目や鼻、皮膚など様々な場所に発症する花粉症は悩みのタネになりますが、日常生活であるポイントに気を付けたりすることで対策できる他、内側から改善してくれるお茶なども発売されています。
花粉症の改善方法について詳しく説明しているので、気になる方はチェックして快適な生活に近付けましょう。
花粉症のつらい症状・・・もう悩みたくない！
春になると「花粉症の季節」が来たと、憂鬱な気持ちになる方も多いですよね。
花粉症の場合、杉などの花粉によって、くしゃみや鼻水、目や皮膚のかゆみなど、困った症状に悩まされるものです。
一度花粉症になると、毎年同じ季節につらい症状で悩まされることになり、人によっては仕事や家事が手につかないなんてこともあるでしょう。
そんなつらい花粉症を改善するために、まずは花粉症が起こる原因を解説します。
花粉症は何故起きる？
花粉症は「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれる鼻炎の一種です。
体の中にアレルギーの原因となる花粉が入ってくると、体の抗原抗体反応という免疫反応によって、花粉を取り除くためにIgE抗体という物質が作られます。
この抗体は体を守ってくれる一方で、必要以上に増えすぎてしまうとアレルギーを引き起こす物質（ヒスタミン）を放出し、花粉症の症状に繋がるのです。
近年、花粉症患者は増えていると言われていますが、単にスギ花粉が増加しているだけでなく、生活や環境面の変化も原因になっています。
たとえば食生活では、高たんぱくの食事を摂取する機会が増えたことで、アレルギー反応を高めているということが明らかになっています。
また、ストレスが増えたことにより自律神経の調節が乱れやすさや、大気汚染によってアレルギーを起こしやすい体質になっているなど、直接的な花粉以外にも花粉症患者が多い原因はあるのです。
実は花粉症に季節は関係ない！
花粉症と聞くと、誰もが「スギ」を思い浮かべますが、実は花粉症の原因となる植物はスギ以外にも多く存在します。
春は代表的なスギに加え、ヒノキやシラカバ、夏ごろになるとカモガヤ、ホソムギ、オオアワガエリの花粉が飛散し、花粉症の症状を引き起こさせるのです。
さらに秋～冬にかけても花粉の季節は終わらず、ブタクサやヨモギ、カナムグラといった植物の花粉が飛びます。
このように花粉症の原因となる植物は1年を通して存在しているため、花粉症は春だけでなく、どの季節にも起こり得るのです。
あなたは花粉症？自分でできるセルフチェック
花粉症の症状は風邪とよく似ているため、間違った対策を行ってしまう方も少なくありません。
自分が花粉症なのかは簡単に調べることができるので、下記の項目をチェックして自分が花粉症かどうかを確認してみましょう。
もし、1つでも当てはまるようなら花粉症になっている可能性があるので、しっかりと花粉症対策をすることをオススメします。
花粉症セルフチェック
- 1日に10回以上くしゃみが出る。
- 透明でサラサラとした鼻水が出る。
- 鼻づまりを感じる。
- 目や鼻、喉がかゆい。
- 毎年同じ時期に、症状に悩まされる。
- 朝方は症状が一番辛い。
日常生活でできる花粉症対策は？
自分が花粉症になったら、できるだけ症状が強くならない様に生活を工夫していくことも大切です。
花粉が体内に入る機会を少なくすることは花粉症の予防だけでなく、つらい症状の軽減にも効果があります。
特別な道具などがなくても、日々の生活ですぐに実践できる対策も多いため、チェックして今日から実践してみましょう！
外出時の服装に気を使う
ウールやセーター、コーデュロイなどの衣類は生地に凹凸があり、花粉が付着しやすいです。
普通に外を歩いているだけでも、何十万個の花粉を纏ってしまうため、花粉が多い日の服装にはオススメできません。
また、静電気が発生すると花粉はさらに付着しやすくなるので、静電気防止スプレーを洋服に吹き掛けてから外出するのも有効でしょう。
花粉の付着をできるだけ抑えるためにも、トレンチコートやジャンパー、トレーナー、チノパンなど、凹凸が少ない生地が使われている衣類や表面がツルツルしている服を身に着けるようにしてください。
家の中に花粉を入れないようにする
どんな生地の服装をしていても、少なからず花粉は付いてしまうため、なるべく自宅に花粉を持ち込まないように気を付けましょう。
まずは玄関を開けて家に入る前に、上着やバッグなどを軽く手ではたき、表面に付着した花粉を掃い落としましょう。
しかし、軽く叩いただけでは繊維に入ってしまった花粉は取り除くことができません。
そんな時には、粘着テープを使って衣類や持ち物に付いた花粉を取るのがオススメです。
ガムテープを丸めてペタペタ花粉を取るのもアリですが、通称コロコロを玄関に設置しておき、身に着けていた物をコロコロしてから家の中に上がると、自宅へ持ち込む花粉の量をかなり減らすことができます。
花粉用のコロコロローラーなども販売されていますが、一般的な掃除に使うコロコロでも問題ありません。
健康な食生活を心掛け免疫力を高める
「食生活と花粉症は関係ない！」と思っている方は意外と多いですが、実は花粉症対策にバランスの良い食事は欠かせません。
不規則な食事をして栄養をちゃんと採らないと、アレルギーを起こしやすい体になってしまうため、花粉症を予防するにはしっかりと食事をして健康な体を作ることが大切です。
腸内環境を整えて免疫力をアップさせるためにも、朝食にはヨーグルトや納豆、味噌といった発酵食品を摂取すると良いでしょう。
飲み物を飲む時には、抗アレルギー作用の高いレモンバームやカモミールティー、くしゃみや鼻水を抑えてくれる甜茶などが有効です。
また、夕食にはイワシやサバといった青魚を意識的に食べると良いでしょう。
青魚に含まれるDHAやEPAは、花粉症の原因となるヒスタミンの働きを抑制してくれるのです。
花粉症が発症してしまった、もしくは花粉症になりそう、という方はいつも以上に規則正しく健康的な食生活を心掛けましょう。
家の中を小まめに掃除する
帰宅した際や窓・ドアを開けた時に花粉は家の中にも侵入します。
放っておくと外出しなくても花粉を吸い続けることになるので、できる限り家の中は小まめに掃除をする方が良いでしょう。
特に、カーペットや畳、カーテン、ソファなどには花粉が付着しやすいため、念入りに掃除機をかけてください。
掃除機をかける前に粘着テープやコロコロで花粉を取り除くとより効果的です。
清掃をする時には、花粉や埃が舞い上がってしまうので、マスクをするのも忘れないようにしましょう。
また、換気のために窓を開けることは大切ですが、窓を開けると花粉がかえって大量に入ってきてしまうため、タイミングを見計らうことが大切です。
特に日中や晴れた日には花粉が大量に飛んでいるので、換気は控えた方が良いでしょう。
花粉症対策グッズを活用する
今は様々な花粉症対策グッズが売っているため、外出時や花粉症が辛い時には対策グッズを活用するのも手でしょう。
外出時に花粉対策のマスクやゴーグルなどを使っている人も珍しくないので、本当に辛いなら無理をせずに、着用して出かけることをオススメします。
また、花粉吸引ブラシなどを使って、帰宅時にコートやバッグなどの花粉を取り除いたり、布団やカーペットなどを掃除するのも有効です。
さらに、花粉が大量に舞っていて外に布団を干せない場合は、布団乾燥機を使って屋内洗濯をしたり、部屋の湿度をあげて花粉を舞いにくくするために、加湿器を使うのも良いでしょう。
花粉症がつらい季節に使いたい対策アイテム
花粉症に悩まされている方は、様々なアイテムを駆使して、できるだけ花粉の暴露を防ぐことが大切です。
ゴーグルやマスク、空気清浄機など様々なグッズが展開されていますが、どのような対策が効果的なのか、特に人気のアイテムを紹介します。
空気清浄機を設置するならコレが今おすすめ！
マジックボール
「医療関係者が花粉対策で選ぶ空気清浄機No.1」として、飲食店や美容店、クリニック、保育園などでも広く使われています。
丸形で可愛いらしいフォルムでデザイン性が高く、稼働中はLEDライトがつくので、インテリアとして置いても邪魔になりません。
しかも、約20畳対応というパワフルさとは裏腹に、コンパクトに置けて場所を取らないので、玄関や各部屋などに設置したい方やあまり広くないお家でも使いやすい製品です。
花粉だけでなくインフルエンザや風邪、PM2.5対策としても使用できるうえ、消臭効果ももたらします。
オプション商品「アンティ アレジー リキッド」を入れると、抗ヒスタミン作用によりプラスαの花粉対策が行えるほか、「antibac 2Kソリューション」を使えば、約20種類のアロマを炊く事も可能です。
アミダフィルター
ご家庭にある扇風機に設置することで、空気清浄効果をもたらす新発想のアイテムです。
活性炭フィルターが0.1㎛以上の微細な粒子をキャッチすることで、花粉やPM2.5、動物の皮脂といったアレルゲンを取り除きます。
さらに、炭の消臭効果が高いのもこの製品の魅力で、加齢臭・生ゴミ臭・タバコ臭・ペット臭・洗濯物の生乾き臭などを10分～6時間ほどで低減させることが可能です。
6～8畳のお部屋で約1年効果が持続し、1日約9.3円というコスパの高さも嬉しいところです。
アミダフィルターをセットした扇風機は、壁に向けて作動させることで室内の空気を循環させます。
サーキュレートすることで効率良くアレルゲンを捕獲するだけでなく、冷房・暖房効果を高めることにも繋がり、消費電力の節約にも役立つでしょう。
寝具のケアには布団クリーナーが欠かせない！
レイコップふとんクリーナー
「干すより、キレイ」でお馴染みのレイコップは、布団クリーナーとしては1度は使いたいアイテムです。
布団叩き機能は3分で90％以上のハウスダストや花粉を取り除くハイパワーで、寝ている間のアレルギー発生をしっかり抑制します。
ヘッドに搭載されたUVランプには除菌効果があり、菌やウイルスを99.9%除去してくれるので、花粉だけでなく健康管理の側面でも活用したい逸品です。
レイコップの布団クリーナーにはいくつかラインナップがありますが、花粉対策をメインに考えるとスタンダードモデルの「R2」、吸引性能がより高い「RN」が特におすすめでしょう。
普段の寝具のお悩みにあわせて選択するのであれば、温風により除湿ができる「RP」や、脱臭機能搭載の「RX」も人気です。
ダイソンV7 Mattress
圧倒的な吸引力で支持されているダイソンは、掃除機のイメージがありますが、布団クリーナー（V7 Mattress）も展開しています。
叩き機能はありませんが、硬めのナイロンブラシがヘッドに使われているので、布団の繊維に入り込んだ花粉やハウスダストもしっかり掻き出して取り除いてくれます。
ダニ対策にも強みをもっているので、寝具のアレルギー対策をトータルで行いたい方に特に人気です。
しかもダイソンは、クリーナーから排出される空気が室内より綺麗な事でも有名で、布団を掃除するだけで簡易的な空気清浄効果が得られるのも魅力と言えます。
また、布団クリーナーとして販売されているものの、ヘッドの付属パーツがついてくるので床や隙間など寝具以外にお掃除にも活用でき、1台で2役にも3役にもなります。
体の内側から花粉症を改善していくのもオススメ！
花粉症が出るとどうしても薬に頼りたくなりますが、アレルギーを抑える薬は眠たくなる成分が入っていることも多く、仕事や乗り物の運転などがあると、どうしても使いづらいと感じてしまいます。
また、花粉症の薬の中には胎児に影響が出る物もあるため、妊娠・授乳中で薬が飲めなかったり、できるだけ薬を飲みたくないという方もいるでしょう。
実は、花粉症を効果的に改善するために、薬を使わずに体の中からアレルギー対策を行っていくことも可能なのです。
そうは言っても、すぐに食事内容をガラリと花粉症対策の内容に変えるのは難しいでしょう。
そこで、生活に手軽に取り入れられるのに加えて花粉症の症状を和らげることのできる改善アイテムを紹介します。
毎日の飲み物を変えるだけ！ドリンクタイプの改善策
お茶は昔から薬草として使われているものも多く、花粉症の様なアレルギーの辛い症状を緩和してくれます。
そのため、レモンバームやカモミールティー、甜茶などを飲むのもオススメですが、花粉症対策として人気を得ているお茶は他にもたくさんあるのです。
いつもジュースや水などを飲んでいる人は、飲料をお茶に替えるだけでも症状の軽減が期待できるため、チェックしてみましょう。
また、薬とは違うため、老若男女問わず飲み続けられるのもポイントです。
えぞ式すーすー茶
3種類の茶葉を黄金比でブレンドした、スッキリ感の感じられるパックのお茶です。
抗アレルギー作用を持つ「バラ科の甜茶」、殺菌作用を持つ栄養豊富な「クマザサ」、北海道で薬草として親しまれている「赤シソ」を使い、抑え、鎮め、和らげる効果をもたらします。
小さい子供、妊婦、高齢者でも安心して飲めるノンカフェインタイプで、天然の甘みが感じられる飲みやすい味わいです。
白井田七。茶
100%オーガニックの原材料で作られた、こだわりの粉末緑茶です。
抗アレルギー効果を持つカテキンがたっぷり入った有機栽培の緑茶に、和漢の王様と言われる田七人参を配合しました。
豊富な栄養素で体を整えながら、つらい花粉症の改善をサポートしてくれます。
粉末タイプでいつでも飲みやすく、1杯66円というコストパフォーマンスの高さも人気です。
美肌・整腸効果も！乳酸菌で花粉症対策
最近、花粉症の対策方法として注目が集まっているのが「乳酸菌」です。
人の免疫細胞の70%が小腸に集まっており、乳酸菌の働きで腸内環境を整えることで、免疫細胞を上手く機能させられるようになり、花粉症のつらい症状が起こりにくくなります。
花粉症用の薬と違い、だるさや眠気などの副作用がなく、また便通の改善や美肌などの嬉しい効果も期待できます。
花菜の選べる乳酸菌
食生活や生活リズムの乱れから崩れた腸内環境を整え、花粉症を体内から対策するサプリメントです。
花粉症に効果的と言われているフェリカス乳酸菌を始め、8種類もの乳酸菌がしっかりと腸に届いて働きかけます。
2週間ごとに違う乳酸菌を摂取するという新発想で、腸が同じ菌に慣れることなく、長く効果を実感することができます。
フルミービオ＆オリゴ
効果の実感にこだわった乳酸菌サプリメントが、ムズムズした不快感をスッキリと解消します。
厳選した善玉菌は業界トップクラスの配合量を誇り、腸を整えて体の抵抗力を高めます。
医薬品製造の基準であるGMP認定工場で、品質を徹底管理しているほか、機械だけに頼らずきちんと人の目で見て安全を高めています。
60日間返金保証がついており、割引価格の定期コースは継続回数に制限がないため、気軽に取り入れられるのも人気のポイントです。
他にもまだある！今注目の効果的な花粉症ケア
お茶や乳酸菌といったアイテム以外にも、花粉症のつらい症状を助けたり、免疫の働きを高めるアイテムがあります。
他のお茶をこだわって飲んでいる、乳酸菌を別のサプリメントで摂っているという場合には、こちらで花粉症対策を行ってみてはいかがしょう。
今回は、特に最近注目の2製品をご紹介します。
ヴェーダヴィ
自然のめぐみを大切にし、美容と健康を支える人気百貨店ブランドです。
日本橋三越、高島屋、伊勢丹など名だたる有名百貨店にお店を構えており、信頼性の高い製品です。
花粉症のつらい時期を助けるハーブティーやマヌカハニー、エッセンシャルオイルなどを取り揃えています。
また冷え、むくみ、デトックス、エイジングケアなど、花粉症以外にも女性に嬉しい商品が沢山あります。
3,240円以上で送料無料とあって、少量でも注文しやすい通販店です。
センシニティカプセルベーシックグリーン
今注目の「センシンレン」というハーブを使い、免疫機構やホルモンバランスに働きかけるサプリメントです。
花粉症のほか肌荒れ、便秘、肌の衰え、冷え性、寝つきの悪さなど、多くの悩みに効果を発揮します。
徹底した品質管理の下で安心の国内製造を行っており、品質面もバッチリです。
他の花粉症対策サプリメントに比べて少しお値段が高めですが、定期購入は38～50%OFFで購入でき、さらにいつでも注文の変更・休止ができます。
日常生活のちょっとした工夫で花粉症を対策・改善！
鼻や目など様々な所に症状が出て、かなり億劫な花粉症ですが、外出時に着る洋服に気をつかったり、帰宅時には花粉をとってから家に入る、健康な食事を心掛けるなど、毎日の生活で少し花粉について気を付けるだけでも症状を軽減することはできます。
また、お茶やサプリといった花粉症の薬をあまり使いたくない人向けの花粉症対策グッズを使って体の内側から花粉への抵抗力を身に着けるのもアリでしょう。
まだ花粉症になっていない人でも、花粉に触れる機会が多いと発症する可能性があるので、日頃から対策しておくことをオススメします。
