険金の増額も狙える!変額保険

投資信託、外国為替取引などの資産運用を行い、その成果・実績によって死亡保険金や満期保険金、解約返戻金の金額が変動する商品です。

しっかりと運用できればもらえるお金を増やす事が出来ますが、逆に運用がうまくいかない場合は払った保険料を下回ってしまう可能性もあります。

ハイリスク・ハイリターンの貯蓄方法で、株や投資などの知識があったり、既に運用している場合に向いていると言えます。

ただし、資産運用によって変動するのは満期保険金と解約返戻金のみで、死亡保険金については一定であることがほとんどです。

変額保険には終身型、養老(有期)型、年金型など、種類が選べるようになっています。

介護に備える保険を種類別に見てみよう

介護状態になった時に安心!介護保険

介護状態になった時に安心!介護保険

生命保険の介護保険は、加入者に介護が必要になった時に、お金がもらえる保険です。

名前は同じですが、健康保険の介護保険とは全く違うので、混同しないようにしましょう。

介護状態の判断基準は、決められた介護状態に一定期間以上なった時に適用されるタイプと、介護保険制度で指定以上の要介護認定を受けると適用されるタイプとがあります。

死亡時の死亡保険金はなく、介護状態となった場合に一時金が、介護状態が続いている間に給付金(年金)がもらえる様になっています。

「掛け捨て型」と「貯蓄型」ではどちらがいいの?

生命保険は、満期時にお金がもらえない掛け捨て型と、解約時・満期でお金が受け取れる貯蓄型の2つのタイプに分かれ、どちらがいいのか判断に悩むところです。

例えば、死亡へ備える生命保険で分かりやすく言うと、掛け捨ての代表的なものは定期保険、貯蓄型の代表的なものは終身保険・養老保険となります。

ここからは具体例を挙げて解説したほうが分かりやすいので、それぞれのパターンから、どちらにするのが良いのかを考えていきましょう。

A社35歳男性/死亡保障1000万円/保険期間25年の比較

  掛け捨て型 貯蓄型
分類 定期保険 終身保険
月額保険料 3,330円 23,680円
払込み総額 999,000円 7,104,000円
解約返戻金(60歳時点) なし 7,832,100円

掛け捨て型の定期保険は、月々の負担を考えるなら3,330円と少なく済みますので、家計の節約を考えると掛け捨て型の方がお得です。

ただし、25年間に払い込む金額は100万円ほどになり、死亡すれば1000万円が支払われますが、満期(保障期間)以降はどれだけ長く加入していたとしても、一切の保障を受けられなくなります

貯蓄型の終身保険のほうは、月々の支払いは23,680円と高くなりますが、保障は生涯に渡って継続するため、基本的には必ず遺族は1000万円を受け取れるのです。

また、もし何らかの事由で60歳の時に解約したとしても、解約返戻金を約783万円受け取れます。

貯蓄型にはどんなデメリットがあるの?

掛け捨て型と比較してみると、明らかに貯蓄型のほうが良いように思えます。

実際に支払う保険料よりも多い金額を得ることができ、とても魅力的に感じますが、基本的には解約するか加入者が死亡するまで預けたままとなり、銀行の預金と違ってそれまでは自分の好きなように使えません。

貯蓄型の生命保険は年利1.8~1.9%に相当する金額が増えるため、自分自身でそれ以上の増額が見込めるような運用ができるなら、デメリットにはたらく可能性があることも理解しておきましょう。

もし経済情勢がインフレになった時は、定期預金などの利回りのほうが高くなるかもしれません。

また、月々の保険料が高いので、どれだけ生活費の負担になっていくのかを考えていく必要もあります。

子供が生まれ、子育てが始まれば、今までの支出にプラスして子供にかかる月々の出費が増えていくため、保険料の負担も大きく感じることになるでしょう。

そこまで将来を見据えて、後悔することがないように生命保険を検討してください。

「生命保険」と「共済」はどう違う?

「生命保険」と「共済」はどう違う?

死亡や病気、怪我の備えとして、生命保険の他に共済という選択肢もあります。

全労災の「こくみん共済」、農協の「JA共済」、都道府県共済グループによるものなど、今は共済制度もかなり豊富にあります。

保険は企業が運営する商品ですが、共済は非営利の組合が運営する保障事業です。

基本的には、「組合員でお金を出し合い、財産を準備する。万が一の事態が発生し、組合員の誰かが困ったら、他の組合員全体で助ける」というのが共済の仕組みです。

そのため、企業の商品は誰でも加入が出来ますが、組合の商品は組合員でないと加入できませんので、共済に入りたい時には保険料の他に出資金の支払いが必要です。

また、共済で入れる保険は掛け捨て型のみとなり、貯蓄はできません。

共済に加入するメリット

共済の魅力は、なんといっても掛け金(保険料)の安さです。

共済は非営利の組合が運営しているため、代理店手数料や株主配当などに余計な費用がかからない分、安い料金で保障を提供することが可能になっています。

料金は定期保険などに比べても安価なので、結婚したばかり、家計に余裕がないという世帯にとってはかなり助かります。

また、保険の場合と違い、年齢・性別を問わず掛け金が一定なので、加入年齢によって保険料が上がる心配もありません。

その他にも、非営利のため毎年お金が余った場合は、組合員に配当する「割戻金」があります。

共済に加入するデメリット

掛け金が安い代わりに、給付金や死亡保険金などの保障内容が保険に比べて薄めになっています。

手厚い保障を希望される方にとっては、物足りないと感じる様です。

また、セーフティネットがないという点もデメリットとして挙げられます。

保険を提供する運営会社・組合が破綻した際、契約を保護する仕組みのことを「セーフティネット」と言います。

企業が運営する生命保険は、生命保険契約者保護機構というセーフティネットがあるため、万が一会社が破綻してしまっても保険の契約は継続され、保障なども受けられます。

一方、組合が運営する共済は、この様なセーフティネットがないので、もし加入している組合が破綻してしまうと、契約期間中でも契約が自動的に解除となってしまう危険性があります。

保険商品は多種多様!しっかり比較検討を

保険商品は多種多様!しっかり比較検討を

現在、多くの企業や組合が生命保険や共済を提供しており、類似した商品がたくさん出回っています。

保険に加入したい時には、まず今自分が入っている保険の内容を確認し、無駄なく加入できるようにすることが大切です。

また、加入前には必ず複数の商品を比較し、費用や保障内容、保険期間などをしっかりと検討するようにしましょう。

生命保険は自分が病気や怪我をしたり、死亡した時に家族の助けになる素晴らしい物ですが、だからといって何でも加入すれば良いというものでもありません。

もし自分たちで比較するのが心配な場合や、難しいと感じている方は、プロの力を借りてみるのも良いでしょう。

自分よりも知識を持っている専門家の目で、自分の家計や家族構成に合わせて保険を提案してもらえるため、相談に行く時間は取られますが無駄な支出はなく、安心の保障内容を実現できるのがメリットです。

この様な保険の相談は、面談での相談から保険加入まで全て無料で利用できるので、いつでも気軽に利用できます。

もちろん、相談したからといって必ず加入しなければならないという事もありませんので、話だけ聞きに行くというのもOKです。

結婚をすると大切な家族が増え、守るべきものが大きくなります。

もしもの時に家族に負担をかけない様、夫婦で一度話し合い、必要な保険の加入を考えてみてはいかがでしょうか。