寝れないほどうるさいいびき、枕で改善できるって本当？

自分はもちろん、パートナーが隣で大きないびきをかいていたら気になりますよね。

場合によっては、睡眠不足や夫婦不仲の原因になることもあり、いびきについて深刻に悩んでいる人は少なくありません。

しかし、とある方法で簡単にいびきは改善することができます！

いびきの改善方法と、お助けグッズを紹介するので、いびきが気になる方は是非チェックしてみてください。

うるさい「いびき」が起こるのはナゼ？

パートナーのいびきに悩む人、なんと9割！

エーザイ株式会社が2003年に行った調査では、20～30代の既婚女性のうち約90%もの人が「夫がいびきをかく」と回答しています。

さらにその中でも、「夫のいびきを静かにさせたい」と思う方が約80%おり、かなり多くの奥さんが悩んでいるのが現状です。

いびきは家族の睡眠を妨害するだけでなく、場合によっては健康被害をもたらす危険があるため、侮ってはいけません。

「夫がいびきをかくようになったな」「最近いびきが激しいな」など変化を感じたら、体に不調がないか確認することが大切です。

そもそも、なぜ寝ている時にいびきをかくの？

いびきは、呼吸で空気が気道を通った際に、喉の粘膜や軟口蓋が振動することによって生じる音です。

普段、呼吸をしている時には気道が広がっているため、いびきが発せられることはありません。

しかし、睡眠時は体が横になっているため、下顎や舌が重力で喉の奥に落ちやすくなり、空気の流れを悪くします。

その際に生じる空気抵抗が喉を震わせ、いびきが起こっているのです。

いびきをかきやすい人っているの？

2011年の調査では、日本人女性の10％・日本人男性の24%が、就寝時にいびきをかいているという報告があります。

いびきが起こる原因には色々な要素がありますが、「体」「生活習慣」の2つの面からいびきのかきやすい人なのかを判別することが可能です。

いびきをかきやすい人の体の特徴

• 首が太く、短い
• 下顎が小さい
• 下顎が後ろに引いている（横から見た場合）
• 舌が大きい
• のどちんこ（口蓋垂）が長い
• 閉経している女性
• 鼻中隔湾曲症
• アデノイド、扁桃肥大がある

いびきをかきやすい人の生活習慣の特徴

• 肥満（または肥満傾向）
• 口呼吸をする
• 鼻の症状（鼻づまり、鼻炎など）がある
• お酒を習慣的に飲む
• ストレスや疲れが溜まっている
• 睡眠薬を服用して寝る
• 仰向け寝をしている

どれに当てはまる？いびきの3つの種類

①単純性いびき症

お酒を飲んだ日や疲れ・ストレスが溜まっている時、鼻づまりがある時などに一時的に発生するいびきです。

単純性いびきであれば、寝ている途中で起きてしまったり、日中に眠くなる事は少ないと言われています。

原因を取り除くといびきが解消するため、健康に大きな影響はなく、睡眠や日中の活動に影響がなければ大きな心配はいりません。

多くの場合は一過性に発生しますが、毎日のように習慣的にいびきが生じている方は、対策を行って注意した方が良いでしょう。

②上気道抵抗症候群

習慣的にいびきをかきながら寝ている方のうち、日中に眠気を感じている場合は要注意です。

寝ている時に軌道が狭くなり、呼吸に強い力が必要になるため、寝ているように見えても浅い睡眠が何度も起こっています。

「しっかり寝ているのに疲れが取れない」「昼間に眠たくなることが多い」という方は、睡眠時無呼吸症候群になるリスクがあるため、早めの対処が必要です。

③睡眠時無呼吸症候群

いびきをかきながら寝ている人のうち、最も危険性が高いのが睡眠時無呼吸症候群です。

ガーガーとしたいびきだけでなく、寝ている途中で呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸の浅い「低呼吸」などが発生しているのが特徴です。

体が低酸素状態になっているため、日中の疲労感や眠気などが強く、集中して仕事や家事などに取り組めなくなります。

また、睡眠時無呼吸症候群は無酸素状態が続くことで脳にダメージが加わり、認知症のリスクも大きくなると言われているので注意が必要です。

生活習慣病の合併にもつながると言われていますので、下記のような症状があれば、すぐに病院で検査・治療を受けましょう。

睡眠時無呼吸症候群の症状

• 朝までずっといびきが続く
• いびきが止まり、しばらくしてから「ガガッ」という音で再開する
• 仰向け寝になると、いびきが大きくなる
• いびきに強弱がある
• 寝ても疲れが取れず、日中に強い眠気を感じる（日中に眠気がないケースもあります）

いびきは寝姿勢で改善できる！

横向きで寝ると、いびきをかきにくい

いびきは気道が狭くなることによって生じますが、寝姿勢の中で最も気道を塞ぎやすいのが「仰向け」です。

普段から仰向けで寝ているという方は、睡眠時の姿勢を変えるだけでもいびきが改善する可能性は高いでしょう。

仰向けで寝ていると舌が気道を塞いでしまい、いびきをかきやすくなるため、横を向いて寝るのがいびき改善にはとても有効です。

横向きで眠ることで、舌が喉に落ちず、気道を確保できるので、呼吸もしやすくいびきをかきにくくなります。

実際、仰向けから横向き寝に変えることで、いびきをかかなくなったという人も多いので、十分に効果が期待できるでしょう。

横向き寝の習慣化には「抱き枕」が効果的！

「普段と違う寝方じゃ眠れない」「横向きだと寝にくい」という方も少なくないかと思います。

そういった方には、普通の枕ではなく、抱き枕を使ってみるのがおすすめです。

横向き寝に慣れていない場合でも、抱き枕を使うことで体圧が分散されるので、朝まで快適に眠ることが可能です。

仰向けは、いびきをかきやすくするだけでなく、睡眠時無呼吸症候群にもなりやすいと言われています。

そのため、いびきをかいている人に限らず、仰向き寝をしている人は意識的に横向き寝をするのがおすすめです。

抱き枕があるだけで、かなり横向き寝をしやすくなるので、抱き枕を持っていないという方はこれを機に、1つ用意するのも良いでしょう。

いびきの改善が期待できる♪おすすめ抱き枕はこちら！

シンカシング 横向き寝用抱きまくら

シンカシングの横向き寝用抱きまくらは、全長160㎝のロング設計なので、睡眠の際に心おきなく体を預けることが可能です。

枕の中身にはシリコン綿が使われているのに加え、“ジャパンテクノロジー”によって開発された肉厚ニットが採用されており、抱き心地・寝心地にこだわった商品となっています。

また、抱き心地だけでなく、思わず触りたくなる、枕カバーのもちもち・スベスベ感も魅力の1つです。

当然横向き寝以外にも、仰向け時の肘枕や、リラックスしたい時の足枕などにも使えるので、様々な場面で役に立つでしょう。

王様の抱き枕

王様の抱き枕は、抱き付いた姿勢に合わせて枕が変形する抜群のクッション性を持っています。

超極小ビーズとポリエステルわたによって、ふわっとした新感触に仕上がっている他、中央に向けて太くなる立体構造なので、胸や首に負担をかけず、優しく支えてくれます。

また、枕カバーだけでなく、枕本体も水で丸洗いが可能となっており、いつでも洗濯できるので衛生面の心配もありません。

枕のサイズは子供が使えるジュニア用から、成人男性向けのＬサイズまで、4種類用意されています。

さらに、枕カバーも柔軟性を重視した“天竺”、通気性に特化した“クール”、冬でも温かいボアフリースカバーの“もこもこ”の3種類から選べるため、自分にぴったりな抱き枕が見つかるでしょう。

ロフテー ボディピローいびき

エアウィーヴグループの枕専門店ロフテーが販売するボディピローいびきは、太田睡眠科学センターとの共同開発で生まれた、いびきに特化した横向き寝専用の抱き枕です。

頭部を乗せる部分が通常の枕より高くなっており、体への負担を減らして快適な入眠へと導きます。

また、横向きになって腕を通す部分には、やわらかいポリエステルわたが使用されているので、腕にも負担をかけません。

素材として使用されている、エアウィーヴのエアファイバーは、90％以上が空気でできているため、通気性に優れており、夏は蒸れにくく、冬は保温性抜群なので、1年通して使い続けることができます。

いびき防止枕

一見、普通の枕のように見えますが、中にセンサーが入っている珍しい枕です。

いびきの音を検知することで中のエアバックが膨らみ、寝返りを促して自然と横向きの姿勢に直してくれます。

また、専用アプリを使用することで、就寝中のイビキの状況や呼吸停止の状況を記録したり、エアバッグの高さやいびき検知感度を調整することができます。

価格は少々高めですが、自分にピッタリの状態で使用することができるので、よりしっかりといびきをケアしたい方におすすめです。

スリープバンテージピロー

フランスベッドが提供する横向き寝専用枕で、頭～背中までをしっかりサポートしてくれるため、自然に横向き姿勢を維持できます。

耳の部分には穴が開いているため、圧迫されて痛くなることもなく、長時間の睡眠も安心です。

中に粒綿を使用することで、柔らかさと適度な弾力を実現しており、さらに通気性にも優れているのでムレずに快適です。

カバーを取り外して家庭で丸洗いできるので、衛生的に使えるのも魅力の枕です。